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テンセル(TM)は、ブランドアイデンティティを刷新し、より責任ある繊維業界を目指すコレクティブ・イノベーションを促進

PR TIMES / 2024年8月27日 12時15分



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/34705/38/34705-38-6ab102a90832bd51c2b8039035748ff4-1024x731.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


- テンセル(TM)はブランドアイデンティティを「Nature.Future.Us. (自然。未来。私たち。)」に刷新。バリューチェーンパートナーシップを促進し強化する取り組みを、さらに推し進め、繊維業界におけるポジティブな変革[1]を促進
- テンセル(TM)ブランドの木材由来の繊維により、持続可能な繊維ソリューションにおけるコレクティブ・イノベーションを継続的に促進することで、繊維の標準を変え、消費者の責任ある選択を可能に[2]

レンチング - 繊維・不織布業界向け再生セルロース繊維の大手サプライヤーであるレンチング・グループは本日、主力繊維ブランドであるテンセル(TM)の最新の進化、および刷新したブランドのテーマ「Nature.Future.Us. (自然。未来。私たち。)」を発表しました。新しいブランドアイデンティティは、共有される地球の未来を守るために繊維業界の変革を促す役割を担うことに重点を置き、イノベーションの推進とコラボレーションの強化を目指すテンセル(TM)の精神を体現しています[1]。テンセル(TM)の進化は、消費者とバリューチェーンパートナーから、ますます支持されるようになったブランドの地球に対する深い敬意[1][3]から生じたものです。戦略的にリポジショニングすることで、テンセル(TM)は、環境に配慮した[3]資源効率の良い[4]繊維ソリューションを提供するという継続的な取り組みにより、進化する繊維業界[1][2]を先導することができます。

レンチングAGコマーシャルテキスタイルのグローバルマーケティングおよびブランディング担当シニアディレクターであるEva McGeorgeは次の通り述べています。「新しいテーマ『Nature.Future.Us. (自然。未来。私たち。)』は、テンセル(TM)にとって、とても刺激的で包括的な声をもたらします。1992年にテンセル(TM)リヨセルを開発し[5]、2018年にブランド全体の位置付けを強化して以来、テンセル(TM)は、革新的で持続可能な繊維を世界に提供することを取り組んできました[1][2][3]。最近のテンセル(TM)ブランドの進化により、原材料の調達[6]から消費者向け製品[7]の寿命による廃棄にいたるまで、資源効率の良い[4]当社の繊維に起因する循環型ビジネス手法[1][8][9]の先頭を走るというビジョンがさらに広がります。バリューチェーンが本当に変わるには、業界全体が一緒に変わらなければなりません[1][2]。私たち全員が誇りに思えるファッションの未来を作り出すために、私たちはさらに強力なコラボレーションの構築と取り組みを続けて参ります[1][2]」

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/34705/38/34705-38-9ff694ac005f2d66a9d8682ffe34b88c-834x1043.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

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イノベーション、コラボレーション、透明性の力を活用
テンセル(TM)は、自然への深い敬意に基づいて設立されたブランドです[1][4]。テンセル(TM)ブランドの再生された[10]、生分解性の[6]繊維は、サステイナブルに管理された森[9]から慎重に調達され、資源効率の良い方法で生産されています[4]。レンチングは、循環性を高めるために、オレンジピールや綿くずなどの廃材を試しており、これらを使用してテンセル(TM)リヨセル繊維の限定品を生産しています。これは、持続可能な繊維のイノベーション推進に対するブランドの揺るぎない取り組みを明確に示しています[1]。

テンセル(TM)ブランドは、コラボレーションによっても成長してきました。木材由来のセルロース繊維用の初めての無水染色技術[11]から、初めてのプラスチックフリーのストレッチ生地用代替品[12]まで、テンセル(TM)は繊維加工と応用のイノベーションを進める役割を果たしてきました。また、コラボレーションによって、繊維のイノベーションを活用した製品が、ファッションショーや華やかなイベント、小売業者にもたらされ、テンセル(TM)のリーチが拡大しました。

