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歩容認証AIの基礎技術の開発に成功。スマートインソールから取得できる歩行特徴量で個人を正確に識別

PR TIMES / 2024年5月23日 10時1分



株式会社フリックフィット(本社:東京都渋谷区、代表取締役 廣橋 博仁)は、最新の人工知能技術とスマートインソールから取得した動作データを活用し、歩行特徴量を用いて個人を識別する新しい認証方法を実現する歩容認証AIの開発に成功しました。本技術は、個々の歩行パターンを高精度に解析し、個人の識別を可能にします。スマートシティやスマートホームのインフラと統合させることに、個人のセキュリティでの都市生活の強化に貢献します。今後、精度を上げるための開発を強化し、2025年の商用化を目指します。現在、実証実験を行うパートナー企業を募集中。

[画像1: https://prtimes.jp/i/71437/13/resize/d71437-13-0a2e9dc703d8e0608574-0.jpg ]


主な特徴と利点
1.高精度な個人識別
スマートインソールから取得した歩行データを解析する独自のアルゴリズムにより、歩行パターンの微細な違いを検出し、個人を高精度で識別します。現在200人の歩行データに対して検証を行ったところ、サンプル中の各データポイントにおける個人識別精度は97%以上、各サンプルを単一クラスでスコア化した個人識別精度は100%であった。
スマートインソールに歩容データを事前に登録しておくことにより、その人が実際に使用しているかを解析できます。

[画像2: https://prtimes.jp/i/71437/13/resize/d71437-13-68980a30def1461c90b7-2.jpg ]

2.スマートインソールとの連携
スマートインソールから収集される圧力分布、歩行速度、歩幅などの詳細なデータを基に、さらに精度の高い個人識別を実現します。

[画像3: https://prtimes.jp/i/71437/13/resize/d71437-13-baed3633adfab0f4c522-3.jpg ]


3.映像以外での歩容認証技術の可能性
カメラを活用した映像以外での個人識別が可能となり、より多様な環境での利用が期待されます。
公共施設、オフィス、空港、商業施設、倉庫や工場に加え、スマートホームや認知症患者の徘徊対策など、さまざまな場面でのセキュリティ強化や出入り管理に利用可能です。

[画像4: https://prtimes.jp/i/71437/13/resize/d71437-13-d8a6b5458295255b31e5-1.jpg ]


開発背景と展望
歩容認証技術は、個人の歩行パターンが唯一無二であることに着目しており、新しい認証方法としての可能性を秘めています。当社は、これまで培ってきたAI技術と膨大なデータ解析のノウハウ、さらにスマートインソールからのリアルタイムデータを組み合わせることで、歩容認証AIの実用化に成功しました。

今後は、さらなる精度向上と適用範囲の拡大を目指し、研究開発を進めてまいります。また、さまざまな企業や団体との連携を強化し、安全で快適な社会の実現に貢献していく所存です。

株式会社フリックフィットとは
株式会社フリックフィットは、人間の動作をデータ化するインソール型デバイス「ardi」の開発を行う企業です。「ardi」は慣性計測ユニット(IMU)と感圧センサーを内蔵しており、足部動作データと足底荷重データを収集・分析できるインソール型ウェアラブルデバイスです。普段使いの靴にそのまま入れられるため、日常動作が自然にデータ化されます。この足元から得られるユニークなデータを活用し、日々の健康管理、怪我や病気の発見、業務効率の改善、行動変容ソリューションなど、さまざまなビジネスモデルへの展開を構想しています。

「人間の動作がデータ化される基盤をつくり、次世代の社会を豊かにする」ことをミッションとしています。現在、心拍などのバイタルデータは誰でもいつでも簡単に計測でき、個人が健康データを管理することが当たり前の世の中になっています。しかし、日常生活の動作や姿勢といった情報の大部分はまだデータ化されておらず、これがデータ化の空白地帯となっています。スマートインソール「ardi」の登場により、手軽にデータ化できる手段が提供され、新たな市場を創造しています。

Webサイト: https://flicfit.com

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