新規にGPCR関連疾患ターゲットを特定したことによりジェネンテック社より3百万米ドルを受領
PR TIMES / 2019年10月9日 11時45分
2019年7月に締結した複数ターゲットを対象にした共同研究およびライセンスに関する提携契約の一環として受領
この提携によりさまざまなGPCR関連疾患に作用する新規医薬品の開発を目指す
当社グループは、当社提携先でありロシュ・グループ企業のジェネンテック社より、疾患における新規Gタンパク質共役受容体(以下「GPCR」)ターゲットを特定したとの通知を受け、それにより3 百万米ドル(約322百万円[1])を受領することになりましたので、お知らせいたします。
当社グループとジェネンテック社は、2019年7月、共同研究およびライセンスに関する提携契約を締結しました。この提携により、ジェネンテック社が選定した複数のGPCRに対して、当社グループ独自のGPCR構造ベース創薬技術と、ジェネンテック社の創薬、開発および疾患における専門知識を融合してまいりました。
本提携により特定されたターゲットはさまざまな疾患の新たな作用部位として大いに注目されるものです。ジェネンテック社は各新規ターゲットに対する新規医薬品の開発・販売に対する責任を果たしていくとともに、これら化合物に関するグローバルでの独占的権利を有しています。
本日発表した3百万米ドルの受領は、2019年7月16日に当社グループが発表しました共同研究及びライセンスに関する提携契約締結のお知らせに記載した「契約一時金と初期マイルストン合計で26百万米ドル」に含まれます。
当社グループはあらかじめ定められた研究・開発および販売の目標の達成に応じて、総額1,000百万米ドル(約1,074億円1)を超えるマイルストンや、本提携から創製される製品の上市後の販売高に応じたロイヤルティを受領する権利を有しています。
当社執行役副社長チーフR&Dオフィサーであるマルコム・ウィアーは次のように述べています。「ジェネンテック社との提携において、短期間のうちにさらなるGPCRターゲットが選定されたことをうれしく思います。これは、世界をリードする我々のGPCRに関する専門知識を用い、提携先との生産性の高い提携関係を迅速に構築し、重要なマイルストンを達成した良い事例といえます。お互いの補完的専門知識を活かし、可能性を秘めた新規GPCR候補薬の創出を目指すこの重要なコラボレーションを進めていくことをこれからも楽しみにしています。」
[1] 米ドル=107.39円
以 上
Sosei Heptaresについて
当社グループは、Gタンパク質共役受容体(GPCR)をターゲットとした独自のStaR(R)技術並びに構造ベース創薬(SBDD)技術から生み出される新薬のデザイン・研究開発にフォーカスした、国際的なバイオ医薬品企業グループです。当社グループは中枢神経系疾患、がん、消化器系疾患、炎症性疾患、その他希少疾患など複数の疾患領域において、幅広いパイプラインの構築に取り組んでいます。現在進行中の開発プログラムには、Allergan社との提携によるアルツハイマー病の対症療法を目的とした候補薬や、AstraZeneca社との提携によるがん治療を目的としたがん免疫療法の開発も含まれています。その他に、これまで武田薬品工業株式会社、ジェネンテック社、ノバルティス社、Pfizer社、第一三共株式会社、ペプチドリーム社、Kymab社、MorphoSys社等と提携しています。東京に本社を置き、英国のケンブリッジに研究開発施設を有しています。
「Sosei Heptares」は、東京証券取引所に上場しているそーせいグループ株式会社(証券コード4565)のコーポレートブランドです。
詳しくは、ホームページhttps://www.soseiheptares.com/をご覧ください。
LinkedIn: @soseiheptaresco
Twitter: @soseiheptaresco
YouTube: @soseiheptaresco
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