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FENDI PRESENTS TRANSFORMATIONS BY MAARTEN DE CEULAER - DESIGN MIAMI/ MIAMI 2012

PR TIMES / 2012年12月7日 14時23分

フェンディが、デザインマイアミ2012 にてマールテン・デ・セウラールによる「Transformations ― 移り変わる形」を展示

ローマを代表するラグジュアリーブランド フェンディは、12月6日から9日まで米・マイアミにて開催されている革新的なデザイン・フェア「デザインマイアミ」にて、ベルギーのデザイナー マールテン・デ・セウラール(Marten de Ceulaer)を迎え、フェンディのアイデンティティ「ペカン」にインスピレーションを得て制作された柄や模様に呼応するプロジェクト「Transformations(トランスフォーメイションズ)」を行っています。



ローマを代表するラグジュアリーブランド フェンディは、革新的なデザイン・フェア「デザインマイアミ」と2009年から継続的に取り組みを行ってまいりました。2012年6月のデザインマイアミ/バーゼルでは、イタリアのスタジオ「フォルマファンタズマ(FormaFantasma)」のデザインした「クラフティカ(Craftica)」を展示。そして今回、12月6日から9日まで米・マイアミにて開催されているプログラムでは、ベルギーのデザイナー、マールテン・デ・セウラール(Marten de Ceulaer)を迎え、フェンディの視覚的なアイデンティティや現代主義にインスピレーションを得て制作された柄や模様に呼応するプロジェクト「Transformations(トランスフォーメイションズ)」を行っています。彼が制作する家具やオブジェクトは上質かつ心情豊かでありながら、どこか軽妙。マールテンを起用したのは、彼がそのようなすばらしい才能を示しているからに他なりません。

Transformations(トランスフォーメイションズ)の製作にあたりマールテンが特に意識したのは、1983年に誕生したフェンディのアイコン柄「ペカン(Pequin)」。このモチーフからインスピレーションを得ながら、ブランドが長年培ってきた抽象的な直線使いや幾何学イメージに祝意を表することでした。


フェンディは、ハンドバッグからスーツケースにいたるさまざまなアイテムに「ペカン」ストライプを取り入れてきました。ファーをあしらった数多くのデザインも、1910年代から1930年代の前衛的なグラフィックデザインを彷彿とさせるものです。この数十年、フェンディのデザインは美しくかつ画期的なデザイン運動のパイオニア ― ウイーン工房(Wiener Werkstätter)、デ・スティル(De Stijl)、フューチャリズム(Futurism)、バウハウス(Bauhaus)やアールデコ(Art Deco)など ― さまざまな作品からインスピレーションを得てきました。

今回のプロジェクトでマールテンは、このような2次元的な表現性を3次元のインスタレーションアートへと「変化」させ、あえてハードとソフト、自然と人工、本質と幾何、豪華さと平凡さの境界を模索する作品に仕上げました。「ペカン」を象徴するストライプのコンセプトを1個の木材をベースにした物体的なモジュールに「変化」させることで、漆塗りの木板と木の切り株をレザーのプランク(平板)と併置し、人の目を引きつけるカラフルな作品群として完成させたのです。その結果、作品全体がモダニズム初期のデザインの数々を想起させる雰囲気をかもし出しています。

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