エッジAI技術で盗難・侵入防止。複数のWebカメラをAI化し、0.2秒で検知してアラート
PR TIMES / 2024年9月9日 13時45分
人手不足やコストの課題を解決できる「エッジAI・防犯サービス」を開始
株式会社シーエスコミュニケーションは、エッジAI技術を活用して盗難・侵入を未然に防ぐ「エッジAI・防犯サービス」を9月9日に発表しました。本サービスは立入禁止区域やサーバールームなどセキュリティ強化が必要なエリアに人が侵入した際に、最短0.2秒で検知しアラートを発信するなどで犯行を未然に防ぐものです。
これまで監視員による監視は、人手不足や人為的なミスや漏れが問題視されてきました。また、人手が不要な防犯センサーは映像の記録ができず後から犯人を特定することが難しい、防犯用AIカメラは導入・運用コストがかかりすぎてしまうなどの課題があります。
シーエスコミュニケーションの「エッジAI・防犯サービス」は人手をかけずに犯行を未然に防止するサービスです。必要な映像だけを記録し、事後の分析ができるため防犯効果を高めることが可能です。さらに、複数の一般的なWebカメラをAIカメラとして動作させる仕組みにより、低コストで導入・運用ができます。
私たちは本サービスにとどまらず、今後も、エッジAI技術を活用し、さまざまな現場でのDX化とAI導入の促進に貢献していきます。
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エッジAI技術を応用し、最短0.2秒で人を検知。盗難・侵入防止に活用
株式会社シーエスコミュニケーション(以下、シーエスコミュニケーション)は、エッジAI技術を活用して、立入禁止区域やサーバールームなどのセキュリティエリアに入った人を検知し、アラートを出すなどして犯罪を未然に防ぐ「エッジAI・防犯サービス」を9月9日に発表しました。
事前に設定した立入禁止エリアに侵入した人体を、AIの処理により最短0.2秒で検知してアラートを流すことで、盗難・侵入などの犯罪を未然に防ぐことができます。また、カメラによって撮影されたデータはサーバーなどに保存できるため、事後になってからも犯人の特定や分析が可能です。
※環境により、かかる時間は変動することがあります。
人手不足、録画による事後の犯人特定、コストの高さなど課題が残されてきた防犯対策
今までは監視カメラの利用方法として、警備員が複数のモニターを確認し、異常があった際に現場に駆けつけるという手段が取られていました。その場合、常にモニターを監視する人員を置く必要があり人件費がかかります。さらには人為的なミスや確認漏れが発生することが課題とされてきました。
また人手が不要なセンサー(赤外線センサーなど)での防犯システムは映像の記録ができず、リアルタイムのアラートや警備会社への通報ができたとしても、窃盗や強盗が起きてしまった場合、犯行時の映像を確認することができず、犯人を特定し、行動や足取りを追う事ができません。
近年はAIを搭載したカメラによって人体検知をすることができるようになり、人手不足や映像記録の課題を解決することができるようになりましたが、AIカメラの導入や運用には高いコストがかかるため、小規模事業者や個人事業主への導入のハードルは高く、普及が進んでいません。
複数のWebカメラをまとめてAI化。低コストで導入・運用が可能
今回の「エッジAI・防犯サービス」はエッジAI技術とシーエスコミュニケーションが得意とするネットワーク構築の技術を組み合わせています。
エッジAI以外の一般的なAIカメラは、それぞれのカメラに記録された映像・画像から自動で対象物を検知・認識し、分析ができます。さらに蓄積された情報からパターンを学習して精度を高めることも可能です。しかし、一台一台のカメラに、どのようなものを検知・認識して、どう分析するか指示を出す必要があるため、カメラ自体の金額も、人件費も非常に高くなります。
一方、エッジAIをカメラに採用した場合、一つのネットワーク内にAIサーバを設置することで、同じネットワーク内に設置された複数のカメラをまとめてAI処理ができます。つまり、一般のAIカメラ1台分の指示を出すだけで、複数台のカメラを同時に稼働させることができるのです。
さらに市販のWebカメラや、すでに設置されているカメラをAIカメラとして稼働させることができるため、既存のAIカメラ製品と比べ、低コストで導入・運用が可能です。
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今回サービス提供を開始した「エッジAI・防犯サービス」は、上記のエッジAIの特長を生かし、立入禁止区域やセキュリティエリアに入った人を検知し、アラートを出すなどして犯罪を未然に防ぐものです。今まで防犯対策で残されてきた、人手不足、録画による事後の犯人特定、コストの高さの課題をすべて解決します。
農作物・金属資源の盗難防止など、農家や小規模事業者での活用にも期待
このサービスは金融機関や店舗、事業所での強盗被害を防ぐほか、サーバールームなどの悪意を持った第三者に侵入されるリスクがある環境において、新しい防犯対策として導入が期待されています。他にも研究機関の機密保持の目的での立入制限をもうけたり、工場内の危険エリアへの進入禁止など、さまざまな場面での活用が想定されます。
屋外や夜間などの環境にも対応したカメラを利用することにより、昨今問題となっている農作物や金属資源の盗難被害の防止にも活用できます。農家や小規模事業主などの防犯対策に高額な予算をかけられない現場に対して課題解決を行うことができることが大きな特徴です。
シーエスコミュニケーションでは、本サービスにとどまらず、引き続き、企業規模の大小に関わらず、すべての人がAIの恩恵に預かれるよう、現場へのAI実装を推進する事業を行っていきます。
【株式会社シーエスコミュニケーションとは】
社会を支えるIT・ネットワークをメインに、「技術力」「誠実さ」「向上心」を信条に二十数年にわたり築き上げてきた信用のもと、AI、IoT、クラウドなど広くDXに関わるシステムインテグレーター企業です。
ITインフラの要件定義や設計構築から現地への展開、運用保守に至るまですべてのフェーズを請け負います。また、AIなどの先進的な技術をより社会に広める「エッジコンピューティング」を、新規事業として扱っています。
社名 :株式会社シーエスコミュニケーション
本社 :
東京本社 〒103-0002 東京都中央区日本橋馬喰町2-3-3 秋葉原ファーストスクエア 8F
大阪本社 〒532-0011 大阪府大阪市淀川区西中島7-1-8 WINビル 8F
代表者 :代表取締役 牧草 亮輔
創業 :1998年8月
設立 :2000年1月
事業内容:コンピューターのネットワークシステム及び通信システムの企画、設計、開発、保守、及びコンサルティング、エッジコンピューティング・AI開発、電気工事業
会社HP :https://www.cs-com.co.jp/index.html
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