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圧倒的な存在感と歌唱力で魅了するオペラ界の"新女王"、アスミク・グリゴリアン ソプラノ・コンサート 5月開催

PR TIMES / 2024年4月23日 17時15分

5月15日(水)、17日(金)東京文化会館 



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/42570/43/42570-43-df0e6b540e00b4030bd956087e63eb7d-1700x956.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

可憐な妖精、ファム・ファタールから倒錯の王女サロメまで。あらゆるキャラクターを歌いこなす美声、テクニックと美貌の持ち主。ザルツブルクを騒然とさせ、オペラ界の"新女王"と称えられる話題のスーパー・ソプラノが日本で初の単独コンサートに臨む。

●公式ホームページ https://www.nbs.or.jp/stages/2024/singer/03.html

「ある晴れた日に、世界のオペラ界に衝撃が走った。アスミク・グリゴリアンというスター歌手が"出現"したのだ。すらりとした体型にハリウッド・スターのような美貌。その声は細部まで良くコントロールされ、遠くまでよく透る。高音も美しく艶やかで、ドラマティックな場面でも決してその美しい響きは変わらない。数年前までほぼ無名だったグリゴリアンだが、2017年にザルツブルグ音楽祭にデビューすると、聴衆も批評家も騒然となった。それからは同音楽祭に毎年のように登場して、いまでは"ザルツブルクの女王"といわれるプリマ・ドンナに成長した。」
(石戸谷結子 音楽評論家 NBS NEWS WEBマガジンvol.486より 全文はこちら )

音楽ファンの聖地といわれるザルツブルクにすい星のように現れ、以来、ウィーン、ロンドン、ミュンヘン、スカラ座、バイロイトなど欧州の主要歌劇場や音楽祭で活躍、たちまち“オペラ界の新女王”となったリトアニア生まれのソプラノ歌手、アスミク・グリゴリアンが、いよいよこの5月、日本での初の単独コンサートに臨みます。

グリゴリアンは一昨年にR.シュトラウスの『サロメ』(東京交響楽団、演奏会形式)で初来日し、評論家や聴衆の間で大きな話題となりましたが、今回のコンサートで歌うのは、彼女自身が「私の個性をもっとも感じていただける曲目を選んだ」と語るプログラム。ドヴォルザーク『ルサルカ』、チャイコフスキー『エフゲニー・オネーギン』『スペードの女王』、プッチーニ『マノン・レスコー』『蝶々夫人』『トゥーランドット』の名アリアや『サロメ』を含むR.シュトラウスのオペラまで。キャラクターも表現も違う多彩なラインナップを自身の「ベストプログラム」と言ってしまうところが、グリゴリアンのスーパー・ソプラノたるゆえんです。

そのグリゴリアンが来日を前に、コンサートに向けた単独インタビューに答えました。その抜粋をここにご紹介します。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/42570/43/42570-43-6791295e93d769935c83664f5aff11eb-3648x2432.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
photo: Olivia Kahler
私はドラマを「表現しよう」としているのではなく、音楽を通して"私"を表現している
――あなたは、舞台上での役柄への没入感、強烈な表現力に定評があります。あなたにとってオペラの舞台で物語を表現することは、どんな意味をもつのでしょうか?

グリゴリアン:私はドラマを「表現しよう」としているわけではないのです。あえて言えば、音楽を通して"私"を表現しているのです。私自身を表現し、私の「個人的な物語」を描き出している、と言えると思います。それはオペラであったり、違うタイプの音楽だったり、私が人生ですることのすべてにおいてです。私は何も表現しようとはしていないのです。私はただ自分の人生を生きているだけ。

――どのように役柄をつくられますか? インスピレーションはどこから出てくるのでしょう?

グリゴリアン:歌っている役柄は自分自身のなかから見つけることができます。私という個人の存在も日々成長していますし、インスピレーションはすべてのことから感じています。いままで、役柄のインスピレーションを特別になにかから探したことはありません。私は今も自分が成長できるように努めていますし、すべての役柄は自分自身のなかにあると言えると思います。
私の人生の経験や、出会うことのできた素晴らしい、大変興味深い人たち、それらが私の人生を形成し、舞台上で表現することに役立っているのです。舞台上の役柄は私自身であるとともに、出会った人たちや物事からも影響される。インスピレーションはあらゆるところにあるのです。

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/42570/43/42570-43-a0d0d9b3ace44bc261645df6b5b52c51-3900x2925.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
photo: Timofei Kolesnikov
――あなたが演じる悲劇のヒロインは、ステレオタイプの演技や歌ではなく、観客がハっとするような新しく新鮮なものを表現していると感じさせます。特にプッチーニのヒロインたち、『蝶々夫人』、『マノン・レスコー』、最近は『トゥーランドット』を歌われましたが、すべてが刺激的です。これらのプッチーニのヒロインについてどのように感じていらっしゃいますか?

グリゴリアン:私が思うに、プッチーニが私にとってどうか、というのではなく、彼は感情を音楽で表現する名人であり、彼の生み出した音楽は私自身やすべての感情を表現しやすいものなのです。
私がユニークだとするならば、私がヒロインを解釈しようとするのではなく、他にはない私自身の物語を舞台上で表現することが、観客の皆さまに興味深いと感じていただけることであり、私自身の個性になっているのだと思います。私がプッチーニを表現したり、それらのヒロインがどうあるべきかを知っているかのように振る舞うのではないのです。私はあくまでも私自身であり、作曲家が記した楽譜のすべてを尊重する。そのあとは私自身の個人的な物語なのです。

――最後に、日本の観客に向けてメッセージをお願いします。

グリゴリアン:私は日本にすっかり魅了されているのです。日本はとても美しい国、すべてが美しいと感じています。ですからもう一度コンサートで戻れることを本当に嬉しく思っています。私が心から美しいと思うこと、観客のみなさまが美しいと思われることを、コンサートを通して共有したいと思っています。

(NBS NEWS WEBマガジンvol.492より 全文はこちらでお読みいただけます)
■アスミク・グリゴリアン(ソプラノ)プロフィール
リトアニア音楽演劇アカデミーで学ぶ。オペラ・デビューは2004年ノルウェーのクリスチャンスンでジョナサン・ミラー演出『ドン・ジョヴァンニ』のドンナ・アンナ。2006年にはヴィリニュス市立歌劇場の創立メンバーとなり、さまざまなレパートリーを務めた。2011年以来、国際的な活動を開始。2016年に国際オペラ・アワードの若手女性歌手賞、2019年には同女性歌手賞を受賞。『蝶々夫人』タイトルロールはウィーン国立歌劇場デビュー、『ルサルカ』タイトルロールはマドリードのテアトロ・レアルへのデビューを飾ったレパートリー。2017年『ヴォツェック』でのデビュー以来、ザルツブルク音楽祭には出演を重ねている。世界中の著名な歌劇場で活躍する、現在もっとも注目されるソプラノの一人。





[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/42570/43/42570-43-122aa0a39db7c9fc950bbf8b2108ac19-2025x2700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
photo: Timofei Kolesnikov
■アスミク・グリゴリアン ソプラノ・コンサート

会場:東京文化会館(上野)
指揮:カレン・ドゥルガリャン
演奏:東京フィルハーモニー交響楽団

Aプロ  ロマンティック・アリアの夕べ
2024年5月15日(水) 19:00
【第一部】
ドヴォルザーク:歌劇「ルサルカ」より、“月に寄せる歌”/チャイコフスキー:歌劇「エフゲニー・オネーギン」より、タチアーナの手紙の場 “私は死んでも良いのです”、歌劇「スペードの女王」より、“もうかれこれ真夜中...ああ、悲しみで疲れ切ってしまった”/ティグラニアン:歌劇「アヌッシュ」より、“かつて柳の木があった”

【第二部】
プッチーニ:歌劇「マノン・レスコー」より、“捨てられて、ひとり寂しく”、歌劇「蝶々夫人」より、“ある晴れた日に”、歌劇「ジャンニ・スキッキ」より、“わたしのお父さま”、歌劇「トゥーランドット」より、“心に秘めたこの愛は“~“氷のような姫君の心も”

Bプロ  ドラマティック・アリアの夕べ
2024年5月17日(金) 19:00
【第一部】
ドヴォルザーク:歌劇「ルサルカ」より、“月に寄せる歌”/チャイコフスキー:歌劇「エフゲニー・オネーギン」より、タチアーナの手紙の場 “私は死んでも良いのです”、歌劇「スペードの女王」より、“もうかれこれ真夜中...ああ、悲しみで疲れ切ってしまった”/ティグラニアン:歌劇「アヌッシュ」より、“かつて柳の木があった”

【第二部】
R.シュトラウス:楽劇「エレクトラ」より、クリソテミスのモノローグ “私は座っていることもできないし、飲んでいることもできない”、楽劇「サロメ」より、サロメのモノローグ “ああ! ヨカナーン、お前の唇に口づけをしたわ”

※グリゴリアンの歌唱曲のみ。演奏順不同。表記のプログラムは2024年4月22日現在の予定です。

■入場料(税込) 
S席:¥18,000 A席:¥15,000 B席:¥13,000 C席:¥11,000 D席:¥8,000  U25シート:¥4,000
※ペア割引[S,A,B席] 2枚で1,000円引き。NBSのみで発売
※未就学児童のご入場はお断りします。

■チケットのお申込み・お問合せ
NBSチケットセンター TEL:03-3791-8888(月-金 10:00~16:00 土日祝・休)
NBS WEBチケット NBS公式ホームページ 
※ご利用いただく際には、事前に会員登録(登録料・年会費は無料)が必要となります。

■その他の前売所
e+(イープラス)/チケットぴあ/ローソンチケット/楽天チケット/東京文化会館チケットサービス

主催:公益財団法人日本舞台芸術振興会

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