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2013年度「ポール・ヤンセン賞」選考結果のお知らせ

PR TIMES / 2013年10月25日 17時50分

2013年10月25日、沖縄県宜野湾市で開催されました「第23回日本臨床精神神経薬理学会(会長:琉球大学大学院医学研究科精神病態医学講座 教授 近藤 毅先生)」において、同学会賞である「2013年度ポール・ヤンセン賞および学会奨励賞」が選出されました。

ポール・ヤンセン賞は、抗精神病薬ハロペリドール、リスペリドンを代表とする薬剤の合成・開発によって、世界中の精神疾患の患者さんに社会復帰への道を拓いたとされるベルギーの故ポール・ヤンセン博士*の偉大な功績にちなんだものです。臨床精神神経薬理学会の研究奨励を通じて精神疾患の病因の解明、向精神薬の適正な使用、それによる患者さんのQOLの向上に資することを目的に、2001年に設立されました。

10月25日の授賞式典では、ポール・ヤンセン賞選考委員会の事前投票結果に基づき、本年度の授賞演題が発表され、賞の授与が行われました。
本年度の受賞論文は次の通りです。

■ポール・ヤンセン賞(2論文)
統合失調症患者においてアリピプラゾールは他の非定型抗精神病薬と異なる
認知プロファイルを有する
堀 輝 先生 産業医科大学医学部精神医学教室

向精神病薬の再発予防効果における第一世代抗精神病薬と第二世代抗精神病薬の比較:
システマティックレビューとメタ解析
岸本 泰士郎 先生 慶應義塾大学精神神経科学教室、Hofstra North Shore-LIJ医科大学
          Zucker Hillside病院

■学会奨励賞(3論文)
選択的セロトニン取り込み阻害薬がP-糖タンパクの基質薬物フェキソフェナジンの体内
動態に与える影響
猿渡 淳二 先生 熊本大学大学院生命科学研究部薬物治療学分野


統合失調症における耐糖能異常の有病率
小野 信 先生 新潟大学大学院医歯学総合研究科精神医学分野

第2世代抗精神病薬単剤で治療されている統合失調症患者における血中プロラクチン値の比較
鈴木 雄太郎 先生 新潟大学大学院医歯学総合研究科精神医学分野


上記のポール・ヤンセン賞ならびに学会奨励賞の受賞者には、大学への奨学寄付金、研究助成金として賞金が授与されます。


*ポール・ヤンセン博士(1926-2003)
ポール・ヤンセン博士は、1958年に精神疾患におけるスタンダード薬剤となるハロペリドールの合成に成功し、同剤が統合失調症患者の社会復帰を可能にするという、精神科医療における一大変革をもたらしました。さらに後年、博士指導のもと新世代の抗精神病薬リスペリドンが開発され、1993年の発売以来、国内外で今日の精神科医療に貢献しています。


以上
ヤンセンについて
我々ヤンセンは、現代においてもっとも重要な「いまだ満たされない医療ニーズ」への対応と解決に力を注いでいます。これには、がん、免疫疾患、神経疾患(中枢神経・疼痛)、感染症・ワクチン、代謝・循環器疾患が含まれます。患者への貢献という強い意思に基づき、革新的な製品、サービスを開発提供し、健康問題の解決に努め、世界中のひとびとを支援しています。ヤンセンファーマ株式会社は、ヤンセンファーマシュ―ティカルグループのひとつです。

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