透明性が高く評価される業界において、テンセル(TM)は専用ウェブページに繊維関連の表記をすべて掲載し、この業界では前例のない、目に見える[2]原材料証明を提示しています。レンチングの繊維識別技術は、繊維生産のあらゆる段階でテンセル(TM)繊維のトレーサビリティを実現します。これはバリューチェーン内の信頼強化に資するだけでなく、消費者が十分な情報に基づいて購入の意思決定を下せるようにしています。

レンチングAGのグローバルテキスタイルビジネス担当副社長Kit Ping Au-Yeungは次のように述べています。「消費者は、テンセル(TM)の商標を目にすると、品質[13]と快適性[14]が保証されている再生可能かつ追跡可能な繊維[15]を選択しているのだ、と安心できます。繊維のイノベーションを推進する中で、私たちは、同じような考え方を持つパートナーとの信頼とコラボレーションを強化し続けることで、バリューチェーンのお客様に力を与え、影響力[1][2]を高めていきます。また、繊維識別技術とレンチングEブランディングサービス商品をさらに改良し、繊維生産のさまざまな段階で透明性とトレーサビリティを標準化していきます」

新しいテンセル(TM)のブランディングは、2024年8月27日~29日に開催されるインターテキスタイル上海アパレルファブリックス展示会において、ホール4.1にあるE55のレンチングブースで発表されます。

[1] 持続可能な世界のアパレル産業および不織布産業の発展のため、レンチングは自社の「ネイチャーポジティブ」なサステイナビリティ戦略の一環として3つの戦略的原則に従っています。この戦略は、Textile ExchangeCascaleCanopyTogether for SustainabilityRenewable Carbon Initiative、および国連グローバルコンパクトなどの主要な業界関係者とのパートナーシップにより、バリューチェーンを環境に配慮したものに変え、組織的な変革を推進し、循環型経済を促進することに重点を置いています。
[2] テンセル(TM)は、ラベル表記などを作成および更新する際に、急速に進化する規制要件を考慮したプロセスを導入し、QRコード化した表記と、表記に関するClaimsウェブページを提供しており、バリューチェーンパートナーと意識の高い消費者にその繊維が提供するものをより明確に示しています。
[3] テンセル(TM)リヨセルおよびモダール繊維は、環境面での卓越性に関し、繊維製品用のEUエコラベル認定を取得(ライセンス番号:AT/016/001)しています。
[4] テンセル(TM)リヨセルおよびモダール繊維は、ジェネリックの(ノーブランドの)リヨセルおよびモダール繊維と比較して、炭素排出量と水の消費量を50%以上削減しています。結果はLCA基準(ISO 14040/44)に従って算出されており、Cascale(旧サステナブルアパレル連合)のHigg Materials Sustainability Index(MSI)v3.7を通じて入手可能です。
[5] テンセル(TM)リヨセル繊維は、1992年、米国アラバマ州で生産を開始しました。当時、生産設備はCourtalds社が所有していました。
[6] レンチング - 2024年4月、Focus Paper on Sustainability Strategy "Naturally Positive“
[7] REFIBRA(TM)技術で製造されたテンセル(TM)リヨセル繊維は、木材に加えて綿織物の廃棄物を原料として使用しています。この繊維には、リサイクル原料が最低30%含まれています
[8]レンチングは、環境保護と資源保護に対する自社のコミットメントに従い、認証または管理された持続可能な調達源からのみ木材とパルプを調達しています。レンチングは、自社の木材およびパルプ方針において、信頼できる調達源からのみ木材とパルプを調達することを約束しています。
[9] レンチング(TM)リヨセルおよびモダール標準繊維は、土壌、淡水、海洋環境で生分解可能であることがTUV AUSTRIAによって認定されています。
[10] テンセル(TM)リヨセルおよびモダール繊維は、再生可能な天然素材である木材から作られています。
[11] レンチングは技術系スタートアップ企業であるExponent Envirotechと提携し、レンチングのセルロース系繊維に水を使用しない染色技術ECOHUES(TM)を提案した。ECOHUES(TM)技術は、染色工程における水の使用を99.8%再利用可能な非水系溶剤に効果的に置き換え、染色後の石鹸洗浄の必要性をほぼなくすことで前処理と仕上げ工程を合理化します。これにより、従来の染色方法と比較して、全体の水使用量を95%削減することができる。
[12] テンセル(TM)・リヨセル繊維は天然素材である木材を原料とし、化石由来原料の使用量を削減できる業界初のストレッチ素材を開発した。
[13] テンセル(TM)リヨセルおよびモダール繊維は、分子マーカーを使用して製造されています。この特殊な識別技術により、繊維製品に加工された後でもテンセル(TM)繊維の信頼性とトレーサビリティが保証されます。
[14] テンセル(TM)リヨセルおよびモダール繊維はともに、加工安定性に優れた高強力プロファイルを持っています。これによりテンセル(TM)繊維は、機械の高速生産に耐えることができ、同時に糸の強度と品質に大きく貢献します。
[15] リヨセル繊維とモダール繊維は、テンセル(TM)のポートフォリオの中でも最高級の繊維です。これにより、柔らかさが増し、さらに高いレベルの快適性が得られます。

