【特許取得】マイナスイオン・低濃度オゾンなどの独自技術で実現 人にも環境にも優しい『感染予防型仮設トイレ』
PR TIMES / 2024年12月25日 12時45分
令和6年能登半島地震で被災地域に「感染予防型仮設トイレ」100基以上を無償貸与
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仮設トイレ等防災関連事業を展開するインプルーブエナジー株式会社(大阪市、代表取締役:尾張伸行)は、金沢大学名誉教授の廣瀬幸雄氏と共同開発した『感染予防型仮設トイレ』の特許を取得いたしました(特許第7576254号)。この仮設トイレは、独自の除菌・消臭技術を搭載し、災害時や建設現場、野外イベント会場などの衛生環境を大幅に改善します。
また、本製品は2024年度JTAトイレ賞において一般投票賞を受賞いたしました。
■特許情報
【特許番号】特許第7576254号
【登録日】令和6年10月23日
【発明の名称】簡易トイレ
■特許取得!「感染予防型仮設トイレ」とは
当社が廣瀬幸雄名誉教授とともに開発した感染予防型仮設トイレは、従来の仮設トイレとは異なり、マイナスイオンや低濃度オゾンを活用し、臭いを元から分解するオドレスファイ※1 方式の仮設トイレです。また、ボタン一つで一定量の水を流せる自動水洗機能や、便器のフラッパーにシリコンを採用し、高い密閉度でタンクからの臭いの逆流を防ぎ、家庭の水洗トイレに近い、衛生的で快適なトイレ空間を作り出すことに成功しました。
この独自の除菌・消臭機能により、仮設トイレの設置が必要となる、建設現場などの屋外の労働環境や、災害等の緊急時のトイレを巡る課題を解決し、利用者の健康を守り、衛生環境改善に貢献いたします。
また、本製品は災害時の衛生環境改善に寄与するだけでなく、能登半島地震の被災地域にて100基以上の無償貸与を通じて地域復興に貢献しました。これにより、自治体や防災関係者からも高い評価を受けています。
※1 オドレスファイ(Odorlessfy):「Odorless(無臭)」に動詞化の接尾辞「-fy(~にする)」を組み合わせた造語で、「無臭にする」「臭いを取り除くプロセス」「快適で清潔な状態を作り出す」という意味を表します。
■「感染予防型仮設トイレ」3つの特徴
1.マイナスイオンと低濃度オゾンによる除菌・消臭メカニズム
臭いや感染の元となるし尿タンク内にマイナスイオンと低濃度オゾン※2 を発生させることで、タンク内のウイルスや菌などの表面に付着し、ウイルスや菌を不活性化します。さらに、悪臭を一時的に閉じ込めるのではなく、悪臭分子を原子レベルで分解するため、従来の薬剤を使用した消臭方法では取り除けなかった薬剤耐性のあるウイルスや菌にも効果的です。
また、低濃度オゾンはウイルス・菌と反応後、無臭分子と酸素に分解されるため、残留毒性や臭い戻りの心配がなく、二次公害に繋がる有害な物質を排出する心配もありません。マイナスイオンも同様に、森林や滝の周辺など自然界に多く存在し、安全性が高い物質であるため、人体や環境への影響はありません。
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※2 日本産業衛生学会による作業環境基準(ほとんどの労働者に健康上の悪影響がないと判断される基準)ではオゾンの許容濃度として0.1ppm以下が示されております。本製品で使用している低濃度オゾンは、人体に影響のない安全な濃度(0.1ppm以下)で管理されており、令和6年5月29日実施 特定悪臭物質 測定結果では、検出下限以下(0.025ppm未満)の数値となっております。
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2.わずか5Wの電力とコップ1杯の水でOK!驚きの節水・省エネ性能
本製品の消臭機能であるマイナスイオン発生・増強装置、オゾン発生装置に使用する電力はわずか5Wとなっており、電源が確保しづらい環境では、ポータブル電源でも対応が可能です。また、水洗時、家庭用の水洗トイレで使用される1回あたりの水は約8Lですが、本製品は約250mL(約コップ1杯分)の水で流すことができるため、節水効果も期待できます。
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3.仮設トイレなのに暖房器具!? 小さなお子様からご高齢の方まで安心! ボタン式水洗とクリーンな空気で快適なトイレ空間を実現
便器のフラッパーにシリコンを採用したことで、使用後のし尿タンクから、臭いの逆流を防ぎます。また、従来の足踏み式の水洗では、子どもや高齢者では力が不足し、転倒などの危険性がありましたが、本製品はボタン一つで一定量の水が流れるため、フラッパー部分に汚物を残さず、誰でも安全に使用することができます。
