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一条工務店の「ネット・ゼロを大きく上回るZEHの大量供給への取組み」が2021年度省エネ大賞「経済産業大臣賞」(最高賞)を受賞 

PR TIMES / 2021年12月22日 18時45分

~ZEH普及の課題である建築予算の削減に取り組み「超ZEH」住宅の開発・普及に貢献~

株式会社一条工務店(代表取締役社長:岩田直樹)は、一般財団法人 省エネルギーセンター主催による「2021年度 省エネ大賞(省エネ事例部門 ZEB・ZEH分野)」において、当社の「ネット・ゼロを大きく上回るZEHの大量供給への取組み」が、最高賞の「経済産業大臣賞」を受賞しました。



[画像1: https://prtimes.jp/i/62185/18/resize/d62185-18-70bd388a5a24ed466ad6-5.jpg ]



[画像2: https://prtimes.jp/i/62185/18/resize/d62185-18-150bf012dc58f43763ae-6.png ]

「省エネ大賞」は、事業者や事業場等において実施した他者の模範となる優れた省エネの取組みや、省エネルギー性に優れた製品並びにビジネスモデルを表彰するものです。今回当社が受賞したZEB・ZEH分野は、本年度に新設された分野となり、ビルオーナー(建築事業者等との共同取組も含む)によるビルのZEB化(※1)、ハウスメーカー等が住宅のZEH化(※2)を達成した活動で、今後普及が期待される事例を対象としています。
※1:ZEB化:ZEB Ready以上、※2:ZEH化:Nearly ZEH以上


今回の受賞では、省エネルギー性を大きく向上させた住宅を大量供給し、ZEH化率のアップを実現した当社の取組みが評価されました。ZEHの普及には、ZEH化に伴い増大する建築予算について顧客の理解を得ることが大きな課題でしたが、当社では、住宅部材の内製化と施工の合理化を図ることで、超気密・超断熱による「超省エネ」と大容量太陽光発電による「超創エネ」により「使う電力≦創る電力」を実現した「超ZEH」の住まいをリーズナブルな価格で顧客へ提供できる体制を整えました。また、ZEHが生活に与える恩恵を顧客へ分かりやすく説明することで、住宅のZEH化について理解を得ることに努めました。これらの取組みの結果、本州における2020年度工事着工物件において、ZEH・Nearly ZEH普及率91%(※3)を達成することができ、住宅業界のZEH普及に寄与しました。
※3:ZEHビルダー/プランナー実績報告における普及率

今後も当社は、ZEH率100%を目指し、暮らしのエネルギーに貢献できる住まいの普及を続け、さらには、アフターコロナ・ウィズコロナを踏まえた、社会情勢に対応した暮らしの提案を実施しながら、事業活動全体を通じてSDGsの推進に取り組んでまいります。

<省エネ大賞 評価コメント>
本応募は、普及の遅れている省エネ住宅の普及拡大を目指し、性能面、コスト面及び普及面等からの様々な取り組みを行い、業界でトップクラスのZEH供給実績を上げた取り組みである。同社では、従来より断熱性能等省エネ性に優れた住宅を、より安価で供給するための開発に力を入れ、また、ZEH住宅のより一層の普及活動にも力を入れており年13,000棟に上るZEHを供給している。同社での具体的取り組みは、主に次の3点である。1.ZEH基準を大きく上回る省エネ性能に優れたZEH普及モデルの開発 2.ZEH化に不可欠な太陽光発電等の普及拡大のための技術面、経済面からのアプローチ 3.ZEHメリットの正しい伝達のため、まず自社社員教育の徹底を行うと共に顧客に対する様々な広報活動を展開。以上3点の取り組みにより、同社のZEH供給は年1万棟以上となり住宅販売棟数に対するZEH化率は81~91%(※4)となっており、高く評価できる。
※4:Nearly ZEH以上

<ご参考>
家庭内の“エネルギー収支ゼロ”を実現する家「ZEH(ゼッチ)」。一般的には「使う電力=創る電力」となることを目指しますが、一条工務店の家は超気密・超断熱による「超省エネ」と大容量太陽光発電による「超創エネ」により、「使う電力≦創る電力」になる「超ZEH」の住まいです。

◆一条工務店のZEH普及への取組み
1.「構造部材の内製化」「施工の合理化」により、部材の高性能化とコスト削減の両立を実現。
構造部材の自社グループ生産により、ZEH基準を超えるものを多くのお客様にご提供できる価格で標準仕様としました。


[画像3: https://prtimes.jp/i/62185/18/resize/d62185-18-a8865da224c2d1dc94be-1.png ]

さらに、組み立ての大部分を工場で行い、工期の短縮・施工費用の減少を図りました。これにより、リーズナブルなコストで高性能住宅を供給できる体制を構築しました。

[画像4: https://prtimes.jp/i/62185/18/resize/d62185-18-a7bd0362797d209b231f-2.png ]

2.設備投資に見合う付加価値に焦点を当て、ZEHに不可欠な太陽光発電搭載率アップへ。
太陽光発電パネルの内製化により、施工性を向上。デザイン性と耐震性を兼ねた、スタイリッシュな太陽光発電パネルを開発しました。さらに、国の想定では減価償却が20年とされるところ、8~9年で可能な低価格化を実現しました。専用無線ルーターを全棟に設置し、発電状況を常時チェックすることで、不具合等にも迅速に対応します。また、全負荷対応の蓄電池を採用し、5.5kVAの出力で、停電時でも家中のほとんどの電気が使用可能です。これらの取組みにより、当社の太陽光のお客様採用率は86%(2020年度)を誇ります。
[画像5: https://prtimes.jp/i/62185/18/resize/d62185-18-f14e2c987dfd43a12b5f-3.png ]

◆ZEH普及活動の成果
・2020年度着工物件のうち、北海道で99%、本州以南では96%のZEH普及実績を達成
ZEH普及実績を徐々に伸ばし続けて、2020年度のZEH普及実績は過去最高に。また、お客様の理解を得るための活動と企業努力により、2020年のZEH Orientedを含むZEH比率は、北海道で99%、本州以南で96%と、国が2020年目標とした「新築住宅の50%以上をZEH化」を大きく上回りZEHのスタンダード化に成功しました。
[画像6: https://prtimes.jp/i/62185/18/resize/d62185-18-86d9603df0ede1b9f2ed-4.png ]


・外皮性能は標準仕様で全棟ZEH基準(※5)を大きくクリアし、設備仕様への過度な投資が不要に
住宅の外皮性能を高めておくことで、設備仕様への過度な投資をしなくても、高水準な一次エネルギー消費量削減率を実現できます。ZEHのポイントのひとつである断熱性能は、外皮平均熱貫流率「UA値」で規定されています。この値は、壁や窓などから逃げるエネルギーの合計が、住宅の表面積に対してどれほどの割合なのかを表しており、この値が小さいほど熱が逃げにくく、断熱性が高いということになります。当社の2020年度工事着工物件12,293件全てがZEH基準のUA値をクリアしており、再生可能エネルギーを除く一次エネルギー消費量削減率の平均は51%と、ZEH基準の2.5倍以上を達成しています。
※5:1.2地域 0.4W/平方メートル K 3地域 0.5 4~7地域は0.6W/平方メートル K以下

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