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なぜ人は孤独を苦しいと感じてしまうのか…神経学者が解説「脳内のおしゃべり」がもたらす不幸のメカニズム

プレジデントオンライン / 2024年8月11日 9時15分

※写真はイメージです - 写真=iStock.com/AH86

幸せな人生を送るためにはどうしたらいいのか。スタンフォード大学脳神経外科部臨床教授のジェームズ・ドゥティさんは「自分に向かって習慣的にネガティブな言葉を投げかけることはやめたほうがいい。なりたい自分をイメージして、脳が必要な情報を受け取れるようにすることが大切だ」という――。

※本稿は、ジェームズ・ドゥティ『スタンフォードの脳神経科学者が証明!科学がつきとめた「引き寄せの法則」』(SBクリエイティブ)の一部を再編集したものです。

■孤独を感じるのは「ぼんやり」しているとき

脳内のネットワークのなかで、もっとも詳しく研究されているのがデフォルトモード・ネットワーク(DMN)だ。解剖学的には内側前頭頭頂ネットワーク(M-FPN)とも呼ばれていて、内側前頭前皮質と、それに隣接する前帯状皮質、後帯状皮質、楔前部(けつぜんぶ)、角回(かくかい)で構成されている。

基本的にDMNとは、人が内側に向かって集中しているときの脳の活動のことだ。目覚めた状態で休息している、ぼんやりと考えごとをする、思い出にふけるときの脳が、このDMNの状態になっている。

DMNで可能になるのが、「自己参照のプロセス」、つまり自分自身をふり返ることだ。

ある意味で、これは「自分についての物語」を紡(つむ)ぐことだとも言えるだろう。長期記憶のなかに保存されている過去の記憶を掘り起こし、自伝のなかに統合していく。そうすることで、それぞれの記憶について一人称の語りが可能になる。

DMNの脳は、精神のタイムトラベルを経験している。過去の出来事を思い出し、そして将来に起こるかもしれない出来事を予想する。それに加えて、他者についてどう考えるかということもDMNの役割だ。他者が何を考えているのかを考え、他者の感情を理解して共感し、ある態度や行動が正しいかどうかを判断し、さらには社会的な交流がないときに孤独を感じることにもDMNがかかわっている。

日常生活でDMNの活動が意識できるのは、たいてい何か具体的なタスクに従事せず、心のなかで絶え間ないおしゃべりが続いているときだ。

■危険な「内なる批判者」の存在

DMNに関する初期の研究でわかったのは、何か目標があるタスクを行っているときは活動しないということだ。そこでDMNは、「タスクネガティブ・ネットワーク」というあだ名で呼ばれることになる。

しかし現在、そのあだ名は誤解を招くということで使われなくなった(vi)。実際はDMNの状態にある脳も、内向きの目標があるタスクだけでなく、概念にかかわる認知タスクにも従事しているからだ。そして外向きのタスクに従事するときになると、DMNはコメンテーターのような役割を果たし、自分のパフォーマンスについて何を思ったかということを詳細に伝えていく。

人間にとってもっとも危ない精神の状態の1つは、自分に向かって習慣的にネガティブな言葉を投げかけることだ。これは「内なる批判者」とも呼ばれている。神経科学の観点から説明すると、この内なる批判者は、DMNと交感神経系の不幸なコラボレーションということになる。

DMNが交感神経系のストレス反応と結びつくと、自己意識が機能不全のような状態になってしまう。ここでとくに重要なのは、DMNと脳内の注意ネットワークが負の相関関係にあるということだ。つまり、DMNが活発になるほど、注意力は低下する。この本で紹介しているプラクティスには、DMNの活動によって自己意識が高まりすぎるのを防ぐという目的もある。

