”食”の視点から持続可能な未来社会に貢献する新たな研究助成を新設 ~「食の未来と人間社会」に関わる研究助成の募集開始~
PR TIMES / 2025年1月15日 12時45分
公益財団法人 三島海雲記念財団(理事長 羽田 正、所在地 東京都渋谷区)は、新たに特定研究助成金として「食の未来と人間社会」に関する研究助成を立上げ、文理協働の共同研究を公募します。
【「食の未来と人間社会」研究助成金創設の趣意】
日本は人口減少社会に入りつつある一方で、世界の人口は増え続け、食糧需要は拡大しています。さらに、気候変動や緊張する国際情勢は食糧の確保をより難しくしつつあり、食糧安全保障の視点が重視されるようになりました。
そこで三島海雲記念財団では、SDGsの各項目に幅広く関連する「食」の問題を取り上げ、未来の食を支えるさまざまな食糧生産技術や食糧確保のための手段、生産・流通・消費・廃棄に関わる新しい持続可能なフードシステム、またそれらの社会的・文化的・倫理的な意義に関わる研究で、未来の食と人間社会はどのような方向を目指して行くのかを示すことのできる文理協働の学術研究を助成します。現在の課題解決に限らず、「未来」のあり方を示唆する研究を期待します。
【対象とする学術研究分野】
「食の未来と人間社会」に関連する文理協働の学術研究
【助成の種類と内容】
(A)萌芽研究助成金
・人文社会科学及び自然科学各1名以上を含む最大3名までの探索的、挑戦的な研究
・助成期間:1~2年間
・助成金額:1件当り年間100万円以下(2年総額200万円以下)
(B)創成研究助成金
・人文社会科学及び自然科学の両分野の研究者が共同で行う独創的、先駆的な研究
・助成期間:1~3年間
・助成金額:1件当り年間500万円以下(3年総額1500万円以下)
【応募資格】(詳細は「応募要項」でご確認ください。)
・人文社会科学及び自然科学の両分野の複数の研究者による共同研究の代表研究者が申請すること
・代表研究者は国内の大学、研究機関に所属すること。共同研究者の所属は問わない。
代表研究者は大学院博士後期課程在籍者も対象とする。(大学院博士前期課程及び学士課程在籍
者は対象外)
【応募期間】
2025年1月15日(水)~3月7日(金)
【応募方法】
財団ホームページ(https://www.mishima-kaiun.or.jp/specific_research/)の「応募要項」で
詳細をご確認の上、所定の申請書書式をダウンロードし、E-mailにて財団に提出てください。
【お問い合わせ先】
公益財団法人 三島海雲記念財団
〒150-0012 東京都渋谷区広尾1-6-10 ジラッファビル
TEL:03(5422)9898 E-mail:mishimak15@mishima-kaiun.or.jp
URL:https://www.mishima-kaiun.or.jp
三島海雲記念財団について
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/153993/4/153993-4-253db7b579ceddc2748507938ae65922-153x191.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
当財団は、自然科学、人文科学に関する教育、研究を援助奨励し、もってその成果の普及を図り、学術、文化の向上、国民生活の充実に寄与することを目的に、カルピス株式会社創業者の三島海雲が1962年に全資産を投じ設立しました。
当財団は設立以来60年以上にわたり研究助成活動を行っており、これまでの助成実績は累計で2,414件、20億6,928万円に上ります。
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