ウッドデザイン賞2019 優秀賞「林野庁長官賞」受賞(グループ初)『低温乾燥による国産杉材の付加価値向上プロジェクト』

PR TIMES / 2019年12月6日 9時25分

ポラスグループ 株式社中央住宅

ポラスグループ 株式会社中央住宅(本社:埼玉県越谷市、代表取締役社長:品川典久)では、この度、全国森林組合連合会、東京大学大学院薬学系研究科、株式会社モリアンとの4者共同による、国産杉パネル「SUGINOKA」のコラボ開発プロジェクト『低温乾燥による国産杉材の付加価値向上プロジェクト』が、ウッドデザイン賞2019において、413点の応募作のうち上位10点に入る優秀賞「林野庁長官賞」を受賞(※)しました。ポラスグループではこれまで、本件を含め8件がウッドデザイン賞を受賞しており、今回の優秀賞「林野庁長官賞」は初受賞となります。※4者共同受賞、ソーシャルデザイン部門コミュニケーション分野



ウッドデザイン賞は、木の良さや価値を再発見させる製品や取組について、特に優れたものを消費者目線で評価し、表彰する新しい顕彰制度です。これによって“木のある豊かな暮らし”が普及・発展し、日々の生活や社会が彩られ、木材利用が進むことを目的としています。
ウッドデザイン賞公式HP https://www.wooddesign.jp/


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■低温乾燥による国産杉材の付加価値向上プロジェクト詳細
本プロジェクトはポラスグループ (株)中央住宅・全国森林組合連合会・東京大学大学院薬学系研究科・(株)モリアンの4者が協力し、「機能性」「意匠性」「経済性」を兼ね備えた国産杉パネル「SUGINOKA」を開発。住まい手へ国産材の効能を広く届けることで、国産材活用の推進を図る産学共同プロジェクトです。

■本プロジェクトでの各社の取り組み内容
【全国森林組合連合会】 <情報で適正な材を「探す」>
全国森林組合連合会に集まる全国の森林の状況や材の適正、加工の最新情報から、国産材の余剰状況をタイムリーに把握し、安定的に供給する役割を担っています。

【東京大学大学院 薬学系研究科】 <科学で価値を「見つける」>
杉の精油成分の残存温度と芳香効果のデータ実証を担当。実際に杉の香りにはリラックス効果やストレス軽減効果があるのかを実証。科学的根拠を導き出し、フィトンチッドの残留率を高める乾燥法を提案しました。

【(株)モリアン】 <技術で香りを「活かす」>
国産材から輸入材、新材やビンテージ品まで幅広く木質建材を開発するメーカー。「SUGINOKA」のデザインだけでなく、東大との共同研究によりバイオロジカル乾燥を採用し商品開発を推進。

【ポラスグループ (株)中央住宅 戸建分譲設計本部】 <デザインで空間を「創る」>
(株)モリアンと協議し開発した「」をスペックしたコンセプトハウスを設計、開発。国産材活用の具体的な形として多くの分譲住宅に採用し、杉の効能を住まい手に届ける役割を担っています。
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■デザインパネルの開発
「」は従来敬遠されてきた杉の赤身部分を「精油成分の多い部材」「木の持つ特徴的な表情」という価値あるものとして捉え、国産材の積極活用につなげる意図を持って開発した建材です。当社は(株)モリアンとの協議を重ね、豊かな芳香と美しい木目の表情を併せ持つように3つの表面加工のパターンをデザインしました。ポイントは白太と赤身のバランスによる意匠性と芳香感、また厚みのコントロールや加工性による低コスト化です。
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■デザインパネル「」の特徴」
【表面積の拡大と軽量化を計り、汎用性のあるデザイン】
杉板材の表面積を広くし、導管を露出させることで効率的に香りを引出し、凹凸のあるデザインで光の陰影を創ることができます。背面もスリットを入れることで、空気の流れる場所をつくり、変形防止をしています。杉自体に厚みは残しながら、軽量化を図ることで、使い勝手良く、デザイン性と施工性を兼ね備えています。

【呼吸を続ける「生きた木」】木の細胞は多孔質であり、周囲の環境に合わせて「呼吸」を続けます。室内の水分を吸ったり吐いたりする調湿性能は、快適性を維持する役割を担います。精油成分を残した低温乾燥材は、その放出の際に、香り成分も一緒に吐き出します。豊かな香りは、呼吸をし続けることで出続ける。つまり「生きた木」であることは重要なポイントとなっています。

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