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電子書籍リーダーBinBがアクセシビリティ機能を強化 ― スクリーンリーダーUIを実装

PR TIMES / 2025年2月5日 12時40分

電子書籍の未来へ一歩前進、スクリーンリーダー対応で誰もが使いやすく



株式会社ボイジャー(東京都渋谷区、代表取締役社長:鎌田 純子)は、ブラウザベースの電子書籍リーダー「BinB(ビーインビー)」の新バージョンをリリースいたしました。今回のバージョンアップでは、アクセシビリティ対応の一環として、視覚障害者向けのスクリーンリーダーUIを新たに実装。
WindowsのPC-Talker Neo、iOS端末のVoiceOver、Android端末のTalkBackに対応し、電子書籍の閲覧における操作性と利便性を大幅に向上しました。これにより、電子書籍サービス提供者は、視覚障害者を含むすべての読者に配慮した、より利用しやすい環境を提供できるようになりました。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/49823/29/49823-29-c35a614010b5c1852d850e3d782ba90b-1200x600.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



ボイジャーは、ブラウザベースの電子書籍リーダー「BinB」の新バージョンを開発し、視覚障害者や弱視の方々にも快適に電子書籍をお楽しみいただけるよう、アクセシビリティ機能としてスクリーンリーダーUIを新たに実装いたしました。

新機能は、WindowsのPC-Talker Neo、iOSのVoiceOver、AndroidのTalkBackといった主要なスクリーンリーダーに対応しており、画面のテキスト内容や操作ガイドが音声で読み上げられることで、視覚に障害のある方でもストレスなく電子書籍を閲覧できます。また、既存のアクセシビリティ機能であるルーペ機能(書籍内の小さな文字や漫画の読みにくいセリフ部分の画像を拡大して読める機能)、音声読み上げ機能、文字サイズ変更機能も引き続きご利用いただけます。

■スクリーンリーダーとは?
スクリーンリーダーとは、画面上のテキストやUI要素を音声で読み上げ、視覚に障害のある方や文字の認識が難しい方がデジタル端末やコンテンツを操作するために使用される支援技術です。新たにBinBが対応したことで、読者は直感的な操作を通じて、作品の内容や読書体験を音声で楽しむことが可能となりました。
2024年4月1日に改正施行された障害者差別解消法により、民間事業者にも合理的配慮が義務付けられています。電子書籍サービスにおける合理的配慮として、読書体験におけるアクセシビリティの対応は必須となります。BinBを導入することで、電子書籍サービス提供者は法改正に対応しつつ、視覚障害者にも配慮したサービスを提供できます。

■実際の体験について
新機能は、青空文庫をブラウザで縦書き閲覧できる「青空 in Browsers」サイト(https://aozora.binb.jp/)にてすでに実装されております。スクリーンリーダーを活用した操作方法の詳細な説明も、以下のページにてご確認いただけます。
詳細を見る

PC-Talker Neoをご利用の方はもちろん、スマートフォンをお持ちの方はVoiceOverやTalkBackをONにして、ぜひ「青空 in Browsers」サイトを開いて新機能を体験してみてください。
これからもボイジャーは、すべての読者に向けた快適な読書環境の実現を目指し、さらなる機能向上に努めてまいります。


■参考情報
- 「読書バリアフリー法」「障害者差別解消法」を意識した電子書籍アクセシビリティ対応をアップデート!(2024年1月25日)
- 「青空 in Browsers」読書バリアフリー推進のためのボランティア募集のお知らせ(2024年9月17日)


■BinBとは
BinBは世界標準の電子書籍ファイルをWebサーバーを通じて配信する読書システムです。Webブラウザがあれば、読書用アプリケーションをインストールすることなく、電子書籍を読むことができます。BookLive!、コミックシーモア等の電子書籍ストアを始め、図書館流通センター(TRC)、集英社・講談社サイト等、様々なサイトで月間1,500万人以上の方々にご利用いただいています。
https://www.voyager.co.jp/products/binb/

■株式会社ボイジャーについて
代表取締役:鎌田純子
ホームページ:https://www.voyager.co.jp
1992年創業。米国ボイジャーとの合弁。現在は独立企業。日本で真っ先にデジタル出版に取り組み、今日まで市場開発を続けてきた。エキスパンドブック、T-Time(ティータイム)、dotBook(ドットブック)の開発元。デジタル出版のWeb(ウェブ)への移行の状況を受け止め、2010年からインターネットブラウザをリーダーとしたデジタル出版の活動を強化し、“Books in Browsers(ウェブブラウザの中の本)”を基準としたRomancer(ロマンサー)、BinB(ビーインビー)の市場導入を行った。同時にWebでの出版に際して、フォーマットの世界標準を重視し、IDPF(International Digital Publishing Forum)やW3C(World Wide Web Consortium)に参加している。また、EPUB日本語基準研究グループ(EPUBJP)を推進する。出版は「すべての人のメディアである」という考えを堅持し、新時代の技術や方法を多くの人々に寄与する活動を続けている。

※商標について
T-Time、.BOOK/ドットブック、BinB、Romancer、Power Thumbは、株式会社ボイジャーの登録商標です。会社名または製品名は、各社の商標または登録商標です。

■報道関係お問い合わせ先
株式会社ボイジャー 企画部
infomgr@voyager.co.jp
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-41-14
電話:03-5467-7070 / FAX:03-5467-7080

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