Quantum Automation Pte Ltdの株式の取得(子会社化)に関するお知らせ

シンガポールを中心にビルディングオートメーション事業を展開する現地法人を取得。東南アジア地域での業容拡大を図る。

東テク株式会社（本社：東京都中央区、代表取締役社長：長尾克己）は、Quantum Automation Pte Ltd（本社：シンガポール、以下「QA社」）の株式を取得し、同社及びその子会社（以下、総称して「QAグループ」）を子会社とすることを決定しました。




１．株式の取得の理由
　QA社は、シンガポールに本社を構え1979年の設立から40年以上にわたり、シンガポールを中心に東南アジア各国においてビルディングオートメーション事業（計装事業）を展開している企業であります。QAグループは豊富な施工実績を有するとともに、自社ブランドのビルディングオートメーションシステム及びコア・プロダクトであるDDC（注）を独自に開発する等高い技術力を有しております。
　また、QAグループは、システム提案から施工・保守・メンテナンスまで一貫して提供できる事業体制を構築しており、シンガポール政府の各機関等からも高い評価を得ている優れた技術企業集団であります。
　かかるQAグループを当社の傘下に加えることで、当社グループのインドネシア現地法人PT. Prima Totech Indonesiaとの連携を含め、今後高い経済成長を背景に旺盛な建設需要が期待される東南アジア地域での業容拡大を図ることができると考えております。
　QAグループを傘下に収めた後は、当社グループが国内の事業で培ってきた営業力とQAグループの技術力を掛け合わせることで、ビルディングオートメーション事業はもとより機器販売事業及びエネルギーソリューション事業においてもシナジーの創出を図り、当社グループの海外事業をこれまで以上に本格化させて参ります。

(注)「DDC」とは「Direct Digital Controller」の略で、主に建物に組み込まれている空調設備、電気設備等を制御する装置を指します。


２．Quantum Automation Pte Ltd（QA社）の概要
[画像1: https://prtimes.jp/i/78995/2/resize/d78995-2-479302-5.png ]

(注)日本円の金額への換算には、一律「1SGD＝80円」の換算レートを適用しております。


３．株式取得の相手先の状況
[画像2: https://prtimes.jp/i/78995/2/resize/d78995-2-592360-1.png ]



４．取得株式数、取得価額及び取得前後の所有株式の状況
[画像3: https://prtimes.jp/i/78995/2/resize/d78995-2-639007-2.png ]

(注)QA社株式の取得の対価については、4,000百万円を取得前一定期間の平均為替相場により換算した米ドル額にて支払う約定としております。このため、実際に当社の帳簿に計上されるQA社株式の取得価額は、為替相場の変動の影響により4,000百万円より増減する可能性がございます。


５．株式取得の日程


[画像4: https://prtimes.jp/i/78995/2/resize/d78995-2-590410-3.png ]



６．今後の見通し
本件株式取得が2022年３月期の当社グループの連結業績に与える影響につきましては、2021年
５月14日に公表予定の2022年３月期 連結業績予想に織り込む予定であります。


＜ご参考＞

【東テク株式会社 会社概要】
◆本社所在地：東京都中央区日本橋本町3-11-11
◆代表者：代表取締役社長　長尾　克己
◆事業内容：空調機器・設備関連機器の販売、ビルディングオートメーションの設計・施工・メンテナンス
◆企業ＨＰ：https://www.totech.co.jp/

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