宮城県産ブルーベリーの収穫後損失(食品ロス)を減らすため尚絅(しょうけい)学院大学と山元ヒルズファームが産学共同で商品開発開始
PR TIMES / 2024年12月25日 14時15分
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弊社代表小林の大学での講義の様子
ブランド苺「ヒルズいちご」を生産するいちご農家、株式会社山元ヒルズファーム(所在地:宮城県亘理郡山元町、代表取締役:小林幸男)は、ブルーベリーの収穫後損失を減らすために、尚絅学院大学(宮城県名取市)とブルーベリーの加工商品の共同開発プロジェクトをスタートします。2024年11月25日、尚絅学院大学において代表取締役 小林幸男が講義を行いました。
大学との共同開発の理由
今年は猛暑が続いたため、ブルーベリーの花が実をつける前に落ち、予定の収量に届きませんでした。少ない収量を一粒も無駄にしないための取り組みです。
より多くのバリエーションでの消費パターンを提供することで消費量との商品価値を高めるためには、加工品の開発が不可欠です。また、私たち農業者が学生と関わり、食品ロスを伝えることで一人でも多くの若者が国を支える根本である一次産業の重要性を伝えることができます。
プロジェクトでは、従来の生食用としてのギフト販売に加え、新たな加工品を通じて市場を広げることを目指します。尚絅学院大学 総合人間科学系 健康栄養部門の学生が栄養バランスに配慮した商品を企画します。学生(Z世代)の視点を取り入れることで、時代のニーズに合った商品が誕生することを期待しています。
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実際にブルーベリーを試食
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甘さに驚いてる様子
開発商品は多岐にわたり、ペット用やホテル向けを始め、高齢者が増加する時代に合わせ栄養価が高く食べやすい高齢者向けの商品開発も行います。フルーツを使った商品は、栄養面で高齢者の健康を支え、さらに食事を楽しむ手助けになるためです。
このプロジェクトを通じて、幅広い層に対応する商品を開発しブルーベリーの市場価値を一層高めて参ります。持続可能な農業を実現しながら、未来に残せる商品を作るプロジェクトの目的は、食品ロスの削減と付加価値のあるブルーベリー加工品を開発することです。
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大学の風景
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大学の風景
山元ヒルズファームと尚絅学院大学による「ブルーベリー商品開発プロジェクト」について
赤坂和昭教授 尚絅学院大学総合人間科学系 健康栄養部門
尚絅学院大学は名取市にキャンパスを置く、キリスト教系の4年制私立大学です。本学は、早くからSDGsへの取り組みを展開するとともに、「地域との連携・交流」を教育の柱の一つとし、様々な形で学生が地域の課題について地域の方々と一緒に学び、解決に向け取り組む活動を展開してきました。
今回、山元ヒルズファーム様から「ブルーベリー商品開発プロジェクト」のお話をいただき、「食品開発論」の授業の中の一つのテーマとして取り上げることとしました。この授業は、健康栄養学類の科目ですが他学類の学生も受講しています。今回のプロジェクトでは、ブルーベリーの生産現場と分野の異なる学生たちのコラボレーションによる新しい商品の開発により、学生の学びとともに地域の課題解決に少しでも貢献できればと考えています。
今後は、山元町産の食の課題解決にも焦点を当てていきたい
一人でも多くの方に食を通して食べる喜びや体験を提供したいと考えています。12月からいちご栽培、6月からは大粒ブルーベリーの収穫が始まり夏には小玉スイカ、1年後にはイチジクの収穫も始まる予定です。規格に見合った果実の生産はもちろんのこと、収穫後損失が起きないように、規格外商品の廃棄を減らす商品開発を行っていきます。
ブルーベリー
商品名:ヒルズベリー
・品 種:タイタン他8種 ※1粒サイズ(約3g~10g)
・内容量:100g(1パック)
・価 格:500円(税込)
・販売場所:山元町農水産物直売所「やまもと夢いちごの郷」
宮城県亘理郡山元町坂元荒井183-1
・ECサイト「おすそわけマーケットプレイス ツクツク!!!」
・産 地:宮城県
・農 家:株式会社山元ヒルズファーム
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太陽をたっぷりと浴びたブルーベリー
「ヒルズベリー」購入者の声
・お店で使用したいと冷凍のブルーベリーを購入しました、ブルーベリーカクテルとして提供したところお客様から大粒のサイズもインパクトがありとても好評でした。(30代、飲食店勤務)
・今まで他で食べたブルーベリーは酸味があったのですが、ヒルズベリーは甘くて子供もあっという間に一箱を食べてしまいました。またシーズンになったら購入したいです。(40代、専業主婦)
会社について
株式会社山元ヒルズファームは、2020年2月に設立しました。代表取締役・小林幸男は岩手県二戸市にて建築小売業をしながら太陽光発電の設置、エクステリアの外構工事などの仕事をしていました。ところが2018年6月、突然激しい胸の痛みに襲われ救急搬送、大動脈解離を発症し12時間にも及ぶ手術の末一命を取り止める、退院後は以前のような仕事ができなくなり、療養中この助かった命で何ができるのか悩んでいる間、ものづくりがしたいという思いが強くなり、パートナーの森川幸子と共に宮城に移住しいちごの栽培技術を取得。
全く違う業界から農業の世界に入り、経験も人脈もゼロからスタート、
現在はいちごの生産を主に行いながら、ブルーベリー・すいか・いちじくの
栽培もしています。収穫時や収穫後に出る食料ロス・食料廃棄を削減するため、冷凍や加工品の開発にも力を入れています。また、持続可能な農業の推進のため地中熱ヒートポンプ技術を用いた再生可能エネルギーにも取り組んでいます。
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代表取締役 小林幸男(右側)取締役 森川幸子(左側)
業界初!化石燃料を一滴も使わない取り組みについてフランスから取材
フランス政府の環境省、EUやユネスコを公的パートナーとし、国連が定めた17の持続可能な開発目標(SDGs)を掲げたエネルギーオブザーバー財団のソーシャルメディアにて、地熱エネルギーを利用した成功事例として紹介されました。近年、クリーンエネルギーの需要はますます高まっており、その中でも地熱エネルギーは、地球の限りある資源を有効活用できる環境に優しいエネルギーとして大きな期待を集めています。
財団とフランス政府の環境アドバイザーとの協議の結果、弊社の地熱を活用した環境に配慮した農業の取り組みと、そこで栽培された作物(いちご)をテーマに取材をしていただきました。
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/120152/4/120152-4-2fdf2bc18f9134593b986dd8f1213c24-532x399.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
フランスのエネルギーオブザーバー財団取材撮影の様子
[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/120152/4/120152-4-988ee210d3c249bcd3e85b9feada4247-347x463.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]株式会社山元ヒルズファーム 取締役 森川幸子
令和2年2月 会社設立
いちごを中心に他ブルーベリー、イチジク生産販売しています
令和3年度 再生可能エネルギー等設備(地中熱ヒートポンプシステム)
これにより年間約18,872kgの二酸化炭素の排出が削減できています
山元ヒルズファームは
働く仲間と共に心を耕し一人一人が愛する人の
幸せに寄り添い感謝の気持ちと
精神誠意物事に取り組む姿勢で常に成長を求め続けます
その一人一人の力が結集し卓越した技術
知識が次世代へと繋がり地域に貢献していきます
https://ec.tsuku2.jp/shop/0000214253
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