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富山の伝統的工芸を教育の現場に。紙で出来た“令和の菅笠「菅笠ペーパー」”で、文化に触れながらこども達の独創性を育む

PR TIMES / 2022年4月27日 15時45分



[画像1: https://prtimes.jp/i/46661/16/resize/d46661-16-6bcaedfe834dc5434907-0.jpg ]

ネット注文はこちらから >> https://sugegasa.buyshop.jp


組み立て簡単! 菅笠ペーパーとは


[画像2: https://prtimes.jp/i/46661/16/resize/d46661-16-fa1d53d89fdf51332f24-1.jpg ]

国の伝統的工芸品に指定されている「越中福岡の菅笠」の製造・販売を行う高岡民芸株式会社が、子どもでも簡単に組み立てることができ、実際に笠として使用できる紙製の菅笠「菅笠ペーパー」をリリースした。
材料は、古紙利用率が高く環境に配慮された素材、ボール紙を選定。紙製のためデザインが自由で、さまざまな場面での活用が考えられる。
この商品を伝統工芸の学びや振興に活用し、また売り上げの一部を越中福岡の菅笠製作技術保存に役立てることで業界が抱える後継者不足問題の解消に繋がることが期待される。

菅笠ペーパーのつくりかた
[画像3: https://prtimes.jp/i/46661/16/resize/d46661-16-da8de03cfde43070da47-2.jpg ]



組み立て簡単!動画でも見られます>> https://youtu.be/pRzLWp8w7QY


平成29年に国の伝統的工芸品に指定。“越中福岡の菅笠”とは



[画像4: https://prtimes.jp/i/46661/16/resize/d46661-16-2ac1910f5f912b5dc944-4.jpg ]

「越中福岡の菅笠」は、富山県高岡市福岡町を中心に作られている、竹製の笠骨に菅を縫いつけた日本古来の縫い笠で、生産量は全国の9割を誇る。
笠作りには、材料の菅作り、笠骨作り、笠縫いの工程がある。
菅は10月初旬に田植え、7月の終わりに収穫し約10日間天日で干され、材料となる。笠骨は、竹割り、削り、組み立ての工程全てを職人が手作業で行い製作される。笠縫いは、出来上がった笠骨に縫い子が菅をくくり付け、糸で一本一本丁寧に縫い上げる、根気のいる作業だ。
このようにして作られた「越中福岡の菅笠」は国の伝統的工芸品に、また「越中福岡の菅笠製作技術」は国の重要無形民俗文化財に指定されている。

菅笠を伝えるための“入り口”を作りたい。菅笠ペーパーに掛けた思い



[画像5: https://prtimes.jp/i/46661/16/resize/d46661-16-6062507db009541a5e19-5.jpg ]



[画像6: https://prtimes.jp/i/46661/16/resize/d46661-16-f87e08dfe00eabc3ae58-10.jpg ]

高岡民芸(株)の代表・中山が語る、菅笠と菅笠ペーパーの可能性。
「菅笠は材料の菅の生産から笠の製作まで全てが手作業で、苦労が絶えません。
中でも菅の刈り取りは梅雨が開けたばかりの真夏に毎日汗だくになって行う、とてもハードなものです。また職人の高齢化で生産数も年々減少しており、後継者の育成が緊急の課題になっています。これらの課題を何とかしたいという強い思いで菅笠ペーパーを開発しました。簡単に製作できて被ることができる菅笠ペーパーを通して菅笠に興味が生まれ、それが後継者の発掘につながっていけば嬉しいです。」

「菅笠ペーパー」の3つの特徴
1.子どもでも可能な簡単な組み立て
2.本物の菅笠と比較した際の価格の安さ
3.実際に日除けとして使用可能



菅笠ペーパーを取り扱ったワークショップの事例



[画像7: https://prtimes.jp/i/46661/16/resize/d46661-16-62f6a8e49df623a4c34b-7.jpg ]

でこりんのお絵かき教室(2022.4)
参加者:保育園児や小学生など 約60点
企画・運営 でこりんのお絵かき教室、高岡民芸株式会社

富山県高岡市のイラストレーターでこりんのお絵描き教室で、菅笠ペーパーのワークショップを行った。子どもたちは菅笠について学んだあと、菅笠ペーパーを使った作品の制作に取り掛かかり、絵の具で色を塗る、思い思いの飾りつけを行うなどして出来上がった作品は子どもならではの自由な発想が光る魅力的なものとなった。
※ワークショップの成果作品は令和4年5月1日~8日の期間、高岡市の山町ヴァレーにて一堂に展示します。


[画像8: https://prtimes.jp/i/46661/16/resize/d46661-16-2741b0e29cff58fdeb74-8.jpg ]

映え菅笠コンペティション(2022.3.19~21)
高岡地域地場産業センターにて
参加者は富山大学芸術文化学部の学生、および高岡工芸高校の生徒によって、合計43点が制作された。

絵の具を使用して絵を描いたもののほか、トランプを飾り付けた作品や、毛糸等を使用してラーメンを表したユニークな作品など、さまざまな作品が出来上がった。
大学生の部1位は、越中福岡の特産であるコイのうろこをモチーフにした作品、高校生の部1位は、接着剤を固めて金魚を描いた作品が選ばれた。



製品の詳細
希望小売価格528円(税込)
価格:1セット:笠部、頭台部、紐(60cm×2,80cm×1)
教育現場で使用される場合はご相談下さい。
インターネット販売、直接購入可※ネット販売は10枚セット~
組み立て時、直径約40cm 高さ約10cm
組み立て目安時間 約10分

ネット注文はこちらから >> https://sugegasa.buyshop.jp

【企画・制作】
高岡民芸株式会社
富山県高岡市麻生谷403番地
電話: 0766-31-1311 メール:info@takaokamingei.co.jp
WEB:https://takaokamingei.co.jp/


[画像9: https://prtimes.jp/i/46661/16/resize/d46661-16-b2c9db6de7f64ce23e4f-9.jpg ]


【デザイン・アートディレクション】
株式会社ROLE
富山県高岡市白金町5-2 印刷ビル2F
電話:0766-53-5862 メール:role@role.ne.jp
https://www.role.ne.jp/

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