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【樹木希林の生涯をたどる新刊発売】『いつも心に樹木希林~ひとりの役者の咲きざま、死にざま~』

PR TIMES / 2019年2月26日 9時40分

”おごらず、人と比べず、面白がって、平気に生きればいい”――に辿りつくまでの道のりを追う1冊。

昨年9月に亡くなられ、現在、名言集が大ヒットしている俳優・樹木希林さんの生涯をたどる新刊ムック『いつも心に樹木希林~ひとりの役者の咲きざま、死にざま~』を本日発売しました。本人の貴重で魅力的なエッセイ、インタビューや対談、また生前に親交のあった方々から樹木さんに寄せた新録を多数収録した新刊ムックです。



[画像: https://prtimes.jp/i/26364/30/resize/d26364-30-642857-0.jpg ]


○樹木さんの言葉をまとめた本が大ヒット中!
『一切なりゆき 樹木希林のことば』(文藝春秋)は累計発行部50万部、『樹木希林 120の遺言』(宝島社)
は25万部を突破(2019年2月25日時点、各社発表)と、名言集が大ヒット中です。

○本書では、いま注目を浴びる樹木さんの考え方や人間性が、どのように形成されたかを辿ります。
試験中のカンニングや家のお金を盗ってしまった(!)という話まで飛び出す少女時代から、歯に衣着せぬ言葉で芸能界に毒づいていた3~40代、そして独特の死生観を語る晩年まで、特に貴重で大切なエッセイ、インタビューや対談から辿ります。

○親交のあった方々からの言葉を多数新録
安藤サクラ/YOU/松坂桃李/寺田農/大森立嗣/松岡茉優/崔洋一/田中麗奈/阿武野勝彦/原田眞人/永瀬正敏/浅田美代子ら、共演者から演劇やテレビや映画のスタッフまで多くの関係者からの貴重な言葉を収録。

☆★編集担当の言葉★☆
 樹木希林さんが、名エッセイストだったことはあまり知られていないかもしれません。本書『いつも心に樹木希林 ひとりの役者の咲きざま、死にざま』に再録した連載エッセイ〈樹木希林のあだダ花の咲かせかた〉では、見事な書き手としての希林さんを知ることができます。
 ときは1982年。39歳の希林さんは、「世の中、核家族の風潮になって大分年月がたちました。その結果、一番の損失は、家族をはじめ、身近の者の死に出会うことが少なくなったことです。今まで湯につかってたじいさんが……、今までへらずぐちたたいていた手伝いのおばさんが……、(中略)とにかく息をしていた者が突然息をしなくなる、という嘘のようなほんとうの出来事に出会ったとき、どんな人でも心を動かされます」と書き、「ひょっとして芸能人のこの世での役は、死に目に出会わなくなった世の人びとに、己の死にざまをお見せすることかもしれません。その生きてきた人生をぶっちゃけながらです」という言葉を手繰り寄せます。
 自らが病になろうがなるまいが、生きてきた人生をぶっちゃけながら、己の死にざまをお見せしましょうと、まだ30代の希林さんは書き記しているのです。
 本書のサブタイトル、「ひとりの役者の咲きざま、死にざま」は、このエッセイからいただいきました。中谷啓子として生まれ、「女優・悠木千帆」、そして「役者・樹木希林」として生きた、その一人の人間の、一人の役者の、一人の女の、生きた時間を、本書『いつも心に樹木希林 ひとりの役者の咲きざま、死にざま』で追体験してください。


【本書の内容】
Introduction
樹木希林 文:久世光彦[演出家・作家]

1960年代まで
女優・悠木千帆の誕生
 インタビュー:いちばん幼かった頃のこと
 エッセイ:極楽トンボ
 対談:曰く「いきあたりばったり」 ×市原悦子[女優] 取材・文=塚田泉
 森繁久彌さん 久世光彦[演出家・作家]
 エッセイ:とし子さんは幸せいっぱい

1970年代
悠木千帆から樹木希林へ
 対談:芝居は「笑い」がいちばん ×久世光彦[演出家・作家]
 寺内貫太郎の母 向田邦子[脚本家・作家]
 悠木千帆が書いたエッセイ「ジュリーの魅力」「Help」「ほんねとたてまえ」
 インタビュー:ニッポン個性派時代10樹木希林 取材・文=内海陽子
 対談:子供ができると男って役に立たないものね ×加藤登紀子[シンガーソングライター]
 樹木希林、問わず語り:おんなの午後
  1.“女〞のライセンス
  2.欲のはなし
  3.常識のはなし
  4.「駄目」のはなし
  5.金持のオトコへ

1980年代以後
CMの皇太后
 発掘! 連載エッセイ:あだダ花の咲かせかた
  1.役を果たした先が宇宙への同化につながる「明らかなる死」を想う
  2.人生の「なぜ」に、明るいところで真正面から向き合いたい
  3.世間という鏡は遠目に、時をかけて観れば、平らかに写し出すものです
  4.陰花植物的芸術家たちよ! 太陽の下でりっぱに咲こう
  5.日に一度数珠を手に端座し娑婆への修行をしています
  6.『現代の眼』誌と私の関係は「難有りて……、有難し」です
 書評:『芸能の論理』竹中労著――TV文化の虚妄を斬る――
 対談:現代に貞女は必要か否か! ×橋本治[作家]

2000年代以後
病……そして、映画のほうへ
 対談:きもの好き 映画好き ×吉永小百合[女優]
 インタビュー:hon・nin列伝 第九回 ゲスト樹木希林 吉田豪[プロインタビュアー]
 インタビュー:「老い」や「病気」は一種のチャンスだと思うから、私は嫌ではないんです。
 インタビュー:パターンではなく、人間を見つめる 取材・文=轟夕起夫

希林さんとわたし
 安藤サクラ[女優] 大切な大切な自慢です
 YOU[女優・タレント] 人間っておもしろいのよ、と思わせてくれる。そんな人です。
 松坂桃李[俳優] 「どうもー、松坂桃李です!樹木希林です!」
 寺田農[俳優] 私たちは18才であった
 大森立嗣[映画監督] 「日日是好日」での樹木希林さんとの出会い
 松岡茉優[女優] あなたを思う時だけは、女でよかったと思います
 崔洋一[映画監督] 最後のナレーション
 田中麗奈[女優] (あぁ希林さんに怒られる)
 阿武野勝彦[東海テレビ放送プロデューサー] 希林さんのお金の話
 原田眞人[映画監督] 樹木希林さんについて二三の事柄。
 永瀬正敏[俳優] 偉大で、愛おしい存在。希林さん、ずっと側 にいて下さい。
 浅田美代子[女優] 「この子も役者の端くれだから、全部見せるの」

樹木希林を悼む
 樹木希林・弔辞 是枝裕和[映画監督]
 オノ・ヨーコ[芸術家]
 あいさつ 内田也哉子[エッセイスト]
 内田裕也[ロックンローラー]


【本書データ】
タイトル:『いつも心に樹木希林~ひとりの役者の咲きざま、死にざま~』
判型:B5変形/頁数:192 発売日:2019年2月25日
価格:1,000円(税込)  出版:キネマ旬報社
アマゾン:https://www.amazon.co.jp/dp/4873768586/

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