■DMNの働きが「自己」の基盤

DMNは、マニフェステーション(願望実現)において2つの力強い教えをわたしたちに与えてくれる。

深く考える女
写真=iStock.com/recep-bg
※写真はイメージです - 写真=iStock.com/recep-bg

1つは、とりとめもなく考えごとをするという状態があることからもわかるように、脳の認知は「いま、ここ」で起こっている出来事だけにつなぎ止められているわけではないということ。この本でも、五感で知覚していることから意識を意図的に切り離し、想像のなかの未来で経験することと意識を結びつけるというプラクティスを紹介している。

もう1つは、ぼんやりと考えごとをしているときの脳は、想像をより具体化しているということだ。そしてこれが、自分の内部で感じる「自己」の基盤になっている。自己意識はたしかに日々の社会生活で欠かせないものだが、いわゆるフローの状態を大きく阻害するという問題もある。ビジョンがまるで現実であるかのように体験するには、フローの状態になることが不可欠だ。そのため、自己意識のボリュームを下げる方法を学ばなければならない。

■自分に価値あるものを識別するシステム

顕著性ネットワーク(SN)とは、脳が「何が大切か」ということを決めるために使う認知システムだ。

あとでさらに詳しく見ていくが、脳はつねに膨大な量の情報を受けとっている。具体的には、1秒間に600万ビットから1000万ビットだ。そのうち意識的に処理できるのは、1秒間にわずか50ビットにすぎない。これはつまり、脳が受けた刺激の99.9995パーセントは、無意識のうちに処理されるということだ(※1)

脳は内部からも外部からも刺激の集中砲火を浴びている。そんな状況で、いまの自分にとってもっとも大切な情報を見分け、それに沿った行動を選ぶのが顕著性ネットワークの仕事だ。

顕著性ネットワークは、脳に入ってくるすべての情報をフィルターにかけ、重要度に沿って優先順位を決めている。また、情報の矛盾や食い違いに気づくのも顕著性ネットワークの役割だ。

わたしたちの潜在意識には、自分にとって価値のあるもの、自分が注意を向けるものを識別するシステムが備わっている。このシステムが、顕著性ネットワークによる情報の選別にも影響を与えているのだ。

いくつかのエビデンスによると、不安、抑うつ、痛み、アルコールや薬物の濫用などが、顕著性ネットワークに不具合が起こる大きな要因になっていると考えられている。衝動的な思考によって、注意が自分で意識した方向からむりやり別の方向に引っぱられるからだ。

※1 Bob Nease, The Power of Fifty Bits: The New Science of Turning Good Intentions Into Positive Results. (New York: Harper Business, 2016).

■どのように重要度を判断しているのか

顕著性ネットワークは、脳に入力されるすべての情報のなかから顕著な情報を抽出する。何が顕著であるかはたいてい文脈で決まり、目新しさや意外性がカギになるのだが、自分が意識して「これが重要だ」と判断したものに注意を向けることもある。

虫眼鏡で芽吹く木を見つめる少女
写真=iStock.com/Hakase_
※写真はイメージです - 写真=iStock.com/Hakase_

顕著な情報とは、ぼんやりした背景のなかでパッと目立つ特徴をもつ情報のことだ。人間が情報を処理する能力は限られている。ある状況で入力されるすべての情報に注意を向けることは不可能だ。

あとでまた詳しく見ていくが、どの思考やアイデア、意図が顕著な存在になっているかということが、どの情報がもっとも意識されやすいかということを決め、ひいてはそれがその人の世界観にもっとも大きな影響を与えていくのだ。

■偏桃体が活性化すると判断を誤りやすい

顕著性ネットワークを構成する脳の部位は、前島(ぜんとう)とそれに隣接する下前頭回(かぜんとうかい)、前帯状回背側部、そして扁桃体だ。

まず前島がボトムアップで情報の矛盾や食い違いをスキャンし、そして矛盾を検知すると、脳のさまざまな部位から必要なリソースを動員して対応する。前帯状回背側部の役割は、感情の状態と葛藤を評価すること、そして感情面での食い違いを検知したときにトップダウンの処理を行うことだ。

腹外側前頭前皮質の一部である左側の下前頭回は、新しく入力された情報を吟味し、すでに脳内に存在するネットワークとの関連から意味を再評価することによって、その情報を既存の内部モデルに同化させる手助けをする。

