アルテラ、FPGA 向け OpenCL ソリューションのアーリー・アクセス・プログラムを提供 ~ 生産性の利点を訴求 ~
PR TIMES / 2012年8月29日 11時8分
・OpenCL の活用による FPGA 開発の簡素化を確認可能に
プログラマブル・ロジック・ソリューションの世界的リーディング・カンパニーであるアルテラ・コーポレーション (本社: 米国カリフォルニア州サンノゼ、社長兼 CEO: ジョン・デイナ、日本法人: 東京都新宿区、代表取締役社長: 日隈 寛和、NASDAQ: ALTR 以下、アルテラ)は、米国時間8月28日 (日本時間: 8月29日)、お客様がアルテラの FPGA 向け OpenCL ソリューションの概要を早期に確認できる「FPGA 向け OpenCL アーリー・アクセス・プログラム」 (略称:EAP) を発表しました。
オープン規格の活用により、お客様の開発チームは高度な Cベースのフレームワークで FPGA をターゲットにして自社のシステムやアルゴリズムの開発を行えるようになるため、FPGA の開発を飛躍的に簡素化することが可能です。また EAP プログラムの一環として、お客様はアルテラの OpenCL ソリューションを早期に確認できる一方で、FPGA 向け OpenCL のトレーニング・コース、カタログ、およびテクニカル・デモンストレーションを利用することができます。
OpenCL は、CPU、GPU、および FPGA を含む異機種プラットフォーム間で実行するプログラムを書くためのオープン規格です。OpenCL は、ユーザーが低位レベルのハードウェア記述言語で開発しなくてはならない従来の FPGA 開発フローと比べて、市場投入期間を大幅に短縮することが可能になります。アルテラの Open CL EAP プログラムにご参加いただいたお客様は、OpenCL によって、Cベース環境で操作し、FPGA の実装を自動的に生成できることで、長い時間を要するハードウェア・デザインの細かな作業の多くを簡素化できることをご確認いただけます。
さらに、FPGA 開発を簡素化することに加えて、FPGA 実装に OpenCL を使用することで、システム性能を向上させることが可能であることもご理解いただけます。並列言語と FPGA の大規模並列処理能力を組み合わせることで、他のハードウェア・アーキテクチャと比べて、一層優れた性能を提供できるようになります。
アルテラの防衛・インダストリアル・コンピューティング部門担当シニア・バイスプレジデント兼ゼネラル・マネージャのジェフ・ウォーターズ (Jeff Waters) は、「OpenCL 開発フローの FPGA への統合に興味を持つ設計者から、非常に大きな関心が寄せられています。当社は、イニシャル・カスタマから非常に良好な結果を得られたことで、より多くのお客様に、早期に本ソリューションをご確認いただける機会を提供できることを嬉しく思います。OpenCL により、ハイパフォーマンス・コンピューティング、防衛、医療、および放送などのさまざまなエンド市場製品に携わる幅広い分野の設計者は、最新世代の FPGA と極めて生産性の高い開発フローを活用して、自社のエンド製品の性能を飛躍的に向上させることが可能になります」と述べています。
現在、OpenCL フローを使って FPGA でデザイン実装を行っているお客様が複数おられます。これらのお客様には、FPGA 開発に OpenCL を使用して得られる生産性および性能上の利点をご体験いただいております。
富士ゼロックス株式会社コントローラ開発本部コントローラプラットフォーム第五開発部マネジャーの冨田 浩明 氏は、「FPGA 向け OpenCL を使用することの魅力は、最新世代の高性能 FPGA を利用できると共に、市場投入期間を大幅に短縮できる点にあります。アルテラの OpenCL ツールの早期利用により、当社の OpenCL カーネルを迅速にかつ容易にアルテラの FPGA に最適化させて性能向上を図り、当社がすでに開発している高位レベルの記述言語を変換して、FPGA の高性能ファブリックにシームレスに統合することができます」と述べています。
FPGA 向け OpenCL 早期アクセス・プログラムへの参加について
アルテラ OpenCL EAP プログラムに参加するお客様は、アルテラの担当者から OpenCL ソリューションと、それがどのように機能するかについての最新情報を入手することができます。また、アルテラより OpenCL プログラムに関する製品文書および定期的な情報を早期に入手することができます。当プログラムへの入会は、お近くのアルテラ販売代理店にお問い合わせ下さい。
アルテラ・コーポレーションについて
アルテラ・コーポレーションは、プログラマブル・ロジック・ソリューションの世界的リーディング・カンパニーです。1983 年にシリコンバレーで創業した世界で最初のファブレス企業であり、1988 年に NASDAQ に上場しました。FPGA/CPLD、ASIC など、カスタム・ロジックの分野におけるテクノロジー・リーダーとして高成長を続け、顧客企業のイノベーションに貢献しています。世界各国に拠点を持ち、日本法人である日本アルテラ株式会社は 1990 年に設立されました。顧客志向のソリューションが高く評価され、日本における PLD 市場でトップシェアを維持しています。
アルテラに関する詳細情報は、同社ウェブ・サイト( www.altera.co.jp )をご覧ください。Facebook、RSS、Twitter でも情報提供を行っています。
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