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NPO法人eboard:外国につながる子ども向け教材「やさしい算数・数学」を無料公開、誰でもダウンロード可能

PR TIMES / 2024年12月16日 15時45分



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/70582/35/70582-35-c3ef7070980a2f3db6a9212471b3c7f9-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


NPO法人eboardは、外国につながりがあり、日本語支援を必要とする子どもたちを主な対象に、できる限り言語情報を減らしながら、教科概念の習得を目指した新しい教材「やさしい算数・やさしい数学」を作成、公開しました。この教材は、開発公益財団法人ベネッセこども基金の「2022年度 経済的困難を抱える子どもの学び支援活動助成」の支援を受けて作成されています。
増加を続ける日本語指導が必要な子ども
文部科学省が行った「日本語指導が必要な児童生徒の受入状況等に関する調査(令和5年度)」では、「日本語指導が必要な児童・生徒」は69,123人となっており、過去10年間で最大の増加となりました。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/70582/35/70582-35-0c3bebeffdb71f7e4101487bd715b373-550x427.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


日本語指導が必要な児童・生徒に対しては、学校に入る前の教育委員会等による専門的な日本語の初期指導や、入学後の通常学級とは別で行われる指導(いわゆる「取り出し指導」)などが自治体ごとに行われていますがが、eboardがベネッセこども基金の支援を受けて行ったアンケート調査では、1人あたりの日本語指導にかかる総時間数は、平均すると「週4時間の指導が2年間」ほどにとどまっていることが明らかになりました。

全く日本語がわからない状態から始めた場合、「週4時間の指導が2年間」ほどの指導で、日常会話には参加できるようになりますが、教科学習に必要なレベルには大きく不足することが想定されます。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/70582/35/70582-35-327168e355ec0013e3fece4088e90b60-512x326.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


誰でも無料でDLできる「やさしい算数・数学」を公開
NPO法人eboardでは、こうした現場を受け、これまでにも日本語支援を必要とする子を対象とした取り組みとして、学習のハードルが下がるよう編集された「やさしい字幕」を映像授業につける取り組みなどを行ってきました。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/70582/35/70582-35-0ee21544fa56b41c3c06e318b3abbb14-512x288.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


今回は、公益財団法人ベネッセこども基金の「2022年度 経済的困難を抱える子どもの学び支援活動助成」の支援を受け、「やさしい算数・数学」の教材を開発。本教材では、一般的な教材から大きく言語情報を減らすことで、日本語による理解が不十分な場合でも、教科概念を習得できることを目指しました。
※対象教科・範囲は、小5~中3の算数・数学です。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/70582/35/70582-35-75c0a888c65cecb5aa5bb819dcf52e19-512x290.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
△「やさしい算数」小6<対称な図形>の教材例

「やさしい算数・やさしい数学」は、NPO法人eboardの公式サイトより、無料でダウンロードしていただけます。全国の学校や支援団体など、外国につながる子どもたちを支援する現場で、ぜひご利用ください。
◆詳しくはこちら:https://info.eboard.jp/yasashi_materials.html
NPO法人eboardの取り組み
NPO法人eboardは、「学びをあきらめない社会」をミッションに、インターネットを通じて、経済的理由、不登校、障害などの事情を抱える子どもたちの学習機会の保障を目指して活動しています。
団体が開発・運営するICT教材eboardは、約2,000本の映像授業と約10,000問のデジタルドリルで構成され、公立学校・非営利活動、ご家庭での利用(個人)には無料で提供。全国の公立学校や学習支援団体、フリースクール、地方の公営塾など10,000カ所以上の教育現場で導入され、毎月20~30万人に利用されています。

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