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ウクライナから高校生・教員ら9名が来日。福島県での放射線に関するスタディーツアーに参加

PR TIMES / 2025年1月23日 11時45分

ウクライナと福島県の高校生が交流し、災禍からの復興を考えます



 特定非営利活動法人 日本教育再興連盟(以下「ROJE」)(本部:東京都千代田区、代表:鈴木寛・陰山英男)は、福島県立郡山高等学校等との共催により、2025年2月1日から7日にかけて、福島県にて「ウクライナの高校生を招へいした災禍に関するスタディーツアー」を開催します。本スタディーツアーはJST(国立研究開発法人科学技術振興機構)によるさくらサイエンスプログラムに採択され、主として郡山高校の高校生とウクライナの高校生が交流し災禍からの復興について考えるプロジェクトです。また実施に先立ち、ウクライナよりチェルノブイリ原発事故・福島第一原発事故・ロシアによるウクライナ侵攻下において、子ども支援を続けるNGOの職員、ドンチェバ・イエフゲーニァ氏も来日し、日本各地で講演会等を実施します。講演の様子やドンチェバ氏ご本人への取材も可能ですので、ぜひご取材ください。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/121412/22/121412-22-4563a3cd0f469de430e96d28761b51dd-2048x1542.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
来日予定の高校生、教員

プログラム
【全体スケジュール】
- 2月2日 @福島県南相馬市

 プログラム1.(イノベーションコースト構想・伝承館等見学を調整中)
 プログラム2. 19時頃~ 双葉屋旅館にて交流会
- 2月3日 @福島県南相馬市、いわき市

 プログラム3. 南相馬市立小高小学校にて交流会・ワークショップ
 プログラム4. いわき市立小川中学校にて交流会
- 2月4日 @福島県いわき市

 プログラム5. いわき市立小川中学校にてワークショップ
- 2月5日 @福島県郡山市

 プログラム6. 郡山高校一日入学・ホームステイ
- 2月6日 @福島県浜通り

 プログラム7. 浜通りバスツアー
- 2月7日 @東京都

 ウクライナ大使館、文部科学省(調整中)、未来科学館訪問

【ドンチェバ氏スケジュール】
- 1月28日 @広島県広島市

 ○訪問場所:広島北ロータリークラブ、広島市教育委員会、広島市立己斐中学校
- 1月29日 @京都府京都市、京田辺市

 ○訪問場所:京都教育大学、同志社国際高等学校(ドンチェバ氏講演会)
- 1月30日 @愛知県名古屋市

 ○訪問場所:名古屋(愛知県内の学校での講演等を調整中)
- 1月31日 @大分県大分市

 ○訪問場所:大分(大分県教育委員会(調整中)、大分県立大分東高等学校(ドンチェバ氏講演会)
- 2月1日 @東京都

 ○訪問場所:聖心女子学院初等科(学芸会を見学、その後ドンチェバ氏講演会)
→以降、全体に合流

主催団体
主催(受け入れ校):福島県立郡山高等学校
共催:京都教育大学伊藤駿研究室・NPO法人ROJE
協力:日本OECD共同研究
ウクライナ参加高校:ジトーミル市リセウム25(Lyceum No. 25 Zhytomyr)、ジトーミル市リセウム12(Lyceum 12 named after S.Kovalchuk, Zhytomyr city) いずれの高校からも教員1名と生徒3名ずつが参加

参加者・主催団体プロフィール
福島県立郡山高等学校(福島県郡山市)
1977年開校の県立高等学校。2025年度より探究科を設置予定。2022年3月に実施されたOECD Education 2030主催グローバルフォーラムにおいて、今回参加するウクライナの2校の高校生たちとの交流を開始。その後継続的に交流を続けるとともに、ウクライナの生徒・教員の来日計画をJSTへ申請し、採択された。今回は受け入れ高校として全体のコーディネートをつとめるほか、実際にウクライナの生徒たちが同校で授業を受ける予定もある。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/121412/22/121412-22-46adde36c4d21bd5180a161dec8a2eca-700x393.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
リセウム25の外観
ジトーミル市リセウム25 ウクライナ・ジトーミル州にある教育機関の一つであり、その歴史は1919年にまで遡る。本学校は小学校から高等学校までが併設されており、現在生徒数は890名。数学やプログラミング教育に注力している学校で、卒業生の多くはウクライナ国内外の有名大学に進学しており、過去にはNASAによる火星移住候補者のセルヒー・ヤキモフ氏を輩出している。しかしながら、2022年3月4日にロシア軍によるミサイル攻撃で校舎が全壊、復旧の目処は立たず異なる場所で教育活動を行っている。



[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/121412/22/121412-22-7179b7baa1fa9389a621113ff79af90a-1280x960.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
リセウム12の外観
ジトーミル市リセウム12 ジトーミル州にある中等教育学校。1961年設立、現在は英語とドイツ語を中心とした、高度な外国語教育を提供している。現在、生徒数は730名程度。科学技術系に高い関心をもち、文化イベントなどで優秀な成績を幾度となく受賞している。



ドンチェバ・イエフゲーニァ氏
 1968年生まれ、現在基金Chernobyl’ Hostageの理事長。ジトーミル教育大学卒業後、翻訳家、通訳者、秘書等として勤務。長年に渡り、チェルノブイリ原発事故の被災者および被災地域の支援活動に携わる。また、この経験をもとに福島第一原発事故発生後に日本への支援も実施。現在は福島県南相馬市を中心に支援を届けるとともに、日本全国の学校現場から届けられる支援物資等を教育機関や医療機関に届けている。

NPO法人ROJE
 2005年設立、2007年法人格取得。「教育で未来をつくる」をミッションに、教育支援活動に取り組む。東日本大震災の支援活動を通じて、原発事故被災地支援を行うドンチェバ氏と出会い、原発事故の伝承に関する現地調査のために2020年にウクライナへ3名のスタッフが渡航。直後、コロナ禍により交流ができなくなったが、オンラインを活用し交流を継続。2022年には京都大学でウクライナ写真展を実施するほか、現地との交流を続けている。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/121412/22/121412-22-cb751873e7b2309c966eb8d2817be404-843x338.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


【団体概要】
団体名:特定非営利活動法人日本教育再興連盟
本部所在地:101-0052 東京都千代田区神田小川町2-8-20 光輪ビル402
代表:鈴木寛・陰山英男
事業内容: ウェブメディアの運営、学校ボランティアの派遣、出前授業の実施、災害支援など
設立: 2005年12月(法人登記:2007年10月)
HP:https://kyouikusaikou.jp/
伊藤駿
 1993年生まれ、京都教育大学総合教育臨床センター講師。大阪大学大学院博士後期課程修了(博士:人間科学)。NPO法人ROJE理事。前職の広島文化学園大学において、ウクライナの児童生徒とゼミ生を中心とした学生の交流を実施。ウクライナ侵攻直後から子ども支援活動を実施している。専門はインクルーシブ教育、災禍の教育学。

ご取材の方法
 取材については、ウクライナや福島県の高校生・先生等関係者をはじめとする事前事後のインタビュー、現地プログラム中の動画・画像提供など幅広い対応で可能です。なお、現地での取材を希望される場合は、セキュリティーの都合上、可能な限りお早めにお問合せ先までお知らせください。

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