国内初！FTTH50Gbps規格のフィールド実証を2025年1月開始

CCJグループの株式会社エヌ・シィ・ティは、シンクレイヤ株式会社の協力のもと、サービス化を見据え、世界最速規格である50Gbpsサービスのフィールド実証を2025年1月に開始することといたしました。

　CCJグループの株式会社エヌ・シィ・ティ（本社：新潟県長岡市、代表取締役社長：今
泉道雄、以下「NCT」）は、放送・通信事業者のソリューションプロバイダであるシンク
レイヤ株式会社（本社：愛知県名古屋市、代表取締役社長：山口正裕、以下「シンクレイ
ヤ」）の協力のもと、NCT光50Gbpsコースのサービス化を見据え、PONテクノロジーで
の世界最速規格である50Gbpsサービスのフィールド実証を2025年1月に開始することと
いたしました。
なお、FTTH 50Gbps規格のフィールド実証は国内初の取り組みとなります。

　新潟県の中越・県央地域において光インターネットサービス（FTTH）を提供するNCT
は、2016年に新潟県内で初めての10Gbpsサービスを提供するなど、これまでも超高速イ
ンターネットサービスをいち早く提供してまいりました。
　今般のフィールド実証試験は、センター機器として50G-PON＆XGS-PON Comboカー
ド※1を実装したシンクレイヤブランドOLT【MA-5800-X7】※2を使用し、ユーザー側機器
として50G-PON ONU※3を使用いたします。
　NCTでは、既設のFTTH伝送路やダークファイバーを活用し、速度測定や各種機能の確
認、ユースケースの検証を行うほか、シンクレイヤからはシステムインテグレーションと
運用検証などの協力を得てフィールド実証を行う考えです。

　NCTでは、超高速インターネットサービス「NCT光」の提供をはじめ、地域情報の
発信を通じ、中越・県央地域の発展に寄与し、皆様に愛される企業であり続けるため、一
層努力してまいります。

※1：50G-PONは50Gbps の高速対称データ転送をサポートする規格です。XGS-PONは10Gbps の高　速対称データ転送をサポートする規格です。
※2：OLTは通信事業者のセンターに設置される終端装置です。光ファイバーから受信した光の信号を電気信号に変換したり、電気信号を光の信号に変換したりする役割があります。
※3：ONUは光回線を使用するユーザー宅に設置される機器です。光ファイバーから送られて来る光信号を電気信号に変換する機器です。

■ 株式会社エヌ・シィ・ティ（NCT）について
　株式会社エヌ・シィ・ティ(本社:新潟県長岡市)は、1989年にサービスを開始した有線テレビジョン放送事業・電気通信事業(インターネット、電話）を主な事業とする会社です。
　長岡市、三条市、見附市、小千谷市、燕市、柏崎市、加茂市、田上町、魚沼市、南魚沼市、出雲崎町、
十日町市、湯沢町にお住まいのお客さまに、多チャンネル放送（地上・BS・専門チャンネル）、インターネット、固定電話サービスを提供しており、約75,500世帯（2024年12月末現在）のお客様にご加入頂いております。テレビサービスでは地上デジタル11ch、12chを地域情報チャンネルとして‘自主放送’ ‘緊急放送’を行っています。

■ 株式会社CCJについて
株式会社CCJ（本社:三重県四日市市）は、地域密着型ケーブルテレビの連合形成を目指す、CTY(三重県四日市市) ・NCT(新潟県長岡市)・ CNS（三重県鈴鹿市）3社の統括運営会社です。

■シンクレイヤ株式会社について
シンクレイヤ株式会社（本社：愛知県名古屋市）は、1962年の設立以来、放送・通信業界に向けた製品とサービスを通じて、情報社会の発展に貢献してまいりました。
ケーブルテレビシステムに特化し、機器の開発・製造、システムの設計・施工・保守に至るまで、あらゆる業務を一貫してご提供しています。
近年では、新たな事業領域としてAR（拡張現実）を活用したソフトウェア開発にも取り組み、地域のDX推進を支援するサービスの構築にも注力しています。
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