Tokyo International Gallery、気鋭作家・真田将太朗による個展 「BETWEEN: Landscape and You」を開催
PR TIMES / 2025年2月5日 13時15分
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メインビジュアル
株式会社Tokyo International Gallery(品川・天王洲)では、真田 将太朗による個展 「BETWEEN: Landscape and You」を開催いたします。
真田が描く「新しい風景」は、窓のように作品と鑑賞者の間に空間を創出し、鑑賞者を包み込むように上へ上へと伸びていく作品は、見る者との対話を生み出します。真田がこれまで制作してきたパブリックアートの多くは、その地で人々を繋いでいく絵画の力を、変容しながらもそこにあり続ける風景として展示されています。本展覧会では、大作のほかに大型立体インスタレーション作品の展示を行い、「新しい風景」に没入できる空間を作り出します。
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展示イメージ
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展示イメージ
Artist Statement
「作品をつくる」という行為を自覚して絵を描いた最初期のモチベーションは、「現代を映し出す新しい風景を描き、多くの人に見てもらいたい」というものだった。現代は混沌とした情報社会で、人々は忙しさに追われている。そんな生活には、立ち止まって景色を眺めたり、心を落ち着ける時間が必要だ。そして、目に見えない恐怖から物理的・精神的な壁を簡単に作ってしまう時代に、私の描く風景を通して他者と繋がる体験を共有してほしいという、少しの傲慢さもあった。とにかく、現代のための「新しい風景」を作る必要を感じていたのである。
「新しい風景」を描くためには、風景が形づくられる長い時間や、風景を見つめる私たちの身体が無意識に感じている重力などを感覚的に表現することが重要だと考えた。そこで役に立ったのは、「風景は縦に伸びる」という感覚である。樹木は上に向かって真っ直ぐ伸び、根は地下に広がって自然の景色を完成させる。地層や海は深く世界を支え、空や宇宙もまた驚くほどの高さで私たちの小ささを強調する。建築物も基礎から高層まで縦へと積み上げられ、都市の景観を構成する。こうした要素を画面に対して垂直の統一的な筆致で描き、時間の流れをグラデーションや残像のように表現しながら、一枚の平面に収めていく。実際の風景から色彩を抽出し、画面に再構築することで、部分と全体、中心と周縁の違いを打ち消しながら、層を重ねていく。これが今の私にとって最も適した「新しい風景」の描き方だと結論づけた。こうして完成する「Landscape」と名の付く作品群は、実際の風景から要素を抽象化し、新しい風景として再構築した大きな絵画のシリーズである。筆致や色彩の選択、構図の綿密な計画をもとに、それを現実に描き起こすことを目指している。そして、制作中に生まれる即興的な筆の動きや予期せぬ変化を受け入れながら、さらに進化する風景を描き続ける創造的なプロジェクトである。歴史に根ざしつつ、日々変化する情報社会に呼応して生み出される絵画は、継承と変化という二つの要素を巧みに含んだ「新しい風景」として、私たちを見つめてくるだろう。
絵を描くのは生きている人間である。そのため、作者の意識に関わらず、作品には作者が生きる時代の断面が映し出される。写真が登場したことで、絵画の記録としての役割は薄れたと言われるが、それでも絵画が持つ時代性が作品の理解にどう影響するのか、改めて考える必要がある。
何も描かれていないキャンバスに絵の具が加えられるたび、絵画は不均質な要素に満たされていく。この不均質さは不安定であり、要素同士の関係が一瞬で変わる可能性を秘めている。完成に向かう動的な過程を静かに映し出すのが絵画であるなら、作品内部で完結するものとして、絵画の記録媒体としての意義は今も失われていない。そうして完成した絵画はその場にいる人々を取り込み、現実に影響を与える力として目の前に現れる。私の絵画は、壁であると同時に窓である。空間を隔てているかと思えば、すぐに現実と虚構を繋ぎ、私たちとの関係を作り出そうとする。それはまるで絵画が私たちを見ているかのような感覚である。同じ絵を等しく見ながら、その絵に等しく見つめられる時間をあらゆる鑑賞者が共有し、そこに自己と世界を振り返る豊かな感覚が生まれるような、「新しい風景」を拓きたい。
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真田将太朗
Shotaro Sanada 真田将太朗<BIOGRAPHY>
2000 兵庫県西宮市に生まれる
