世界初の技術を搭載した運転席用エアバッグ、フレキシブル・ベンティング・テクノロジーを製品化

PR TIMES / 2013年3月5日 17時25分



シートベルト、エアバッグ、チャイルドシートなどの自動車用安全システムを提供する専門メーカー、タカタ株式会社(社長:高田重久 本社:東京都港区、以下タカタ)は、このたび、世界初の技術を搭載した運転席用エアバッグ、フレキシブル・ベンティング・テクノロジー・エアバッグ(FVTエアバッグ)を製品化しました。

このFVTエアバッグにはベントホール(エアバッグ背面にある排気孔)を塞ぐようにベントカバーが設けてあります。 このベントカバーでベントホールの開閉を制御しガスの排気をコントロールすることで、エアバッグのエネルギー吸収性能を高めて様々な衝突形態や、小柄から大柄な乗員までの幅広い体格に対応することができます。このシステムのユニークなところは、このベントカバーを車両側からの信号を使って制御するのではなく、エアバッグ自身で制御する機構を採用したことです。

通常の運転席用エアバッグは、まず、車両衝突時にインフレータと呼ばれるガス発生装置からガスが供給されバッグが膨らみます。 次に膨らんだエアバッグで乗員を受け止め、背面に設けてあるベントホールからガスを排出することにより衝突時の乗員の運動エネルギーを吸収します。

エアバッグを衝突形態や乗員の体格にあわせて最適な圧力で制御するには、衝突の大きさを判断しエアバッグ装置を作動させるECUからの衝突規模情報と、シートに設置されたセンサーによる乗員の重量や着座位置情報などにより、エアバッグを膨らませるガスの出力が制御できるデュアル・ステージ・インフレータ(2段式のインフレータ)を使用するのが一般的でした。
しかしこのFVTエアバッグは、世界初の構造によりエアバッグ自身で圧力を調整する機能を持たせたことでデュアル・ステージ・インフレータやその制御のためのセンサーを使用することなく、シングル・ステージ・インフレータ(1段式のインフレータ)に置き換えても、最適な性能を発揮することが可能になります。
このように車両システム構成がシンプルになることで、車両全体としてコスト低減が可能になるだけでなく、軽量化が図れ、燃費向上にも寄与します。


<製品情報 : 機構>


インフレータからガスが供給されバッグが膨らみます。 このとき、エアバッグ背面のベントホールはベントカバーで閉じられているのでガスの排出はほとんど行われず、乗員がエアバッグにぶつかるまでエアバッグ内にガスを溜めこみ圧力を高めます。


乗員がエアバッグにぶつかると、エアバッグ背面のベントカバーが開き、ベントホールからガスが排出され衝突時の乗員の運動エネルギーを吸収します。


■ 会社概要
・会社名 : タカタ株式会社
・創業 : 1933年
・本社住所 : 東京都港区赤坂2-12-31
・代表者 : 代表取締役社長 高田重久
・資本金 : 41,862百万円(2012年3月時点)
・連結売上高 : 382,737百万円(2012年3月期)
・従業員 : 36,858人(2012年3月時点) ※連結ベース
・グローバル生産拠点: 日本・アジア・欧州・米州で、20カ国 54工場(2012年12月時点)
・事業内容 : シートベルト、エアバッグ、ステアリング・ホイール、トリム
チャイルドシートなどの製造販売


【本件に関するお問い合わせ先】
タカタ株式会社 経営企画本部 広報室 松本
TEL 03-3582-1293 FAX 03-5561-9745
合わせてタカタ ホームページ( http://www.takata.com)もご覧下さい。


ニュースリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
その後予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご了承ください

企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング