春の名橋「日本橋」まつりにて、異なる時代を生きた3人の絵師が描いた日本橋の風景版画をモチーフにした「PENONタッチミー!ウッドポストカード」先行発売
PR TIMES / 2024年4月8日 21時40分
地球や社会の課題解決に繋がるものづくりを行う株式会社ペノン(本社:東京都千代田区)は、2024年4月7日(日)に開催される『春の名橋「日本橋」まつり』に合わせて、異なる時代を生きた3人の絵師が描いた日本橋の風景版画3作品をモチーフにしたオリジナルデザインの「PENONタッチミー!ウッドポストカード」を、日本橋のたもとにある「日本橋観光案内所」にて先行発売いたします。
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今年で架橋113周年を迎える日本橋は、1603年に建造された当時は木造の太鼓橋でしたが、その後も改修を重ね、1911年に現在も残るルネサンス様式の二連アーチ型の石橋へと架け替えられました。その後も日本橋は関東大震災や太平洋戦争の空襲を耐え抜き、時代の移り変わりと人々の生活を見つめてきた街の象徴的な存在です。
今回は、異なる時代を生きた3人の絵師たちが描いた「日本橋」を通じて、街の歴史や文化の変遷を感じることができるポストカードを制作しました。版画ならではの華やかな色合いを再現し、陰影と明暗の表現にリアルな凹凸をつけることで、情緒ある雰囲気をさらに高めています。伝統と新しさが共存する日本橋の魅力と、これからの進化を指先で感じていただくことができるアイテムです。
『春の名橋「日本橋」まつり』先行発売商品
■歌川広重《東海道五拾三次 日本橋 朝之景日本橋》1833年
江戸時代後期の浮世絵師を代表する「歌川広重」が描いた日本橋には、江戸から京都へ向かう東海道の起点である日本橋から参勤交代の大名行列が江戸を出発する様子と、魚を担いだ行商人たちが慌ただしく行き交う姿が描かれています。今にも動き出しそうな生き生きとした筆致で描かれた登場人物たちが浮かび上がるように、表情や関節、服のしわに至るまで細かい凹凸をつけて、左右に開いた大木戸の縦格子と毛槍にもシャープな起伏をつけることで、この絵の独特な構図の特徴を強調しました。当時の日本橋の活気あふれる雰囲気を感じ取ることができる1枚です。
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■川瀬巴水《日本橋(夜明け)》1940年
大正から昭和期にかけて活躍した浮世絵師「川瀬巴水」は、歌川広重の描いた賑やかな雰囲気とは異なる、夜明け前の静かな空気の中にある日本橋の風景を描き出しました。美しい青の濃淡で表現された街並みと橋の色合いを忠実に再現するために何度も色彩調整を重ね、手前に描かれている橋には石のざらりとした質感を施し、燈柱にも指で触るとわかるレベルの高精細な凹凸を加えています。まるで写真のようにも見える繊細で美しい新版画の世界観を凝縮することで、このあと訪れる街の喧騒を予感させるロマンチックなアイテムに仕上がりました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/80758/33/resize/d80758-33-16abf445e56c963eb97d-2.png ]
■つちもちしんじ《夕暮れの日本橋》2020年
浮世絵を現代に蘇らせる「令和新版画プロジェクト」(版元「都鳥」)に参画しているイラストレーターのつちもちしんじさんは、夕暮れ時のマジックアワーに包まれる令和の日本橋を現代的な色使いで表現しています。現存する高速道路の高架がなくなった後の日本橋の風景を想像して描いており、ノスタルジックな雰囲気でありながら、どこか未来の日本橋の姿を感じさせる不思議な作品です。日本橋のごつごつとした石の質感や、燈柱に施された繊細な彫刻の紋様、立ち並ぶビルの窓ガラス1枚1枚にも、それぞれの形や質感に合わせた凹凸加工を施すことで空間の広がりを感じられるように仕上げました。現代を生きるつちもちさんが描く、最も新しい日本橋の姿をお楽しみください。
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つちもちしんじ
東京生まれのイラストレーター。浮世絵を思わせるタッチで、CDアートワーク、書籍装画、テレビ番組用イラストなどを制作する。2016年に『東京下町百景』、2020年に『つちもちしんじ作品集 浮き世(UKIYO)』(いずれもシカク出版)を上梓。「令和新版画」プロジェクトに参画し、新版画の技法を取り入れた作品づくりに力を入れる。
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【商品情報】
PENONタッチミー!ウッドポストカード 各600円(税込)
・歌川広重《東海道五拾三次 日本橋 朝之景日本橋》
・川瀬巴水《日本橋(夜明け)》
・つちもちしんじ《夕暮れの日本橋》
先行販売店舗:日本橋観光案内所(東京都中央区日本橋1-1-1地先)
※店頭販売のみでオンラインでの販売はございません
※先行販売分は数量限定のため無くなり次第終了となります
日本橋観光案内所
多言語に対応するコンシェルジュが、東京・日本橋の観光名所、人気スポットをはじめ、地域のイベント・祭事などをご案内します。館内では日本が誇る老舗・名店の品々のご紹介と販売も行っております。
[画像6: https://prtimes.jp/i/80758/33/resize/d80758-33-6e63ee1392d022d25cb8-4.jpg ]
住所:東京都中央区日本橋1-1-1地先
営業時間:10:00~17:00 ※元日休
公式サイト:https://nihonbashi-info.tokyo/
【商品に関するお問い合わせ】
株式会社ぺノン
info@penon.co.jp
PENON 公式サイト:https://penon.co.jp
PENON 公式インスタグラム:@penon_japan
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