1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

日本発のグローバルスタートアップ支援へ - 「Asu Capital Partners」、シード期に特化した新ファンドを設立し投資を開始

PR TIMES / 2024年4月10日 14時40分

国内外の事業会社、海外ファミリーオフィスなどから出資を募り、“Japan to Global”を目指すシード期のスタートアップを支援

“Japan to Global”を目指す起業家を支援するベンチャーキャピタル、Asu Capital Partners(本社:東京都新宿区、代表取締役:夏目英男、李路成、略称:ACP)は、「アス・キャピタル・パートナーズ1号投資事業有限責任組合」(以下、ACP1号ファンド)を設立し、日本からグローバル市場を目指すシード期スタートアップの支援を開始しました。



[画像1: https://prtimes.jp/i/139202/2/resize/d139202-2-82e6f95958b6442a1aca-0.png ]

Asu Capital Partnersは、主にプレシード・シード期のスタートアップを対象にし、独自のファンドネットワークを用いて、日本からグローバル市場を目指すスタートアップを支援します。

一次募集では、株式会社MIXI、株式会社イード、株式会社吉銘、Yoren Limited、本田謙氏などの事業会社、エンジェル投資家のほか、海外ファミリーオフィスや海外著名ファンドのパートナーに出資いただいております。

▶︎Asu Capital Partnersの立ち上げ背景

日本政府による「スタートアップ5カ年計画」が掲げられてから1年強経ち、スタートアップ業界のグローバル化が急速に進んでいますが、依然としてグローバル市場にチャレンジするスタートアップが少ない中で、ACPはシード期からグローバルマインドセットを持ち、将来的には海外市場に照準を置くスタートアップを支援し、日本発グローバルスタートアップの輩出を目指しています。

本ファンドの設立前から、約1年かけてグローバル投資家とのネットワークを創り上げ、国内外でも複数の起業家コミュニティを立ち上げてきました。また、国外からもユニコーン起業家、投資家を日本にお招きし、日本のスタートアップとの交流の場を設けました。このような機会に触発された多くの起業家がグローバルを目指し、中には海外のトップティアVCから資金調達をした事例も創出してきています。

こういった活動に従事する中で、強く感じたのがグローバル投資家の日本に対する興味関心が高まっていたことでした。これまで、日本のスタートアップ市場は国内に留まることが多かったのですが、地政学の変動や、海外資金の流入によって、グローバル化が進み、明確に転換期を迎え始めています。また、投資家のみならず、市場のグローバル化が進むことによって、海外からも多くの起業家が来日し、「Born Global」なスタートアップも急増しています。

そんな時代下で、私たちは“Japan to Global”をファンドの軸として、支援をできるようなファンドを立ち上げたいと強く思い、多くの出資者にもご賛同いただき、ACP1号ファンドを立ち上げました。ACPとしても、この転換期の中で、自分たちの強みである「グローバル」を最大限に発揮して、シード期からしっかりとグローバルを目指す起業家を応援していきたいと思います。

最後に、ファンド名のAsu Capital Partnersという「Asu」の由来も、旧メソポタミア文明で使用されていたアッシリア語で、“東”または“日の出る場所”を意味し、アジア(Asia)の語源にもなった言葉です。ACPはそんな日の出る国である日本から、明日(Asu)の日本を代表するイノベーターたちを支援していきます。

▶︎“Japan to Global”を目指す起業家の皆さんへ

私たちにとっての“Japan to Global”は決してシード期から海外市場への参入を試みることではなく、シード期から「グローバルマインドセット」の獲得を目指すスタートアップや、日本国内の事業がメインでも、海外の投資家から資金調達を目指すスタートアップ、中長期的に海外市場への参入を試みるスタートアップを“Japan to Global”と定義しています。

創業初期の段階で、まだグローバル参入の解像度が高くなくても、事業アイデアや、海外市場への参入についてディスカッションをさせていただき、“Japan to Global”をご支援いたします。

また、ACPとしての出資は主にシード期となりますが、日本から世界への挑戦を志す起業家の応援を積極的にサポートさせていただきたいと考えておりますので、シード期ではないスタートアップで、グローバル参入を志す方はお気軽にご連絡ください。

▶︎スタートアップへの支援内容

1. 海外市場への参入サポート
ACPのパートナーと共に、海外市場の選定から、ヒアリング、企画立案、協業などを通じて、海外市場への参入をサポートいたします。

2. ネットワークアクセス
ACPが有する国内外のスタートアップ、事業会社、投資家、関連領域の専門家などのネットワークを提供し、事業成長を支援します。

3. 次回調達のサポート
次回以降の資金調達については、ACPが有する海外投資家ネットワークを用いて、事業展開している地域の投資家を積極的にお繋ぎし、資金調達をサポートいたします。

4. インキュベーション
まだ事業領域が定まっていないスタートアップでも、ACPとパートナー企業が展開するインキュベーションプログラムにて、事業・市場選定から、企画立案、協業、海外市場への参入を一貫して支援します。

5. インサイト提供
海外市場に関する一次情報をACPのみならず、パートナー企業、関連領域の専門家、連携している海外VCから提供し、不定期で壁打ち会を実施した上で、戦略から実行までのインサイトを提供します。

▼起業・資金調達に関するご相談は以下のメールもしくは代表のXアカウントまでご連絡ください。
会社メールアドレス:info@asu.vc
X(旧Twitter):
https://x.com/HideoNw (夏目)
https://x.com/lukeli_asu (李)

