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中村キース・ヘリング美術館 2019年度コレクション展「Keith Haring: Humanism -博愛の芸術-」

PR TIMES / 2019年3月30日 16時40分

約300点に及ぶキース・ヘリングの作品を所蔵する世界で唯一の美術館

「アートは人間を操作するのではなく、祝福する。」(1978年10月14日 「キース・ヘリング ジャーナル」より)



[画像: https://prtimes.jp/i/22359/22/resize/d22359-22-376223-0.jpg ]




中村キース・ヘリング美術館は2019年度のコレクション展として「Keith Haring: Humanism -博愛の芸術-」を開催いたします。

本展では、一部の富裕層に独占されたアートを否定し、人種も宗教も性別も凌駕する愛を信じたキース・ヘリングの思想を当館のコレクションとともにご紹介いたします。

1980年頃ヘリングがニューヨーク中の地下鉄構内に描き始めた《サブウェイ・ドローイング》は、地下鉄という公共空間での‘落書き’というリスクを伴いながらも、「アートはすべての人のために」という信念のもと約5年間敢行されました。ヘリングは瞬く間にその名を世に広め、地下鉄の利用者をアートの鑑賞者に変えたのです。

米国ペンシルバニア州カッツタウンという小さな町を故郷とするヘリングは、幼少期より父と絵を描き始め、日曜日には家族で教会へ通うという一般的な家庭に育ちました。アーティストを目指してニューヨークへ渡ると芸術活動の幅を一気に広げ、アトリエでの作品制作以外にも、世界各地に足をのばし、ワークショップや壁画制作を意欲的に行い、子ども病院などの公共施設へ作品を寄贈しました。また、景気の低迷、人種差別、エイズ感染の拡大など様々な問題を抱えた80年代ニューヨークの混沌とした時代を背景に、ヘリングはエイズ予防啓発や反アパルトヘイト、アフリカ緊急救援基金の展覧会などのために、数多くのポスターを手がけ、時には公共の場で無料配布しました。社会の束縛や抑圧からの解放と、人間の自由と平等を掲げたヘリング。彼は一貫してアートを媒体に人道主義の最も敬虔にして、勇敢な姿を貫いたのです。

ヘリング芸術を象徴する作品のひとつ《スウィート・サタデー・ナイト》は、1985年にブルックリン・アカデミー・オブ・ミュージックで、黒人のストリートダンスと社交ダンスの300周年を記念して上演されたパフォーマンスの舞台セットでした。横幅6メートルを超える大画面一杯に黒い線が踊るように描かれています。ニューヨークで最盛期を迎えていたクラブカルチャーの熱気と生命力に溢れ、まさに愛と生きる喜びを表現しています。


僕はアートがプロパガンダであると思わない。アートは魂を解き放ち、想像力を掻き立て、人々がさらに先へ進めるように勇気づけるものであるべきだ。アートは人間を操作するのではなく、祝福する。(1978年10月14日 「キース・ヘリング ジャーナル」より)


<展覧会概要>

Keith Haring: Humanism -博愛の芸術-

会 期:2019年4月13日(土)~2020年1月13日(月・祝)

開館時間:午前9時~午後5時

休 館 日:2019年4月9日(火)~4月12日(金)、

2019年5月15日(水)~5月17日(金)(展示替えのため休館いたします)

入 場 料:

大人 ¥1,200、16歳以上の高校・専門・大学生 ¥600、

障がい者手帳をお持ちの方 ¥600、15歳以下 無料

※割引には証明書が必要です

団体(20名様以上)¥1,000 ※要予約

#中村キースヘリング美術館 #Humanism展

All Keith Haring Artwork (C) Keith Haring Foundation Courtesy of Nakamura Keith Haring Collection.



<同時期開催>

大山エンリコイサム個展「VIRAL」

会  期:2019年5月18日(土)~2019年11月17日(日)

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