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【社内の情報伝達コストをゼロにする】インターセクト株式会社、独自の探索システムXAGにより社内情報探索に特化したナレッジマネジメントAIツール「Askhub」をリリース

PR TIMES / 2024年8月2日 11時45分

ナレッジマネジメントAI「Askhub」サービス提供開始



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/120488/7/120488-7-98a7ad84aae4c8a58f2dee940c6d9177-3900x2194.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Askhubメイン画像

◆ サービス概要
生成AIを活用したDX支援に特化して事業展開しているインターセクト株式会社は、独自の探索システムXAGを基盤にした新サービス「Askhub」をリリースしました。同サービスにより、社内の属人的かつ未整理の非構造化データを、企業が保有するナレッジ資産として組織全体での循環と活用を可能にします。

◆ リリースの背景
2023年にGPT-4が発表されて以降、多くの事業者が自社データを学習させた独自生成AIの開発に取り組んでおり、中でもRAG(Retrieval-Augmented Generation)と呼ばれる技術を用いた方法は一定の成功を果たしています。RAG技術はシンプルに表現すると、「ユーザーからの質問を基にベクトルデータベースをはじめとする外部知識リソースへ検索を行い、得られたデータを生成AIが学習することで回答を生成する技術」です。したがって、RAG技術のベースとなる技術は外部知識データベースへの「検索」であり、そのため従来の検索技術が抱える課題がそのままRAG技術の課題として残っています。近年では、BM25やTF-IDFのようなキーワードベースの検索に加え、BERTやその他のTransformerベースのAI埋め込みベクトルを活用した検索技術の発展により、文脈理解や意味解釈において大幅な技術的進歩がありましたが、これらもまだ完全ではありません。したがって、「検索」をベースにしているうちは回答に必要な情報を確実に生成AIに学習させることは困難であり、これにより生じるハルシネーションや回答精度の低下が生成AIの社内活用の一つのボトルネックとなっていました。

こうした課題を解決するために、インターセクト社は必要な情報が得られるまで知識データベース内を繰り返し「探索」する独自システムを開発しました。探索を行うためには、検索より得られた知識に回答に十分な情報が含まれるかを判断する必要がありますが、これはマルチモーダル生成AIを活用したAIエージェントにより実現可能です。一方で、GPT-4 Visionをはじめとする2023年に発表された高性能なマルチモーダル生成AIは高価で、情報探索のために多用することはコストパフォーマンスの観点で困難でした。しかし、その後も生成AI技術の急速に発展し続け、ついにClaude3 HaikuやGPT-4o miniのような安価で高性能なマルチモーダル生成AIモデルが登場したことにより、実用的なコストで情報探索を行うことが可能になりました。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/120488/7/120488-7-7d36294fa833312a0bddcb889efa7001-3900x1493.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
XAGについての図解


Askhubはこうした情報探索をより効率的に実現するために構築されました。このシステムは、従来のRAGモデルを進化させた「Exploration-Augmented Generation」(XAG)と名付けられた新しいアプローチを採用しています。XAGモデルでは、情報の「検索」だけでなく、それが回答のために本当に必要かどうかを理解し、「探索」しながら最適な情報源へと導く能力を有しています。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/120488/7/120488-7-be8420a3192c9b06dfa771810f7d9e97-3900x1797.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
データベースの図解

Askhubシステムは、
- AIアシスタント
- 情報探索エージェント
- AIデータベース

の3つのレイヤーによって構成されています。

AIアシスタントは、実際にユーザーが対話を行うインターフェースとして機能しており、GPT-4oやClaude 3.5 Sonnetをはじめとする最新のモデルの中から最適なものを選択して作成いただけます。その際に、自身の業務に合わせて様々なデータベースを組み合わせて連携していただくことで、簡単にパーソナルAIアシスタントを構築いただけます。
こうして作成したAIアシスタントがユーザーからの質問文を受け付けると、情報探索エージェントが質問の回答に必要な情報を連携したデータベースの中から探索します。探索の中で情報の必要十分性をAIが判断し、適切な情報のみをAIアシスタントへ返します。
探索対象となるAIデータベースは、現在PDF、Excel、Word、PowerPointをはじめとした20種類以上のファイル形式に対応しています。これらのファイルをアップロードすることにより、OCR技術を活用したデータ抽出が行われ、誰でも簡単にAIデータベースを構築していただけます。また、AIデータベース内では、ファイルの概要文の生成やタグ付けによるデータ整理などが半自動的に行われ、これらを活用してより効率的な情報探索を実現します。

◆ ユースケース
生成AIと社内データの連携を強化することで、自然言語による情報へのアクセス性の向上やデータドリブンな意思決定の促進など、様々なビジネスシーンにおいてメリットが得られます。

具体的には、
- 情シス・総務など社内の問い合わせ窓口のリプレイス
- 様々なデータソースからの比較検討のサポート
- 事業文脈に基づいた記事執筆やレポート作成などの業務サポート
- 過去の施策結果に基づいた客先提案内容思案のサポート

などの用途でご活用いただけます。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/120488/7/120488-7-ab14d9ec038158c8393e48b683ee09cb-3900x2194.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ユースケース

◆ 今後のロードマップ
現在は、PDFやExcelをはじめとしたドキュメントをAskhub内にアップロードいただく方法での活用に留まっておりますが、今後はGoogle WorkspaceやMicrosoft 365などの外部サービスとの連携も進めてまいります。これにより、Askhubを通じて組織内のあらゆる情報にアクセス可能にし、「組織の情報伝達コストをゼロにする」の実現を目指します。

◆ Askhubのお問い合わせ先
資料請求・無料相談会のご予約はこちらのWEBページからお願いいたします。
https://askhub.jp
メールでのお問い合わせも承っております。
hello@intersect.inc

◆ インターセクトについて
インターセクト株式会社は、「AIで日本をDX先進国に。」をミッションとして、生成AIを活用したDX支援を主軸事業としております。また、従業員の全員がエンジニアまたはデザイナーで構成されていおり、モノつくりにこだわりを持ったチームです。私たちは、生成AI領域で革新的な技術を創出し、幅広い業界での活用を促進することで、社会全体の発展に貢献する企業を目指しています。

◆ 会社概要
社名:インターセクト株式会社
所在地:東京都渋谷区神宮前6-25-8
代表者:松本拓哉
設立:2023年4月
事業内容:
ナレッジマネジメントAIツール「Askhub」の企画・開発・運営
生成AIを活用した企業及び行政向けのDX支援事業「DX Partners」の提供
コーポレートサイト:https://intersect.inc/
お問い合わせ:https://intersect.inc/contact

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