伊勢市クリエイターズワーケーション ~北園克衛の命日を記念するイベント『43北園忌』開催~
PR TIMES / 2021年4月15日 18時45分
現代詩とグラフィックデザインに大きな影響を与えた詩人「北園克衛」の生地、朝熊町において、クリエイターズ・ワーケーション促進事業で伊勢市に滞在いただいた詩人・プランナーである松田朋春氏の企画により、伊勢の観光の魅力を再発見するイベントを開催します。
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モダニズムを代表する詩人・北園克衛の命日を記念するイベント『43北園忌』を来る6月6日、生誕地・伊勢市朝熊町で開催します。北園克衛は1902年朝熊町で生まれ、1978年東京で没しました。本年は没後43年となります。
イベントでは、生家の訪問と詩人や美術専門家を招いたトーク&パフォーマンスを開催し、これに先立つ1ヶ月間、AR(拡張現実)詩の屋外展開や伊勢市内での資料展示を行います。
[画像2: https://prtimes.jp/i/57411/12/resize/d57411-12-502851-6.jpg ]
現代詩とグラフィックデザインに大きな影響を与え、写真家としても足跡を残した北園の故郷・朝熊町を多くのファンに知っていただくとともに、分野を横断した北園にならい多様な人々の交流の場となることを願って、来年以降も継続できる文学忌として定着させたいと思います。
【北園 克衛】
北園 克衛は、1902年、現在の三重県伊勢市朝熊町に生まれる。詩人、写真家、デザイナー。本名は橋本健吉。実兄は彫刻家の橋本平八。代表的な詩集に『白のアルバム』『黒い火』などがある。
装幀やイラストレーション、写真といったあらゆる表現方法にも際立った力を発揮。本人はあくまで詩人であることを生涯貫き通した。
[画像3: https://prtimes.jp/i/57411/12/resize/d57411-12-132797-8.jpg ]
<開催概要>
タイトル : 43北園忌
日時:6月6日(日)13:00~17:00
プログラム:
・北園克衛生家訪問・見学
・茶話会(トーク&パフォーマンス)
出演:岩渕貞哉(美術手帖編集長)
TOLTA(山田亮太、河野聡子)
ni_ka(詩人)
会場:朝熊町ふれあい館
料金:1000円
定員:30名
要予約(peatixにて5月7日より受付開始予定)
■関連展示
4月29日(木・祝)~6月6日(日)
・北園克衛臨時文庫@中谷武司協会(河崎)
・AR詩 by ni_ka@朝熊町まちなかでの屋外展示 ※観覧にはiphone,ipad等ios端末が必要です。
主催:北園忌実行委員会、伊勢市
協力:北園生家家主、北園克衛顕彰会、中谷武司協会
企画:oblaat デザイン:中谷武司 制作:橋本ゆき
詳細はウェブサイトをご覧ください。
https://katsue.jp
<お問合せ>
北園忌実行委員会
本部 中谷武司協会
tnkyokai@gmail.com
TEL 0596-22-7600 (11:00-17:00)
【トークイベント 出演者 プロフィール】
【岩渕貞哉/いわぶちていや】
「美術手帖」総編集長。1975年横浜市生まれ。1999年慶応義塾大学経済学部卒業。2008年に編集長となり、2019年より現職。2019年にアートECサイト「OIL by 美術手帖」をローンチ、あわせてリアルストアを渋谷パルコにオープン。また、公募展の審査員やトークイベントの出演など、幅広い場面でアートシーンに関わる。
[画像4: https://prtimes.jp/i/57411/12/resize/d57411-12-180536-0.jpg ]
【河野聡子/こうのさとこ】
詩人・書評家。1972年福岡県北九州市生まれ。ヴァーバル・アート・ユニットTOLTA代表。刊行詩集に『時計一族』(思潮社)『Japan Quake Map―Sapporoによるヴァリエーション』『WWW/パンダ・チャント』(私家版)『やねとふね』(マイナビ出版)『地上で起きた出来事はぜんぶここからみている』(いぬのせなか座)。書評や論考、エッセイを文芸誌新聞等に寄稿。実験音楽のユニット「実験音楽とシアターのためのアンサンブル」でも活動している。
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【山田亮太/やまだりょうた】
詩人。1982年生まれ。詩集に『ジャイアントフィールド』、『オバマ・グーグル』(第50回小熊秀雄賞)。2006年よりTOLTAで活動をはじめる。TOLTAでの主な作品に『現代詩100周年』「ポジティブな呪いのつみき」(東京都現代美術館「あそびのじかん」展)、「叙事詩鷹栖」(鷹栖町図書室)など。
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【ni_ka】
詩人・アーティスト。東京生まれ。AR(拡張現実)技術を用いた「AR詩」や、絵文字・デコ文字を多用した「モニタ詩」や様々なジャンル横断的な作品を発表し、注目を集める。『DOMMUNE オフィシャルガイドブック2』にて「2012年の日本を発電させるカルチャーエネルギーベスト100!!!!!!」のひとつに「AR詩」が選ばれるなど、高い評価を得ている。東日本大震災後には、AR技術を用いて新しい喪の形式を模索するとともに、現代の新しい生の感覚を表現するために、言葉とイメージの境界を解体する新しい表現の創造を行っている。
[画像7: https://prtimes.jp/i/57411/12/resize/d57411-12-513331-3.jpg ]
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