さらにマイナスイオンの効果により、トイレタンク内だけでなく、トイレ室内の除菌・消臭も可能なため、換気扇や通気口が不要になり、冷暖房設備の設置が可能になります。これにより、従来の仮設トイレでは考えられない、年中快適な空間を作り出すことが可能です。実際に、能登半島地震の被災地域では、厳しい寒さの中、暖房器具を備えた仮設トイレの設置に利用者からは驚きと喜びの声が多数寄せられました。
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暖房器具(左奥)が設置された感染予防型仮設トイレ
■2024年度JTAトイレ賞 『一般投票賞』を受賞
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/136084/9/136084-9-a0d2443cf628d3a7ba2efe8100dab1dd-2016x1512.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
当社は、2023年の夏頃より、仮設トイレ事業を本格的に進めて参りましたが、これまでの設置実績や、令和6年能登半島地震の災害支援の取り組みなど様々な事業を行う中で、より多くの方に当社の取り組みを知ってもらいたいと思い、一般社団法人 日本トイレ協会が主催する「2024年度 JTAトイレ賞」の作品部門へ応募いたしました。
この度、作品部門での受賞には至りませんでしたが、災害支援や建設現場での使用実績、衛生環境改善への取り組みが評価され、来場者の一般投票により『一般投票賞』を受賞しました。
【JTAトイレ賞とは】
2009年度からスタートした「グッドトイレ選奨」の審査基準を見直し、2023 年度より「JTA トイレ賞」と名称を改めました。「みんながいつでもどこでも気持ちよく使える」トイレ環境をつくり、それを持続できる社会をつくることを目標に、顕著な活動の実践や提案を行っている方を表彰するものです。トイレの環境づくりの模範になる作品を表彰いたします。
応募部門は「作品部門」「著作・研究部門」「維持・管理・運営部門」「社会的活動部門」の4部門があり、11月20日(水)から11月22日(金)に東京ビッグサイトで開催された「第40回全国トイレシンポジウム」および、「トイレ産業展」では来場者による一般投票も行われました。
<2024年度 JTAトイレ賞 審査結果> https://j-toilet.com/2024/12/08/2024jta-award/
■今後の展望
現在当社では、令和6年能登半島地震の災害支援をきっかけに、国土交通省が定める「快適トイレ」の基準を参考とし、従来の仮設トイレの課題を洗い出し、設計から製造、設置、管理までの一連のプロセスを見直した、新しい感染予防型仮設トイレの開発を進めています。
今後は、自治体との連携を強化し、防災計画の一環として感染予防型仮設トイレの備蓄を推進することで、災害時の公衆衛生の向上に貢献してまいります。また、建設現場や野外イベント会場への提供を拡大することで、快適で安全な労働環境の実現を目指してまいります。
■インプルーブエナジー株式会社について
イベント会場を中心に、仮設トイレ等防災関連事業を展開しております。水素研究の第一人者であり、イグ・ノーベル賞を受賞した金沢大学の廣瀬幸雄名誉教授とともに、独自の特許技術を用いた、臭いが気にならない感染予防型仮設トイレの開発に成功いたしました。
令和6年の能登半島地震では被災地域へ100基以上の感染予防型仮設トイレの無償貸与を行い、その臭いが気にならない快適さは、利用者から高い評価を得て、12月25日現在も多くの方に継続的にご利用いただいております。能登半島の災害支援を経て、誰もが安心安全に使用できる感染予防型仮設トイレの全国普及を目指し、更なる事業展開を図ってまいります。
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/136084/9/136084-9-89e32c41be359c8c504efbc68d10061f-385x316.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]インプルーブエナジー株式会社
【会社概要】
社名 インプルーブエナジー株式会社
代表 尾張 伸行
所在地 大阪府大阪市東成区深江北1-3-29 ツカサビル2F
ホームページ https://www.im-prove-energy.jp/
TEL 06-6976-0222
設立 2018年9月
事業内容 太陽光発電関連、仮設トイレ関連事業等
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