2019 辰馬育英会 甲陽学院高等学校 卒業
2024 東京藝術大学 美術学部 芸術学科 卒業
2025 東京大学大学院 学際情報学府 修士課程
在学
画家。2000年生まれ、兵庫県西宮市出身。2024年に東京藝術大学美術学部を卒業、東京大学大学院先端表現情報学専攻修士課程に在学中(情報学修士)。クマ財団8期奨学クリエイター。 「新しい風景」をテーマとする大型抽象絵画が東京藝大在学中より注目を集め、Art Olympia 2022、藝大アートプラザ賞、東京藝大アートフェス優秀賞など数多くの賞を受賞。2023年には「Google Japan × Z世代アーティスト」第1弾アーティストに採択され、幕張メッセ「AI EXPO 2023」ではライブペイントを開催。また同年JR東日本より依頼を受け、JR長野駅構内に永久常設となっている10mの大絵画制作を担当した。 東京大学大学院進学後の2024年には台湾新光三越やGINZA SIX 銀座蔦屋書店で個展を開催。JR上野駅構内レストランの大壁画や長野県竜王常設ストリートピアノへのペイントなどの全国各地における常設作品制作の傍ら、レーシングドライバー太田格之進やスキークロス日本代表中西凛のヘルメットデザインを手掛けるなど広く活動を続けている。 主な個展に『Process Landscape』(2024/銀座蔦屋書店)、『Solo Exhibition』(2024/台湾新光三越)、『OVER』(2024/STREET DREAMS STUDIOUS TOKYO)、『ACROSS』(2023/Bumpodo Gallery)など。
<CV>
2022 藝大アートプラザ賞 受賞
Art Olympia 2022 入賞
2023 Art Students STARS vol.1・2 選出
Google Japan × Z世代アーティスト 第一弾アーティスト採択
JR東日本 Beyond Stations 構想 常設アーティスト採択
JR長野駅構内大壁画制作・半永久常設
東京藝大アートフェス 優秀賞 受賞
2024 超異分野学会2024 山形大学賞 受賞
公益財団法人クマ財団 8期奨学クリエイター 選出
JR上野駅構内大壁画制作・半永久常設
Pen BREAKING2024 Art & Design 選出
Tokyo Emerging Directors U40 アーティスト選出
<EXHIBITIONS>
2022 Solo 「from」art brewing gallery - haco(東京)
2023 Solo 「ACROSS」Bumpodo Gallery(東京)
Group 「WHAT CAFE EXHIBITION」寺田倉庫 WHAT CAFE(東京)
2024 Group 「ART SESSION」GINZA SIX 銀座蔦屋書店(東京)
Solo 「OVER」STREET DREAMS STUDIOUS TOKYO(東京)
Solo 「Solo Exhibition」台湾新光三越(台北)
Solo 「Process Landscape」GINZA SIX 銀座蔦屋書店(東京)
Group 「Born New Art in Osaka」阪急メンズ大阪(大阪)
Group 「ART SESSION」京都高島屋 京都蔦屋書店(京都)
Group 「Tokyo Emerging Directors U40」寺田倉庫 WHAT CAFE(東京)
2025 Group 「線的時間の面的再現」クマ財団ギャラリー(六本木)
【 開催概要 】
・タイトル :「BETWEEN: Landscape and You」
・出展作家 :真田将太朗
・会場 :Tokyo International Gallery
・住所 :東京都品川区東品川1-32-8 TERRADA ART COMPLEXII 3F
・開催期間 :2025年3月1日(土)~ 2025年4月26日(土)
・休廊日 :月曜、火曜、(水曜日は予約制)
【ダウンロード】プレスリリースPDF
d71771-16-25157f8728c63a41e76e74bea87a7afe.pdf
【 お問合せ先 】
株式会社Tokyo International Gallery
代表取締役 島村航介
info@tokyointernationalgallery.co.jp
【 お知らせ 】
Tokyo International Galleryは2024年7月1日より、ギャラリースペースを
一時TERRADA ART COMPLEX II(同館)の3階へ移転いたしております。
皆様にはご足労をおかけいたしますが、新しいスペースでも作家や作品の魅力をご体感頂けるような展覧会を開催して参ります。皆様のご来場を心よりお待ちしております。
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