ブレインヘルスケアのSplink、日本貿易振興機構(ジェトロ)主催「HealthTech Gateway “AI Medical in the US”」Phase 2に選出
PR TIMES / 2025年1月27日 13時15分
米国を代表するMayo Clinicと連携し、医療データアクセスとAIモデル開発・検証。海外戦略を加速
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ブレインヘルスケア領域の医療AIスタートアップ、株式会社Splink(本社:東京都港区、代表取締役:青山 裕紀、以下「当社」)は、日本貿易振興機構(ジェトロ)主催の「HealthTech Gateway “AI Medical in the US”」プログラムの Phase 2 に選出されました。本プログラムでは、厳正な審査を経て選ばれたスタートアップ5社が、世界最大の医療機関の一つであるMayo Clinic Platformが保有する医療データクラウドを活用し、AIモデルの開発と米国市場進出を目指します。
「HealthTech Gateway “AI Medical in the US”」Phase 2 の概要
- Mayo Clinic Platformが保有する300万人以上の患者データを含む医療データクラウドの活用
- AIモデルの開発・検証
- Mayo Clinicを含むミネソタのエコシステム関係者や米国投資家とのピッチイベント参加
- 専門家による1on1のメンタリング
- 臨床チームによるフィードバック
本プログラムは経済産業省の協力のもと、米国を代表する医療機関であるMayo Clinic内のイノベーションアクセラレータープログラム「Mayo Clinic Platform Accelerate」と連携し、AI活用型を含むデジタルヘルススタートアップの米国進出を支援するアクセラレーションプログラムです。Mayo Clinicは、ビジネス誌Newsweekが発表する「World’s Best Hospitals」で6年連続でトップを獲得したほか、USニューズ&レポート誌の「全米の優れた病院ランキング」でも常に上位にランクインするなど、世界的に高い評価を得ています。
2024年10月より約10週間実施した基礎プログラム(Phase 1)では、米国ヘルスケア市場への参入に向けた知識の習得と戦略策定支援、Mayo Clinicミネソタキャンパスへの訪問を通じた現地でのコネクション形成支援等を行いました。
2025年1月よりスタートする医療データ活用プログラム(Phase 2)には、Mayo Clinic Platformによる厳選なる審査を経てAI活用型デジタルヘルス企業5社が選出されました。30週間のバーチャルプログラムにて、数百万人の非識別化データを保有する医療データプラットフォームへのアクセスとAIモデルの開発・検証、専門家による1on1メンタリング、臨床チームによるフィードバック、Mayo Clinic含むミネソタのエコシステムや投資家に向けたピッチイベント参加等を通じて、米国マーケットへの参入に関する包括的なサポートを受けます。
「6,543億ドル拡大・5.9%成長」が示すグローバル医療機器産業の可能性:日本発のAI活用イノベーションの挑戦
医療機器産業は、2023年時点で世界市場規模が約5,176億ドルに達し、2027年には6,543億ドルに拡大すると予測されています。特に、年平均成長率(CAGR)は 5.9% と高い伸びを示しており、グローバル市場における競争力の強化が各国の医療機器企業にとって重要な課題となっています。特に、米国は全体市場の約47%を占める一大マーケットです。一方で、日本の医療機器メーカーは多様な可能性を秘めているものの、グローバル市場でのさらなる発展の余地があるとされており、国際競争力の強化は日本の医療機器産業の課題といえます。具体的には、以下の取り組みがグローバル市場での成長を後押しする重要な鍵となります。
- 革新的なコア技術の開発と検証
- 米国市場における事業展開の推進
- グローバルなパートナーシップの構築
その中で、医療AIソリューションは、新規市場創出・市場拡大の鍵といえます。特に、革新的な技術や柔軟なビジネスモデルを武器とするスタートアップとグローバルな販路を持つ大手企業との連携は、日本発の医療機器のグローバル市場での競争力強化に必須です。
本プログラムで連携する世界最大の医療機関の一つであるMayo Clinicとの連携は、スタートアップにとって製品の信頼性向上と市場参入機会の拡大に直結する重要なパートナーシップとなります。
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詳細は、日本貿易振興機構(ジェトロ)のプレスリリースをご覧ください。
https://www.jetro.go.jp/news/announcement/2025/866805c5b73e8f74.html
Splinkの海外戦略と本プログラムの位置付け
当社は、2024年10月より実施した基礎プログラムで得た米国市場の知見を活用し、今回の医療データ活用プログラムでは、具体的なプロダクト開発を通じて市場競争力の強化を目指します。特に、プログラム医療機器(SaMD)の技術開発の経験や知見を活かし、Mayo Clinicが保有する高品質かつ膨大な医療データを用いた技術開発に取り組みます。この取り組みにより、AIを活用した革新的な医療ソリューションを開発するとともに、海外展開の足がかりを築いていきます。
株式会社Splink 代表取締役 青山裕紀コメント
「エッジの効いたコア技術を持つスタートアップは、医療機器産業の革新を担うエンジンとなりうる可能性を秘めています。特に、当社Splinkは、特化した技術や専門領域において高いプロフェッショナリズムを持つチームです。柔軟なアイデア、確かな技術力、迅速な行動力で、既存企業とはまた異なる持ち味やスピードで市場を変革する力を持っています。当社は、この挑戦を通じて、日本発のイノベーションを世界にお届けするとともに、未来の医療を形作る新たなソリューションに貢献してまいります。」
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株式会社Splink 代表取締役 青山 裕紀
当社は、世界最高峰の医療AIの開発環境に身を置き、世界のブレインヘルスケア分野でのイノベーションを推進してまいります。日本発の医療AI技術が、グローバルな課題解決に貢献する未来を目指して、これからも挑戦を続けてまいります。
引き続き、皆様のご支援とご期待を賜りますようお願い申し上げます。
株式会社Splinkについて
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「すべての人につながりを、その日まで」をビジョンに、認知症をはじめとするブレインヘルスケア(R)領域において、認知症の早期発見から診断支援まで一貫したソリューションをワンストップで提供しています。健常な方から認知機能を簡単に測定できるセルフチェック型認知機能測定ツール「CQ test(R)」、脳MRIをAIで解析し、脳の中でも記憶や学習にかかわりの深い「海馬」領域の体積を測定・可視化、受診者様目線のわかりやすいレポートを届けることで気づきを促す「脳ドック用AIプログラムBrain Life Imaging(R)」、脳MRIより脳の減少度を定量・数値化することで診断に役立つ情報を提供し、診断支援をおこなう「脳画像解析プログラム Braineer(R)」を主力製品として提供しています。
会社名 :株式会社Splink
本社所在地 :東京都港区赤坂1-14-14 WAW赤坂第35興和ビル4階
事業内容 :ブレインヘルスケア事業、医療機器プログラム事業
設立 :2017年1月
代表取締役 :青山 裕紀
URL :https://www.splinkns.com/
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