テンセル(TM)について
テンセル(TM)は、レンチング・グループの主力テキスタイル繊維ブランドです。1992 年以来、テンセル(TM)ブランドは、複数のイノベーションと資源効率の高い製造プロセスにより、繊維産業において前向きな変化を提唱してきた有力企業です。テンセル(TM)ブランドのリヨセルおよびモダール繊維は、持続可能な方法で管理された木材から作られた、資源効率が高く、快適性の高い素材です。どちらの繊維も自然に柔らかく、滑らかなタッチで、生地の豊かな色に寄与します。効果的な水分コントロールにより、これらの繊維は、自然な乾燥した感触にも寄与します。

持続可能な繊維ソリューションとして、テンセル(TM)リヨセル繊維とモダール繊維はどちらも汎用性が高く、幅広い生地の繊維と組み合わせることで、製品のデザインと機能を無限に広げることができます。この繊維は、既製服、デニム、インナーウェアから、アクティブウェア、ワークウェア、フットウェア、さらにはホームテキスタイル製品に至るまで、ほとんどすべての繊維カテゴリーに組み込むことができます。

天然素材の木材から作られたテンセル(TM)リヨセルおよびモダール繊維は、ライフサイクルの終わりに分解して堆肥化することができます[9]。また、これらの繊維は、ライフサイクル全体を通じて高い環境基準が認識されており、優れた環境性能を示す EU エコラベルの認定(ライセンス番号AT/016/001)を受けています。

テンセル(TM)ブランドの詳細については、https://www.tencel.com をご覧ください。サステナビリティに関する特長、性能、およびテンセル(TM)ブランドの繊維を支える技術と製造プロセスの詳細については、https://www.tencel.com/claims をご覧ください。

レンチング・グループについて
レンチング・グループは、生態学的に配慮し、セルロースとリサイクル原料を使用した特殊繊維の生産に注力しています。そして、技術革新のリーダーとして、世界のテキスタイルや不織布のメーカーのパートナーとなり、数多くの新技術の開発を推進しています。 レンチング・グループの高品質繊維は、機能的で快適なファッショナブルな衣類から、耐久性に優れた持続可能なホームテキスタイルまで、幅広いテキスタイル用途の原料となっています。TUV認定の生分解性・堆肥化可能なレンチングファイバーは、その特殊な特性と植物由来であることから、日常的な衛生用途にも最適です。

当社のビジネスモデルは、従来の繊維メーカーの枠組みを大きく超えるものです。お客様やパートナー企業と共に、バリューチェーンに沿って革新的な製品を開発し、消費者のために付加価値を創り出しています。レンチング・グループは、すべての原材料の利用および加工において効率性を追求し、テキスタイル産業を現在の直線的な経済システムから循環型経済への移行を促すソリューションを提供しています。地球温暖化のスピードを抑え、パリ協定とEU委員会の「グリーン・ディール」の目標もサポートするため、レンチングは科学的根拠に基づいた明確な気候変動行動計画を策定し、2030年までに温室効果ガスの排出量を大幅に削減し、2050年までにネットゼロ目標(スコープ1、2、3)を達成することを目指しています。

レンチング・グループ 2023年の企業データ
売上:25.2億ユーロ
公称生産量(繊維):1,110,000トン
従業員数(フルタイム当量):7,917名

TENCEL(TM)、LENZING(TM) ECOVERO(TM)、VEOCEL(TM)、LENZING(TM)、REFIBRA(TM)は、Lenzing AGの商標です。

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