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国内外のDAOおよびコミュニティ支援事業を行う株式会社Unyteが、DAOの構築および高度な運用管理を支援する統合プラットフォーム「Unyte」を正式ローンチ

PR TIMES / 2024年3月21日 16時45分

~ DXを推進する官庁や一般社団法人への提供を開始 ~

ブロックチェーン領域の技術開発およびDAOの構築と高度な管理を支援する統合プラットフォームを提供する株式会社Unyte(本社:渋谷区道玄坂、代表取締役:上泉 雄暉)は、DAO構築・管理ツール「Unyte(ユナイト)」を正式ローンチいたしました。
デジタル庁から派生したweb3を活用し社会の健全な発展に寄与する公共財とすることを目的とした研究DAOや、東急不動産ホールディングスにおける地域創生DAO、および日本法により設立されるDAOの自主規制及び健全なエコシステムづくりを通じ適法・健全なDAOの普及支援を行う日本DAO協会など、複数のDAOコミュニティで活用いただいております。
今後もUnyteを通じ、貢献経済圏の構築を推進してまいります。



[画像1: https://prtimes.jp/i/115108/7/resize/d115108-7-6a38c3091bbb4aba5c89-0.jpg ]

プロダクト概要


統合プラットフォーム「Unyte」は、ブロックチェーン技術を用いてコミュニティやDAOの組成および高度な運用や管理を支援するプロダクトです。
DAOとは、Decentralized Autonomous Organization(自律分散型組織)の略で、従来の中央集権型組織とは異なり組織に特定の管理者が存在せず、ブロックチェーン上に記録された組織運営についてのルールを元に、誰もが平等な立場で意思決定に参加することができる協力型の新しい組織形態です。 Unyteでは、DAOの構築に不可欠である会員権・投票権・貢献ポイントのNFTをすべてを新規に発行し、DAOの構築を行うことが可能です。これにより、意思決定のためのガバナンス投票やタスク遂行など貢献に応じたインセンティブ設計を行うことができ、参加者が役割を分担することで成立しているDAOでの持続的な活動を促進します。
また、DAOの組成時および参加にあたって開設が必要なる暗号資産ウォレットは、メールアドレスやGoogle、Xのソーシャルアカウントでログイン時に自動で作成することができます。 これまでDAOの普及に向けた課題とされていた暗号資産管理の手間や学習コストを削減することで、より手軽にトークンやNFTの保有ができ、自身のDAOでの貢献履歴を透明かつ改竄できない形で証明できます。

「Unyte」が提供する機能


1.会員権の発行:
会員権や投票権、さらには貢献度に応じて付与されるトークンもすべてNFTとして発行することが可能です。また、すでにNFTを発行済のユーザーにおいては、発行されているNFTをコミュニティへ参加する際の会員権として設定することもできます。

2.ガバナンス投票:
DAOの方針を決定するためのガバナンス投票を行うことができます。 従来、DAOにおける投票内容が公開され、他のメンバーからも閲覧できてしまうことで、反対票を入れにくくなり少数の賛成のみで提案が可決されてしまう課題がありました。 Unyteでは準同型暗号およびゼロ知識証明の技術を使い、投票内容を秘匿したままブロックチェーン上に記録できる機能を実装し、遠慮せず意見を表明できる投票環境を提供しています。また、賛成・反対に加え棄権も可能なため、少数の賛成による過剰な可決を防止できます。

3.投票やタスク遂行などの貢献に応じたトークン付与:

メンバーの貢献に基づいて投票権や貢献ポイントにあたるトークンを付与することが可能です。タスクを完了したユーザーのデータと実績はブロックチェーン上に保存されます。 また、ブロックチェーンへの保存時にデータを暗号化することで、特定のメンバーのみが閲覧可能な形式でデータを保存し、必要に応じて特定の相手のみに貢献データを開示し実績を証明するといった機能も有しています。

4.参加ユーザー同士のチャット機能:
プラットフォーム内でDAOのメンバー同士が会話することができます。特定のメンバーで会話ができるほか、制限されたメンバー向けに特定のチャンネルのみを表示するトークンゲート機能も実装することができます。これまでチャット、投票およびタスク管理で別々のツールを使い分けなければなりませんでしたが、全ての活動をプラットフォーム内で完結させることが可能です。

【参考】日本DAO協会でのソリューション例


日本DAO協会は、日本法により設立されるDAOの自主規制及び健全なエコシステムづくりを通じて、適法・健全なDAOを支援し、DAOの普及を目指すDAOです。

現在DAO法人設立のための準備を行っており、設立後は国内におけるDAOガイドライン等の作成と運用やDAOツールの認証、日本法により設立されるDAOに関する文書の作成及び頒布やDAOに関する政策提言等の活動を行う予定です。

日本DAO協会の設立準備においてUnyteが活用されており、Unyteを通じて以下のような活動が行われています。

■協会の設立準備に関わるメンバーであることを証明するNFTの作成
[画像2: https://prtimes.jp/i/115108/7/resize/d115108-7-11975214c7508d8062de-1.png ]

協会の設立準備に関わるメンバーのみが投票をできる環境の構築のため、Unyteを通じてメンバーシップトークンが発行されています。
これにより、意思決定に関わるような重要な活動を、トークンの保有者のみが閲覧できるワークスペース上で行うことができるようになりました。
現在、30名を超えるメンバーが日本DAO協会の設立における準備および意思決定活動に参加しています。

