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沖縄県立博物館・美術館で「台湾展~黒潮でつながる隣(とぅない)ジマ~」開幕

PR TIMES / 2019年9月11日 17時40分

台北駐日経済文化代表処台湾文化センターと沖縄県立博物館・美術館の共催による展覧会「台湾展~黒潮でつながる隣(とぅない)ジマ~」が9月6日、沖縄県立博物館・美術館で開幕した。開幕式には蕭宗煌・文化部政務次官(副大臣)、玉城デニー・沖縄県知事、田名真之・沖縄県立博物館・美術館館長、張本光輝・琉球華僑総会会長、范振国・駐日代表処那覇分処長、王淑芳・台湾文化センター長らが出席し、テープカットを行い同展の開催を祝賀した。



[画像1: https://prtimes.jp/i/42392/19/resize/d42392-19-976955-3.jpg ]



 蕭宗煌・政務次官は開幕式の挨拶のなかで、国立台湾史前文化博物館と日本の国立科学博物館が協力して「3万年前の航海徹底再現プロジェクト」を推進しているように、台湾と沖縄の交流は旧石器時代にまで遡ることができると述べ、その歴史の足跡は現代の多様化した社会、歴史、文化の中から見出すことができると強調した。そのうえで、双方の協力を制度化し、交流を次の世代につなげていくことを期待した。蕭次官は沖縄の伝統衣装「かりゆし」を着て、アミ族伝統のポシェットを掛けた姿で挨拶し、そのあと台日友好の証として玉城知事にアミ族のポシェットを贈呈した。
[画像2: https://prtimes.jp/i/42392/19/resize/d42392-19-107208-1.jpg ]


同展は、台湾の歴史と住民の概況から始まり、台湾を統治した歴代政権の歴史を振り返り、近年台湾で急速に進んだ民主化の道のりと背景について理解を深め、沖縄と台湾に関連する歴史の足跡を探るほか、双方の新たに生まれる文化についても注目し、台湾の現代の多様な社会の文化の姿を紹介している。同展は11月4日まで開催される。また、10月5日から11月4日まで、関連イベントとして同館で特別企画展「沖縄のハジチ、台湾原住民族のタトゥー『歴史と今』」が開催される。
蕭次官は今回の訪日で、京都市で開催された国際博物館協会京都大会(ICOM Kyoto 2019)の台湾パビリオン「博物の島」と「東アジア博物の美」の開幕式に出席し、国際人権博物館連盟のデイヴィッド・フレミング(David Fleming)会長とともに国際人権博物館連盟アジア太平洋支部(FIHRM-AP)を台湾国家人権博物館に開設することを共同発表した。
また、蕭次官は香川県を訪問し、瀬戸内国際芸術祭に出展している台湾の王文志(ワン・ウェンチー)氏および林舜龍(リン・シュンロン)氏の作品を参観した。西原義一・香川県副知事とも会見し、香川県が瀬戸内国際芸術祭および漆芸の分野での長年にわたる協力に感謝を表すとともに、今後現代アートや郷土の物語を題材にした展覧や文学についても双方の交流が広がっていくよう期待した。
[画像3: https://prtimes.jp/i/42392/19/resize/d42392-19-435822-2.jpg ]


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