▶︎出資者からのコメント

株式会社MIXI
投資事業推進本部 投資事業部
平田 太一氏
夏目さん、李さんの“Japan to Global”というコンセプトに秘められた熱意と、これまで築かれてきたネットワークから見受けられる圧倒的な行動力に惹かれ、この度、LPとして参画に至りました。お二人のように海外における起業やキャピタリスト経験があるからこそできる投資や、起業家に対する価値提供があると信じております。10年後、Asu Capital Partnersが起業家や日本のスタートアップに対してどのようなインパクトを与えているのかを想像するだけでワクワクしています。また、初号ファンド組成時からMIXIがLPとして応援させていただけることを大変嬉しく思っております。

株式会社イード
執行役員 メディア事業本部 本部長
土本 学氏
全ての企業にとって“Japan to Global”が喫緊の課題である中で、その先陣を切ろうとするスタートアップを支援するAsu Capital Partnersの1号ファンドにLP投資家として参加できる事を非常に嬉しく思っています。あらゆる産業がクロスボーダー化し、地政学的に米国と中国の間にある日本が改めて投資先として世界的な注目を受けているタイミングであり、当に正鵠を射たチャレンジであると感じています。21ジャンルで79のメディアを展開し、様々な産業のマーケティング支援を展開しているイードとしても、新進気鋭のスタートアップと共に、日本の産業が世界に羽ばたく支援ができればと思っております。

株式会社吉銘
代表取締役社長
貝本 隆三氏
代表の夏目さんとの出会いは、お互いの出資先の起業家を通じてでした。地政学の変化において、今後のアジアの重要性等についての見立てがあまりにピッタリで、初回の打ち合わせが時間を忘れるほど多いに盛り上がったのが印象的でした。 今後複雑化を増す世界において、日本の若者の応援(スタートアップ投資)を通じて世界における日本のポジションを高めたいという高尚な理念が一致しまして、今回出資させて頂くことになりました。 ACPというファンドも今回がある意味ベンチャーとしての起業だと思いますので、今後特にアメリカを中心としたグローバル展開をご一緒に伴走させて頂けたらありがたいです。

Yoren Limited
CEO
金田 修氏
この度、ACPの設立時LPとして参画できることを大変嬉しく思います。
「文化と文化をつなぎ、人と人がわかりあえる世界をつくる」をビジョンに掲げるYorenは、日本発のスタートアップとして創業当初から海外市場での事業展開を志向してきました。その自らの経験から、多文化バックグラウンドやグローバルマインドを持つ起業家、“Japan to Global”を目指すスタートアップを支援するというACPの投資戦略は、Yorenと非常に親和性が高いと感じています。
また、Yorenは、中国デジタル領域における市場参入の戦略立案から実際の運営に至るまでの事業実績を活かし、事業パートナーとしてACP投資先企業の海外進出をサポートしていく所存です。この支援を通じて、ACP投資先企業および日本発スタートアップの海外展開に貢献していきたいと考えております。

フリークアウト・ホールディングス
代表取締役社長 Global CEO
本田 謙氏
「日本から世界への挑戦」。この難しい課題に対し、私自身も起業家として続けていますし、同じ思いをもつ若い起業家への投資や支援も行ってきたこともあり、ACPのコンセプトである“Japan to Global”には非常に共感する部分も多く、この度は投資家の一人として参画させてもらいました。ACPの皆様には、シード期から当たり前のように海外に挑戦するスタートアップ文化を、是非とも日本に根付かせてほしいと心から願っております。

▶︎チーム紹介
[画像2: https://prtimes.jp/i/139202/2/resize/d139202-2-c6d116bb123f82adee73-1.jpg ]

左から夏目 英男、李 路成

夏目 英男
1995年、東京生まれ。両親の仕事の関係で5歳で中国・北京へと移住。2017年、清華大学法学院及び経済管理学院(ダブルディグリー)を卒業し、同大学院公共管理学院(公共政策大学院)に進学。2020年に日本と東南アジアをベースとした独立系ベンチャーキャピタルであるEast Venturesに参画し、スタートアップ投資と投資先の支援業務などを行う。2023年にAsu Capital Partnersを共同創業。
X(旧Twitter):https://x.com/HideoNw

李 路成
1992年、中国・上海生まれ。2013年に早稲田大学政治経済学部へ進学。在学中に、留学生向け教育サービスを共同創業し、数億円の事業規模までに成長した後に株式譲渡をした上、卒業後リクルートへ入社。リクルートでは社内メディアのデジタルマーケティングやプロダクト改善に携わる。2020年1月よりYJキャピタル(現Z Venture Capital)に参画し、スタートアップ投資と投資先の海外展開などを担当。2023年にAsu Capital Partnersを共同創業。
X(旧Twitter):https://x.com/lukeli_asu

[画像3: https://prtimes.jp/i/139202/2/resize/d139202-2-cbd253beb112b255f8fd-2.png ]


Asu Capital Partnersのロゴも、シード期で最も大事である「人」という文字を左に据えて、日の出前ーーー夜明けの光として、グローバルという晴れ舞台にて活躍するスタートアップをご支援したいという思いを込めて制作していただきました。(制作者:郭 春佳)

▶︎会社概要

会社名:アス・キャピタル・パートナーズ株式会社
代表者:夏目 英男、李 路成
本社:東京都新宿区
運用ファンド:アス・キャピタル・パートナーズ1号投資事業有限責任組合
投資領域:“Japan to Global”を目指すオールジャンルのスタートアップ
投資ステージ:プレシードからシード期のスタートアップ
Webサイト:https://asu.vc
お問い合わせ先:info@asu.vc

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください