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Doog、サウザージャイアントをEシリーズへ移行して受注を開始、パレット搬送にも対応を進める

PR TIMES / 2019年12月3日 14時35分

株式会社Doog(茨城県つくば市、代表取締役:大島章、以下「当社」と呼ぶ)は、運搬ロボットとして重量物を扱える大型機であるサウザージャイアントを、標準機のサウザーと同様にEシリーズ化することをお知らせします。



■概要
2019年9月の当社リリースにおいて、標準機のサウザーは現場に合わせ事業者がカスタマイズしやすいEシリーズとしてベースユニット(型番:RMS-10E1)の発売・出荷を開始しました。サウザーEシリーズは、インテグレータがカスタマイズや独自の対応周辺機器を設計・搭載しやすくするための各種のインタフェース、無人ライン走行や安全系機器を標準搭載し、5年保証が付帯した現場に導入しやすい構成が特徴です。
本発表では、サウザーの大型機であるサウザージャイアントがサウザーと同様にEシリーズとして生まれ変わり、ベースユニット(型番:RMS-15E1)の受注を開始したことをお知らせします。サウザージャイアントEシリーズの出荷開始時期は、2020年2月頃を予定しています。
サウザージャイアントは、最大可搬重量900kg相当(積載300kg、牽引600kg相当)というサウザーよりも高い搬送力を持つだけでなく、高い制動力によってサウザーよりも安全に重量物を扱えることから、特にパレット搬送において優れた能力を発揮します。本発表では2種類の搬送方法として「ハンドパレットトラック牽引」と「パレット積載型」をご紹介します。標準機のサウザーでは対応しきれなかった重量物やパレットの搬送において、サウザージャイアントの活用をぜひご検討ください。
[画像1: https://prtimes.jp/i/43289/6/resize/d43289-6-809072-0.png ]

■サウザーシリーズの特長
サウザーは、優れた追従性能と、操作性がシンプルで誰にでも使いやすい点が評価され、これまでに工場や倉庫等を中心に国内外で数百箇所の現場に導入いただいています。様々な現場へサウザーが導入されているポイントとして,以下の特長が挙げられます。
1. 簡単に使える
ボタン操作がシンプルなため納品時に専門家の立ち合いやセットアップがなくてもすぐに使え、ユーザの既存の業務工程を再設計しなくても使い始めることが可能であることから、導入側の負担が少なく現場作業者から受け入れられやすいこと
2. 用途が広がるカスタマイズ性
荷台への構造部材の追加や操作ボタンの追加等の簡単なインテグレーションに留まらず、インテグレータがEシリーズを活用することで、牽引運用、バッテリー、周辺機器やネットワークについても各現場の安全や運用に合うよう柔軟に構築できること
3. インテグレーションや保守のサービス
様々な事業者との連携により、現場に合わせた効果的な導入の提案や導入後の保守対応が可能であること
・インテグレータ事業者:単に個別部品をモノとして販売するだけでなく、現場の課題をより適切で安全に解決するためのソリューションを提案
・協力事業者:対応周辺機器に自社の強みを活かして取り組む
・保守事業者:全国拠点によるオンサイト保守を提供

サウザージャイアントがEシリーズ化することで、重量物の積載や牽引の用途に拡がり、特にパレット搬送においても効果的なシーンが想定されています。


■サウザージャイアントによるハンドパレットトラック牽引
サウザージャイアントの持つ無人ライン走行の機能は、特にある地点から別の地点への長距離の搬送において大きな導入効果が得られます。パレット単位で積載される荷物を、サウザージャイアントがハンドパレットトラックのグリップ部を締結して牽引することで無人搬送することが可能になります。ハンドパレットトラック向けの牽引金具は、サウザー販売においてインテグレータ事業者が現場の安全な運用に関する説明と共に提供してゆく体制となっています。また、牽引する荷物のサイズに合わせてバンパセンサの信号端子に追加の光距離センサ、超音波距離センサ、ヒゲセンサなどをカスタマイズすることも可能です。
[画像2: https://prtimes.jp/i/43289/6/resize/d43289-6-932816-1.jpg ]

■サウザージャイアントによるパレット積載
サウザージャイアントの持つ自動追従走行の機能は、広視野270度のレーザセンサによって狭い場所でも周囲の障害物を検出して衝突回避をしながら適切な軌道を走行できるため、狭い通路でも安全に走行できることが特長です。この特長を活かし、サウザージャイアントがコンパクトにパレット搬送を出来るようにしたのがパレット積載型です。
超大型の荷台で自重と荷重を支えて動くためのキャスターを備えたフレーム台車をサウザージャイアントに被せて結合し、サウザージャイアントは追加フレーム台車を内側から押すことで移動します。周囲にある追加フレーム台車の支柱はセンサデータから取り除き、サウザージャイアントに設定された車体形状も拡大することによって、サウザージャイアントはパレット積載型としてコンパクトに自動追従走行や無人ライン走行をすることが出来ます。既に試験販売を実施した機体は複数の物流倉庫と工場で運用を行っており、特にパレットピッキングを行う現場で作業性を大きく向上しています。まずは、当社の設計寸法に基づいた1サイズのパレット積載台車が提供され、まもなく発売を開始します。また、将来的にインテグレータは各現場で異なる形状の積載台車に関してパラメータ設定を出来るようになる見込みです。

[画像3: https://prtimes.jp/i/43289/6/resize/d43289-6-583305-2.jpg ]

■安全にご利用いただくために
サウザージャイアントはサウザーよりも重いものを積載でき、ハンドパレットトラック牽引やパレット積載においてはさらに高い搬送力があります。このため、安全な運用のために導入においてはより広い通路空間を確保いただき、インテグレータ事業者と連携して安全な運用について確認を実施してください。

※安全確保は現場毎の環境条件や運用ルールに基づいて現場の運用責任者に判断していただきます。
※標準よりも速度・加速度を抑制する推奨パラメータセットの設定をインテグレータが実施することを前提としています。
・パレット積載型の最大荷重は500kgまで
・ハンドパレットトラックの牽引は安全に制動できる牽引質量の目安として600kgまで
を推奨します。

■本発表に関するお問い合わせ
本リリースに関するお問い合わせやアポイントメントのご依頼については、当社のウェブサイトの問い合わせページよりご連絡いただけますようお願い申し上げます。なお、2019年12月18日から21日に開催される国際ロボット展においても、当社ブースにて実機をご覧いただくことができますのでお気軽にお立ち寄りください。

2019国際ロボット展(iREX2019):https://biz.nikkan.co.jp/eve/irex/
会場:東京ビッグサイト
当社ブース番号:W1-57(西1ホール)

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