扁桃体は交感神経系の一部であり、危機を検知する働きをする。危機への反応として扁桃体が活性化すると、セントラル・エグゼクティブ・ネットワークとデフォルトモード・ネットワークにネガティブな影響を与える。

すべてが順調に動いている状態なら、これらの構造が協力して、何か顕著な存在を見つけようとする。しかし、現在の状況に何らかの問題がある、あるいは過去のトラウマを思い出しているなどの理由でストレス反応の影響下にあると、顕著性ネットワークは、ある特定の内部や外部の出来事に対して誤った判断を下してしまうかもしれない。そしてその結果、不適切な自律神経の反応や行動につながるのだ。

扁桃体
写真=iStock.com/Dr_Microbe
※写真はイメージです - 写真=iStock.com/Dr_Microbe

■人間は大量の情報を見逃す

人間の脳と神経系は、身体の内部からも外部からも、手に負えないほど膨大な情報を受けとっている。そのすべてに意識的な注意を向けるのは不可能だ。

そこで人間は、貴重な顕在意識を温存するために、潜在意識の力を使って急を要さない情報をすべて自動的に処理できるようになった。その結果として起こるのが、あまりにも大量の情報を見逃してしまうという事態だ。たとえすぐ目の前で起こっていても、まったく気づいていないということさえある。

心理学の世界には、「見えないゴリラ」、あるいは「選択的注意テスト」と呼ばれる有名な実験がある。実験の参加者は、2つのグループに分かれた学生がバスケットボールを投げ合う動画を見せられる。1つのグループは黒のTシャツを着て、もう1つのグループは白のTシャツを着ている。

参加者は2つの指示のうち、どちらか1つの指示を与えられる。黒Tシャツ(あるいは白Tシャツ)のチームが実施したパスの回数をかぞえるという指示か、すべてのパスのなかからバウンドしたパスの数だけをかぞえるという指示だ。そして動画の途中で、ゴリラの着ぐるみを着た人が学生たちの間を歩くシーンが流れる。

動画が終わると、研究者は参加者に、動画のなかで何か変わったことはなかったかと尋ねる。すると驚いたことに、ゴリラの登場を指摘しなかった人は、じつに参加者の50パーセントにもなるのだ。

この実験からわかるのは、「方向性注意」、あるいは「非注意性盲目」と呼ばれる現象の本質だ。パスの回数をかぞえること(意識的に自分の注意を向けている顕著な存在)に集中していると、それ以外の出来事に気づかなくなる。

どんなに異常なこと、普通ではないことが起こってもそうなのだ。この実験はまた、知覚のインプットが多すぎる状態になると、何が見えていないのかということにも気づかない、ということも教えてくれる。

■注意の集中を担う脳のネットワーク

顕著性ネットワークのなかに、注意の集中という役割を担っているもっとも重要な部分がある。それは「注意ネットワーク」(AN)と呼ばれ、「腹側注意ネットワーク(VAN)」と「背側注意ネットワーク(DAN)」という2つの部分を含む。

基本的に、これらのネットワークの仕事は、どのように注意を払うかを決めること、そして目の前のタスクから注意をそらすのを許可するかどうかを決めることだ。

背側注意ネットワークは別名「タスク・ポジティブ・ネットワーク」とも呼ばれ、これは「認知タスクを遂行中に活動するネットワーク」という意味だ。このネットワークで何かに注意を向けるときは、自発的、かつトップダウンで行われる。

もう一方の腹側注意ネットワークのなかでは、頭頂間溝(とうちょうかんこう)と前頭眼野と呼ばれる部位が、視覚を司る脳の部位に影響を与えている。これらの影響を与える要素によって注意の方向性が決められているのだ。腹側注意ネットワークに含まれる主な部位は、側頭頭頂接合部と、右脳の腹側前頭皮質だ。これらの部位は、行動するうえで重要な刺激が予想外に発生すると反応する。

