ロボットにも、スマートデバイスにも、チャットボットにも。1→10Robotics “空気を読む”会話エンジン「PECO (ペコ)」リリース
PR TIMES / 2017年10月10日 12時23分
リニューアルしたコーポレートサイトで体験が可能 https://1-10robotics.com
株式会社ワン・トゥー・テン・ホールディングス(本社:京都市、東京オフィス:品川区、代表:澤邊芳明、以下ワントゥーテン)のグループ企業である、株式会社ワン・トゥー・テン・ロボティクス(本社:品川区、京都オフィス:京都市、代表:長井健一、以下1→10Robotics)は、 “空気を読む”会話エンジンパッケージ「PECO (ペコ)」を制作いたしました。そして、本日より会話体験パッケージとして販売を開始いたします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/16942/19/resize/d16942-19-862301-0.jpg ]
1→10Roboticsはこれまで、ロボット・スマートデバイス・コネクテッドカー・チャットボットなど、さまざまな会話体験を提供してきました。こうした体験作りの知見を活かし、会話エンジン「PECO」をリリースします。
従来の会話エンジンは、テキストを中心としたやりとりがベースですが、現時点ではそこで扱える情報量も情報密度にも限界があります。人工知能の次の発展には、マルチモーダルインタフェースと呼ばれる、複数の感覚を横断し連携する知能が必要だと言われてきました。
そこで、「PECO」は視覚・聴覚・触覚・感情値などの感覚情報や、ユーザー属性や記憶、環境情報などを統合して、文脈として把握することを前提に、新たに設計からやり直した会話エンジンとして開発をいたしました。センシング機能やイベント情報を取り扱うことで、”空気を読む”会話を実現します。これにより、人工知能を活用した会話をさらに加速させることを目指しています。
この会話エンジン「PECO」は、ウェブでのチャットボットの他にも、アニメなどのキャラクター、車やスピーカーなど会話デバイス、そしてロボットまで、様々なものに対応ができます。
たとえば、10/1(日)にリニューアルをした1→10Roboticsのコーポレートサイトのキャラクター「モッチ」から、会話ソリューションをお試しいただけます。ぜひご体験ください。
1→10Roboticsコーポレートサイト https://1-10robotics.com
【1→10Robotics 代表 長井健一のコメント】
いま、スマートスピーカーやスマートデバイス、そしてロボットと、音声によるインタフェースに大きな注目が集まっています。私たちの生活はもっともっと便利になっていくでしょう。
そして、私たち1→10Roboticsの夢は、誰もが想い憧れるロボットや人工知能と共存する未来、それを実現することです。空気を読むことを目標に新しく設計した会話エンジン「PECO」を通じて、そうした未来を一つ一つ叶えていきたいと考えています。
【PECOを用いた”空気を読む”会話体験の導入例】
ウェブサイト
・サイト上のチャットボットとして、掲載情報に合わせた案内やレコメンドなどを行う。
・ページ履歴(いつ・どこ)を覚えていき、会話でユーザーをナビゲート活用する。
サイネージ
・ユーザーの性別・年齢・距離に応じて、適切に会話を切り出す。
・日時や天気・ニュースを活用して、ユーザーの行動を促すような案内を行う。
プロダクト / ロボット / スマートデバイス
・ユーザー情報からパーソナライズさせた会話や機能を提供する。
・行動履歴(誰が・いつ・何を)を覚えていき、会話に活用する。
・ユーザーの趣味嗜好や想い出を記録し、外部の情報とあわせて話を作り出す。
・写真や映像などの視覚情報から、雑談のテーマとする。
コネクテッドカー
・ユーザー情報・位置情報・周辺情報より、適切なレコメンドをしてくれる。
・ユーザーの視線がどこを見ているかを取得し、アラートを投げる。
・車内の人数や雰囲気に応じて、切り出す会話を変える。
広告キャンペーン
・ロボットやスマートデバイスを用いた会話体験の提供。
・アニメのキャラクターを使用したチャットボットやサイネージ体験を設置する。
・音声操作とユーザー情報をかけあわせたインスタレーションの展示。
[画像2: https://prtimes.jp/i/16942/19/resize/d16942-19-284473-1.jpg ]
【1→10Roboticsについて】
先鋭的なロボット体験・会話体験を創り出している。
ディレクション、プランニング、エンジニアリング、ライティング、機械学習、デザインなど、完成までをワンストップで制作できることが、1→10Roboticsの会話体験作りの特徴であり、大きな強み。
テキストや音声を通じて、便利なだけでなく自然で親しみを覚え、あっと驚かせるような体験を提供できるシステムと制作環境を備えている。
【長井健一について】
2005年3月京都大学工学部卒業後、ワントゥーテンデザインへ入社。
インターネット黎明期における様々なブランドのデジタルコミュニケーション領域で、最新技術を活用した先鋭的な表現を制作し、国内外の広告賞を多数受賞。ワントゥーテンデザイン代表取締役社長、澤邊芳明(現・ワントゥーテン代表)にその才能を認められ2011年4月、ワントゥーテンデザイン CTO(最高技術責任者)に就任。ウェブやモバイルから制作領域を拡大し、ソフトバンクロボティクスの感情認識ヒューマノイドロボットPepperへは企画段階よりプロジェクトへ参画、一般発売の実現へと貢献する。
Cannes Lions、Spikes Asia、TIAA、グッドデザイン賞など、受賞多数。
2015年9月、ワントゥーテンロボティクス代表取締役に就任。
【ワントゥーテンについて】 http://www.1-10.com/
京都・東京・シンガポール・上海を拠点とし、広告クリエイティブ事業、ロボット/AI事業、IoT/商品プロトタイプ事業、空間演出/エンターテインメント事業の 4 事業を展開する、9 社からなる企業グループ。
タグラインは、“IGNITE EVERYONE,UPDATE EVERYTHING”。
クリエイティブと革新的技術で人々の心に火をつけ、あらゆることをアップデートする体験を提供する。
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