■貢献データの透明性の確保および永続的な証明
[画像3: https://prtimes.jp/i/115108/7/resize/d115108-7-34ad07203dbc1fff0f2a-1.png ]

提案内容やメンバーごとの投票およびタスクの完了実績等のデータはすべてPolygonチェーン上に保存されることで、透明性が確保されています。
これにより、各人のDAOへの所属履歴および貢献実績の保存および半永久的な証明をトラストレスな形式で保存することが可能です。
日本DAO協会においても、Polygonチェーン上のデータをPolygonscan(https://polygonscan.com/)等の外部サイトで確認することで
 ・どのような内容の投票が行われているか(タイトル・説明・投票期間など)
 ・各メンバーがいつ/どの提案に対して投票を行ったのか
といった情報を確認することができます。

■秘密投票による匿名性を保証した意思決定
[画像4: https://prtimes.jp/i/115108/7/resize/d115108-7-6b3b64135b4ba0d0d7d4-1.png ]

コアメンバーの信任や協会のミッションのようにDAOの核となる意思決定を、秘密投票によって匿名性を担保した状態で行うことが可能です。
これにより、従来のDAOにおけるガバナンス投票で課題となっていた「DAO内での意見対立による不和を懸念し反対票を入れにくい」という課題を解決し、誰もが公平に自身の意見をDAOに反映させることができます。
日本DAO協会においても、これまで以下のようなテーマで30件を超える提案が行われています。
 1.協会で利用するドメインの選定
 2.コアメンバーの信任
 3.協会を通じて作りたい世界の選定
 4.協会の登記場所の選定
 5.設立時の定款の信任
導入実績(一部のみ抜粋)


■「おさかなだお長崎」
web3テクノロジーを活用した地域課題解決を目指し、地方自治体、地域事業者、地域住民、スタートアップ等が集まる、自律分散的な地域共創型オンラインコミュニティ「Local web3 Lab.@渋谷」発の実証実験プロジェクト。 「長崎のうまいサカナの未来をつくる」ことを目的に、2024年2月1日より事前登録を行った111名の会員で活動を行っています。

■「Dig DAO」
デジタル庁から派生したweb3.0研究会メンバーが所属し、活動を行うDAO。DID/VCを活用した活動データの保存フォーマットの策定や、Web3.0の課題を解決する公共財をつくるためのプロジェクト等、さまざまな活動を行っています。

背景と目的


今後、官庁や自治体、企業、教育機関においてDX推進という観点からも、参加者が自らの意見を起案し、貢献に応じて付与されるトークンを使ってメンバー間で決議を行うことで運営されるDAO(トークンを活用したコミュニティ)が増加することが見込まれます。
既存の形態でのコミュニティ運用には、貢献が見えにくい、活動に対して還元していくのが難しい、予算を分配する仕組みがないなどの課題があります。一方で、DAOの構築にはウォレットや暗号資産の管理、ツール導入やインセンティブの設計などさまざまなハードルが存在しています。 これらの課題や参入障壁を、先進的な技術を用いたイノベーションにより解消することをミッションとしています。
会社で働くという従来の構図から、DAOに「貢献する」というパラダイムシフトをもたらすことで人々のモチベーションを覆し、誰もが好きな仕事に集中できる世界を実現することが私たちの目標です。 今後Unyteを通じ、ユーザーが自ら意欲的に活動し、貢献に応じたリワードが獲得できることで、いつでもどこでも誰とでも働ける社会の実現を目指します。

会社概要


株式会社Unyteは、DAOの構築および高度な運用管理を支援する統合プラットフォームおよびDiscord内のコミュニティメンバーの貢献を可視化し報酬分配を効率的に行うツールを開発しています。これまで国内外で70を超えるDAOにツールを導入してきた実績、およびDAOにおけるインセンティブ設計の構築をサポートしてきた経験から、DAO立ち上げ時の企画に関するアドバイスおよび貢献活動の活性化のご支援も行っています。
また、ブロックチェーン領域でのリーディングカンパニーとして、実績に基づいたノウハウと技術力を活かし企業様のニーズに最適化したソリューションを開発・提供し、新たな価値を生み出す共創を推進しています。
会社名:株式会社Unyte
代表者:代表取締役社長 上泉 雄暉
設立 :2022年10月14日
資本金:1010万円(資本準備金を含む)
所在地:東京都渋谷区道玄坂1丁目10番8号 渋谷道玄坂東急ビル2F-C

■実績
2023.11.15:九州大学「アントレプレナーシップ・キャリアデザイン」の講義にて、ブロックチェーンおよびDAOに関する講義を実施しました。
2023.7.10:経産省のJ-StarXプログラムに選抜され、JETRO主催の「起業家育成支援シリコンバレー派遣プログラム」に参加しました。
2023.5.7:日本の金融庁も参加するブロックチェーンの国際ネットワーク「BGIN」のラウンドテーブル「Block #8」に登壇しました。
2023.4.9:世界中の参加者が一週間でアイデアからローンチまで行いDAOを生み出す「DAO-A-THON(ダオアソン)」に審査員として参加しました。

お問い合わせ先


会社HP:
https://unyte.team
公式Twitter:
https://twitter.com/UnyteDAO

Unyteの導入、コミュニティのDAO化のご支援や当社とのパートナーシップに関心のある企業様およびコミュニティの運営者の方は、下記メールアドレスまでご連絡ください。
info@unyte.team

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