腹側注意ネットワークは、何かに意識を集中させ、トップダウンの処理が行われている間は発動しないようになっている。たとえば、視覚を使って何かを探しているようなときだ。

このおかげで、目標に向かって注意力を発揮しているときに、関係ない刺激によって注意が阻害されるのを避けることができる。探しているものが見つかるか、あるいは探しているものと関連のある情報が見つかれば、腹側注意ネットワークは再び活動の状態になる。

■脳の中にいるCEO

脳の作業記憶とは、必要な情報を一時的に保存しておくスペースのことだ。セントラル・エグゼクティブ・ネットワーク(CEN)は、この作業記憶に保存されている情報を維持・操作する役割を担い、それに加えて、目標に向かう行動を遂行するときの意思決定や問題解決にも責任がある。

人工知能のコンセプト
写真=iStock.com/metamorworks
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これはたとえるなら会社のCEOのような存在だ。会社ではCEOが命令を出し、組織全体が向かう方向を決めている。デフォルトモード・ネットワークは覚醒した休息のときに活性化するが、一方でセントラル・エグゼクティブ・ネットワークは認知的にも感情的にも難しい活動を行っているときに活性化する。

CENの主な部位は、背外側前頭前野と、後外側頭頂野だ。背外側前頭前野は作業記憶のなかにある情報を操作し、その反応としてどんな行動が可能かを吟味する。後外側頭頂野は五感からの情報と体内の知覚を統合し、注意に持続性をもたせている。CENの機能低下は、抑うつや、そのほかさまざまな認知障害と関連があるとされている。

CENは、わたしたちが賢明で適切な決断を下すのを助けてくれる。それだけでなく、感情を制御するために必要なトップダウンの処理にも、CENの助けが必要だ。

正常に機能しているCENは、冷静で、地に足の着いた大人に似ている。癇癪(かんしゃく)を起こしている子どもに冷静に語りかけ、神経を落ち着かせることができる。意図を潜在意識に埋め込みたいなら、心理的・感情的に安定した状態になることが不可欠だ。

■願いを叶えられる脳の状態

最大出力のパワーでマニフェステーションを実現するには、4つのネットワークが効果的に連携し、優雅なチームプレーを発揮する必要がある。

理想的な協力関係にあるとき、顕著性ネットワークと注意ネットワークが力を合わせ、いま受けている刺激(この場合はわたしたちの欲求を表現した意図)にはより高度な認知処理が必要だと判断する。この連携がセントラル・エグゼクティブ・ネットワークを活性化し、同時に脳内でずっとおしゃべりをしていたデフォルトモード・ネットワークのスイッチを切る。

その結果、自己意識にじゃまされることなく、自分の意思で思考を操作できるようになる。ネットワークの連携プレーによって、意図を潜在意識に埋め込むための通り道が開かれ、そしてその結果、脳内にある膨大なリソースを意図の実現のために使えるようになるのだ。

ヨガ
写真=iStock.com/AzmanJaka
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■安全で脅威のない環境が不可欠

問題は、潜在意識の門番である交感神経系だ。

ストレス下では交感神経系が過活動の状態になり、デフォルトモード・ネットワークが乗っとられるというエビデンスがある。通常であれば、自己をふり返るという作業はデフォルトモード・ネットワークが調停し、安全な環境で行われるのだが、刺激に対して敏感になってしまうのだ。

その結果、「自己」の感覚が脅威にさらされ、不安で傷つきやすくなり、脳内のおしゃべりが異常に増え、セントラル・エグゼクティブ・ネットワークのスイッチを入れることができなくなる。すると、効果的な認知の働きと、意図の潜在意識への埋め込みが阻害され、感情を制御する能力も低下する。

つまり、意図を潜在意識に埋め込み、マニフェステーションを実現するには、安全で、脅威のない環境が不可欠だということだ。そのような環境であれば、脳の力を最大限に発揮することができる。身体がリラックスし、そして内部の脅威も外部の脅威も少なくなるほど、交感神経系のじゃまが少なくなり、デフォルトモード・ネットワークによる過剰な脳内のおしゃべりも少なくなる。

