うつ・発達障害の社会人の方向けの新しい学びの場『キズキビジネスカレッジ』開校
PR TIMES / 2019年3月19日 16時40分
特性に応じた専門性を伸ばし、創業起業や外資・ベンチャーへの就職を支援するビジネススクール
キズキグループ(株式会社キズキ・NPO法人キズキ、代表:安田祐輔、本社:東京都渋谷区、以下「キズキ」)は、うつ病など精神疾患、また発達障害の社会人の方向けの学びの場として、『キズキビジネスカレッジ』を平成31年4月1日に新宿区にて開校致します。
[画像: https://prtimes.jp/i/41906/1/resize/d41906-1-608477-0.png ]
◆『キズキビジネスカレッジ』概要
『キズキビジネスカレッジ』(以下、本カレッジ)は、うつ病を始めとする精神疾患や発達障害のために職場に適応し辛くなり退職を選択した方、また、それらの疾患や障害のために大学等教育機関を卒業後も就労が出来ずにいる方など、何らかの理由で「働くことを一度は諦めた方」向けに、ハイレベルなビジネススキルを身につけて頂くためのスクールです。
◆『キズキビジネスカレッジ』開校のねらい、背景
精神疾患や発達障害のため職場に適応しづらい方の中には、教育水準が高く、本来は高度な専門性を発揮できる方もいらっしゃいます。しかしながら一度働くことを諦めてしまうと、働くことへの自信や自己肯定感が失われ、結果として就労意欲の低下や精神疾患の悪化を招くケースが少なからず起きうるのが、現在の日本社会の状況です。
また、現在の障がい者雇用市場は、一般的な雇用市場と比べると、職種、雇用形態、給与水準の選択肢が限られている状況です。募集職種は「事務職」が8割を占めており(キズキグループ独自の調査による結果)、就業している精神障がい者のうち無期契約の正社員は32.0%、1ヶ月の平均賃金は15万9千円となっています(厚生労働省「平成25年度障害者雇用実態調査結果」より)。
とはいえ、再就職を見据えて就労訓練を受けようとしても、結果としてその内容は比較的単純な軽作業が多く、より本人に合った職種、雇用形態、給与水準等が実現できる一般雇用枠での就労も視野に入れてスキルや能力を習得していきたい方への支援は必ずしも充分とは言えません。
利用者ご自身が、自身の強み・弱みなど「特性」の自己理解を深め、働く上で有用な新しい「専門性」としてビジネススキルを身に着け、ビジネスの世界で活躍できる人材となることをサポートするために、本カレッジは開校致しました。
◆『キズキビジネスカレッジ』の特徴
1.自身のキャリアを振り返り、自身の特性(強み・弱み)を深く理解できる
利用者ご自身の「得意・不得意」を見極めることを重視しています。
職員による継続的なキャリア相談や「自分の取扱説明書」の作成によってこれまでの自身のキャリアを振り返るだけでなく、他の利用者とともにWebライティングに取り組むなど、チームワーク・チームビルディングを学ぶプロジェクトを実践することにより、チームで働く際の自分自身の強みを活かせる役割なども把握頂けるプログラムをご提供します。
各プロジェクトを通して、自身の特性を深く理解し、併せて、他者にも説明できるような客観性を身に着けていただくことで、将来的なキャリア選択に役立てることができます。
2.多種多様なビジネススキルを習得できるプログラムが受講可能
多種多様な講座を提供することで、自らの力で自身に合ったスキルや伸ばすべき能力を見定め、過去の挫折や失敗経験により失われた自己肯定感を回復できるようになることを重視しています。
会計・ファイナンス、IT/Web、Microsoft Office、マーケティング等、豊富なビジネススキルプログラムの中から各人の興味や特性に合わせた講座を受講頂くことで、より利用者ご本人の特性にあったビジネススキルを強みとして身に着けて頂くことができます。
例えば、IT/Web分野では、株式会社UZUZ様よりeラーニング就業サポート「ウズカレオンライン」をご提供頂きます。
株式会社UZUZ様は、第二新卒・既卒・フリーター・ニートの方を中心とした20代の若者向けに就業サポートを行っています。「ウズカレオンライン」は、株式会社UZUZ様がユーザーである若者向けに提供しているeラーニングサービスとなります。「今後もニーズが伸びる職業」でありながら、その学びを得る場が足りておらず、人材が不足している職種を対象とした学習支援により、プログラマー、インフラエンジニア、Webマーケターといった、IT/Web系人材としてのキャリア構築に向けた第一歩を踏み出すことが可能です。
3.創業・起業や外資・ベンチャー企業へ就職等、障がい者雇用に囚われない働き方を選択可能
