【繊維リサイクル素材】程よい硬さの「ソフトタイプ」が誕生。新しい質感の再生繊維フェルトボード
PR TIMES / 2024年4月24日 11時45分
クッション性と繊維100%ならではの断熱性×吸音性で、ソファ・マットレス・パーテーションなどの製作が可能に。モノづくりの新たな可能性を広げる、新しいバリエーションの展開を開始しました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/130725/3/130725-3-c964ae90dc118b550b980c05b79735e4-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
原宿「ハラカド」4Fのパブリックスペース。Rebornfiber(R)ボードのソフトタイプを使用したベンチを導入いただきました。(design by SOLSO)
サーキュラーエコノミーの実現をミッションに掲げ、再生繊維フェルト(Rebornfiber(R))ボード(以下Rebornfiber(R)ボード)の展開を通じて、お客様のサステナブルな企業活動を支援する素材メーカー、株式会社GREEN FLAG(本社:兵庫県西宮市、代表取締役社長:安田 達生 以下GREEN FLAG)は、繊維リサイクル素材の用途拡大のため、クッション性を付与したソフトタイプの繊維ボード材を開発し、新たなバリエーションとして展開を開始いたしました。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/130725/3/130725-3-2173bee93263ff5b7b26584f1eede76a-3900x2890.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
写真は30mm厚のソフトタイプを8枚重ねて使用一般的な繊維ボードは硬質なものであることが多く、木材やパネル材の代替のような用途で使われることがほとんどでしたが、今回、独自のノウハウで開発したソフトタイプは、「硬すぎず、柔らかすぎない」絶妙なクッション性を生み出し、ソファの座面やマットレスとしても活用ができるようになりました。
Rebornfiber(R)ボード ソフトタイプの特徴
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/130725/3/130725-3-87da5391ea9a6acaceb46f0973c87c34-1800x600.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
体重を預けても沈み込みすぎない、適度な硬さに仕上げています
肉厚で程よい硬さのクッション素材
従来のRebornfiber(R)ボードは、融着繊維を熱プレスによって硬質化することで、木材のような加工に対応できる硬質なボード材でしたが、今回新たに開発したRebornfiber(R)ボードのソフトタイプは、特殊なプレスにより、これまでに無い新しい質感を生み出しています。体重を預けても沈み過ぎてしまうことはなく、高反発で心地のよい厚みと硬さを持ったクッション素材です。
断熱性×吸音性
繊維同士が絡みあうことで空気の層が生まれる多孔質な素材のため、熱伝導率は0.053W/(m・K)とグラスウール10Kに近い断熱性をもっています。また自動車内装材基準の吸音効果を生み出す製造技術を使用しているため、吸音材としての役割も果たします。
(※吸音材とは防音材の一種であり、音を吸収して反響音を減退させることで音を透過しにくくする素材を指します。単体使用ではなく遮音材との併用によってより高い防音効果を発揮する素材です。)
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=69treq6kHEo ]
壁に見立てたボックスの内側に素材を貼り外側からの音の聞こえ方を検証。※音量注意
循環資源化ができる
ソファやマットレスなど比較的大きな製品は、廃棄の際に環境負荷が大きくなりやすいものですが、Rebornfiber(R)ボードのソフトタイプを使用する場合、回収と循環の仕組み構築によってサーキュラーエコノミーの実現が可能になります。資源循環を前提とした製品設計を行うことで、回収後はまた新たな素材に形を変え、新しい用途としてお客様の企業活動にお役立ていただけます。
どんな活用ができるのか
前述の通り、クッション性を活かしてソファやマットレスの芯材として活用していただくことはもちろんですが、繊維リサイクルを象徴するような表面・断面のデザインを活かすことで、生活者に分かりやすい形でサステナビリティへの取り組みを伝える役割を担うこともできる素材となります。
それ以外にも、脚などのパーツを取り付け、オフィス・施設のパーテーションとして活用することや、万が一の災害時に備える避難所の防災マットとしての活用など、お客様が望むシーンに合わせた活用を叶えるため、仕様調整には柔軟に対応いたします。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/130725/3/130725-3-390a7bba697c904779098a01497bb165-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
会期終了後に分解しやすい構造で設計(design by SOLSO)[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/130725/3/130725-3-84416c6fc72924b25afce5af4b7c91b5-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
座面部分は摩耗を抑えるための特別な仕様で制作
再生繊維フェルト(Rebornfiber(R))ボードについて
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/130725/3/130725-3-b5f417bbfd84f145eaa81cc9156d8a0a-1280x800.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
左:混紡材を主原料にしたRDシリーズ/右:コーヒー豆の麻袋を主原料にしたRHシリーズ
再生繊維フェルト(Rebornfiber(R))ボードは、不用になった繊維廃棄物や古着、売れ残りの衣料品を主原料に水・接着剤不使用で作られた繊維100%の「新しい素材」です。活用用途に合わせて"厚み"と"硬さ"の調整が可能で、使用する原料によって唯一無二の表情が生まれます。雑貨、家具、サイン・ディスプレイから建築資材まで、アイデア次第であらゆるモノづくりの材料になるRebornfiber(R)ボードを多くの人に知ってもらい、使ってもらえる未来をつくることが廃棄繊維を減らすことにつながるとわたしたちは考えています。
現在ソフトタイプは別注対応となりますので、気になるお客様はGREEN FLAGのホームページよりお問合せください。
またGREEN FLAGでは、お客様がお持ちの廃棄繊維をお預かりして、オリジナルの原料でRebornfiber(R)ボードを製造することも可能です。こちらにつきましても、お気軽にご相談ください。
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/130725/3/130725-3-219862ee8d11dd5d8a0d7cafa71c38b2-600x250.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]株式会社GREEN FLAG
再生繊維フェルト(Rebornfiber(R))を主体とした環境ビジネスに関連する製品,関連機器,建材(含原料)の企画,開発,製造,販売及びソリューションの提供。
https://greenflag-corp.co.jp/
兵庫県西宮市与古道町3-29 イーストプラザ1‐2F
お問い合わせ窓口:横倉
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