■交感神経と副交感神経のバランスを整えよう

魚類や爬虫類の子どもは、生まれた瞬間から自分の力で生きていけるようになっているが、わたしたち哺乳類のほとんどは、かなり長期間にわたって養育してもらわなければならない。哺乳類の子どもには、自分を守り、食べものを与え、安全な環境を整えてくれる存在が必要だ。そのため哺乳類は、人に近づき、人とつながることが可能になる生理学的な特徴を備えるように進化してきた(※2)

とくに大きな進化の1つは、背側迷走神経の発達だ。背側迷走神経は有髄副交感神経系のなかにあり、臓器と中枢神経系をつないでいる。この進化が重要なのは、親子の結びつきや養育本能の基盤になるからだ。それがひいては、他者への思いやりを感じる神経の通り道が開かれることにつながっている。

有髄副交感神経系のこの部分は、いわゆる「グリーンゾーン(交感神経と副交感神経のバランスが最適な状態)」の基盤になる。わたしたちはこのグリーンゾーンに入ると、心を落ち着かせ、集中し、フローの状態を経験し、さらに他者に寄り添ってケアすることができる。

グリーンゾーンはまた、顕在意識を活用して目標を視覚化し、目標の達成を目指すのにもっとも適した状態でもある。

副交感神経系のスイッチが入り、迷走神経が活性化すると、グリーンゾーンに入ることができる。これは以前にも出てきた「休息と消化」の反応と同じだ。このようなウェルビーイングの状態になると、全般的な健康状態が向上し、オキシトシンのような有益なホルモン(身体の免疫力を高める働きがあるホルモン)が分泌され、フローの状態になることによって学習効果、批判的思考(クリティカルシンキング)、創造性が向上する。つまり、全般的に人生が最適化されるということだ。さらにこの状態になると、脳の高次機能を司る皮質がハンドルをにぎるので、マニフェステーションも可能になる。

ジェームズ・ドゥティ『スタンフォードの脳神経科学者が証明!科学がつきとめた「引き寄せの法則」』(SBクリエイティブ)
ジェームズ・ドゥティ『スタンフォードの脳神経科学者が証明!科学がつきとめた「引き寄せの法則」』(SBクリエイティブ)

副交感神経系によってもたらされるのは、自分の感情、記憶、計画を処理する能力だ。

その結果、わたしたちはより思慮深くなり、自分が経験していることに対してより適切に反応できるようになる。こうやって物事を広い視野から眺める能力は、自分が世界をどのように見るかということを自分の意思でコントロールするうえで欠かせないカギになる。

自分の反応を自分で選ぶことができれば、その選択がわたしたちの肉体に影響を与え、それがさらに周囲の環境に影響を与える。それによって、まわりの環境がわたしたちにどう反応するかということが、決まるのだ。

※2 James N. Kirby, James R. Doty, Nicola Petrocchi, & Paul Gilbert (February 2017). “The Current and Future Role of Heart Rate Variability for Assessing and Training Compassion.” Frontiers in Public Health 5(3). 

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ジェームズ・ドゥティ スタンフォード大学脳神経外科学部臨床教授
ダライ・ラマが創設の援助をした「コンパッションと利他主のための研究と教育センター(CCARE)」でディレクターを務める。同センターで、コンパッションと利他主義、そして両者と脳の関係について研究。ダライ・ラマ基金元理事長、チャーター・フォー・コンパッション副理事長。著書の『スタンフォードの脳外科医が教わった人生の扉を開く最強のマジック』(プレジデント社)はニューヨーク・タイムズ・ベストセラーに選出され、40の言語に翻訳されて世界的なベストセラーになった。K-POPスターのBTSのアルバム『LOVE YOURSELF 轉 'Tear'』は、この本に触発されて生まれている。

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(スタンフォード大学脳神経外科学部臨床教授 ジェームズ・ドゥティ)

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