利用者の方が実際にキャリアを選択する際に、障がい者雇用の枠に囚われない形での大企業や中小・ベンチャー企業への就職、フリーランスとしての創業、また起業など、利用者ご自身の特性に合わせたキャリア選択が実現可能なようにサポート致します。
在籍段階から外部企業へのインターン、オンラインで外部から業務を受注するなど、本カレッジが提供する「実践の場」にて経験を積んで頂いた上で、民間人材会社やハローワークとの連携、本カレッジ独自の受け入れ企業様の開拓、創業支援等を通し、利用者の希望に合わせた「新しいチャレンジの場」が選択可能なように取り組んでまいります。
◆キズキグループについて
キズキグループ(株式会社キズキ、NPO法人キズキ)は、「何度でもやり直せる社会をつくる」をビジョンに掲げ、不登校・引きこもり・中退・発達障害など、困難を経験した方向けの事業を展開中です。不登校・引きこもり等を経験した方向けの学習支援を行う個別指導塾『キズキ共育塾』は、東京・神奈川・大阪にて5校舎を展開し、「学び直し」を通して人生を前に進めたい約450名の生徒さんに、学習の機会を提供しています。
また、全国各地の自治体(東京都新宿区、足立区、大阪府吹田市等)から委託を受けて就労支援や低所得世帯の子どもたちの学習支援を行う「行政委託事業」や、全国の専門学校や大学と提携し中退予防を目的とする「中退予防事業」なども展開しております。
今後もキズキグループは、過去8年間で5000人以上の困難を抱える方々への支援を活かし、本カレッジの開校を始め、『キズキ共育塾』の校舎数増加など、新しい動きを積極的に展開し、様々な理由で躓いてしまった日本各地に生きる方々が「何度でもやり直せる社会」を実現するため、事業展開を進めてまいります。
◆『キズキビジネスカレッジ』のHP
こちらのURLより、御覧ください。
https://kizuki.or.jp/kbc/
◆『キズキビジネスカレッジ』ご利用をご検討中の方へ
現在、ご利用をご希望の方の無料相談を受け付けております。下記フォームからお問い合わせ下さい。
https://kizuki.or.jp/kbc/contactform/
◆株式会社UZUZ様によるeラーニング就業サポートシステム「ウズカレオンライン」リリース
https://uzuz.jp/news/release_190319/
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
ニューロダイバーシティの社会的包摂推進を目指すコンソーシアム「ニューロダイバーシティ&インクルージョン フォーラム」にパートナーとして協賛。5月17日(金)開催のキックオフセミナーに登壇
PR TIMES / 2024年4月25日 14時15分
-
障がい者福祉で様々な社会課題解決へ 通算16棟目となる個別サポート付き住宅『キノッピの家 本郷』が5月1日(水)よりオープン
PR TIMES / 2024年4月19日 12時45分
-
多様性ある職場をメタバースで実現!障がいのある社員の実用を進める「実践型障がい者雇用メタバースサービス」のメディア発表会を開催しました
@Press / 2024年4月19日 11時0分
-
【重度身体障がい者の就労をテレワークで推進するスタッフサービス・クラウドワーク】「東京・神奈川エリア」を新設、4月11日から採用活動スタート 東京都、神奈川県で完全在宅就労を4月2日に「開所式」を開催
PR TIMES / 2024年4月12日 12時45分
-
【スターティアウィル】就労移行支援事業所 ウィルチャレンジを4月1日より営業開始
PR TIMES / 2024年4月1日 11時15分
ランキング
-
1米ファンドに日本KFC売却=三菱商事、来月にも
時事通信 / 2024年4月26日 20時17分
-
2円安、物価上昇通じて賃金に波及するリスクに警戒感=植田日銀総裁
ロイター / 2024年4月26日 18時5分
-
3突然現場に現れて「良案」を言い出す上司の弊害 「気になったら即座に直したい」欲求への抗い方
東洋経済オンライン / 2024年4月26日 9時0分
-
4「加賀屋」50歳の元若女将が選んだ"第2の人生" 震災からの復興への道、仕事術について聞く
東洋経済オンライン / 2024年4月26日 13時0分
-
5なぜ歯磨き粉はミント味? ヒット商品の誕生には「無駄」が必要なワケ
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年4月26日 8時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください