京都府亀岡市「亀岡オーガニック農業スクール」、2期生の募集を11月1日より開始
PR TIMES / 2024年10月22日 12時45分
地域の農業をまもるカギは、農業データの活用による“再現性”。日本で2番目にオーガニックビレッジ宣言をした京都府亀岡市の挑戦
京都府亀岡市(市長:桂川孝裕)は、亀岡市の豊かな自然環境を守るため、各種環境政策を中心とした取り組みをすすめています。農業従事者の減少などの地域課題の解決と、有機農法は環境負荷が低く生物多様性の保全にもつながることから、令和5年2月に日本で2番目にオーガニックビレッジを宣言しています。その一環として、実践的な生産技術が学べるオーガニックスクールの2期生の募集を令和6年11月1日(金)より開始いたします。
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亀岡オーガニック農業スクール
■データに基づいたオーガニックスクール
□2期生を11月1日から募集開始
プロ養成コース、スタディコース、オンラインコースと3つのコースがあり、目的に応じて選択できます。令和7年2月からスタートを予定している2期生の募集は、令和6年11月1日より開始します。
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スクールの様子
□実践的な学びの場を
取り組みの一環として、未来のオーガニック農家を育成する本スクールを令和6年2月から開校しており、第一期生の37組44名が実践的なカリキュラムで学んでいます。
内容は、有機農業の基礎知識や、土壌管理、病害虫対策など技術的なものから、農家として必要な農業経営、6次化や食文化などの文化的側面、販売戦略までを一貫して学ぶことができます。
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実践的なカリキュラム
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一貫して学ぶことができるスクール
□勘や感覚だけに頼らない、再現性の高い農法
オーガニックスクールでは、再現性を重視し、勘や感覚だけに頼る農業ではなく、データに基づき生産するための方法を学びます。
例えば、「トマトの芽が〇枚になったらこの肥料を〇グラム入れる」といった過去のデータに裏打ちされた栽培方法を学べることが特徴です。
特に、農業従事者となるためには効率性や確実性が大変重要であり、データを活用した方法を習得することで、安定した収量と品質の向上を目指します。
スクールの詳細をみる
■オーガニックビレッジへの取り組み
□販路拡大と子ども達への体験を
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亀岡市内のこども園
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オーガニック農産物の給食
オーガニック農産物の販路の一つとして、オーガニック米や農産物を亀岡市内のこども園、保育所、小学校の給食に提供しています。子どもたちにまずはオーガニック農産物を食べる体験をしてもらうことで、食育にもつなげています。
亀岡市内には、一般消費者向けの農産物の販路として、新鮮野菜を取り扱う直売所が19箇所あり、近隣の都市部から多くの訪問があります。オーガニック農産物を販売する直売所も増加しており、人気を博しています。
オーガニック給食の詳細をみる
□かめおかアグリフェスタ2024の開催
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亀岡市内産の野菜
オーガニック農産物の販売を含めた亀岡市内産の農産物が楽しめるイベント、「アグリフェスタ」を開催します。来場者に亀岡市内産の農産物の魅力を伝えることで関係人口の増加を目指すイベントで、これまで人気だった「肉フェスタ」を統合し、よりパワーアップした内容で開催します。
農家と消費者が直接交流できる場を設け、地産地消を促進します。
■日時:令和6年10月27日(日)午前10時~午後3時
■場所:JR亀岡駅北側広場周辺
アグリフェスタを調べる
■実施の背景
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亀岡市全景
□持続可能な農業のために
亀岡市は古くから「京の台所」として知られ、京野菜や丹波米など、全国に誇る農産物の一大産地ですが、農業従事者の高齢化や耕作放棄地の増加といった課題に直面しているのも事実です。
[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/52338/50/52338-50-06f51a025ba10bd79b61d6fe56bf79b6-3000x1996.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
京の台所・亀岡市
持続可能な農業を推進するためには、農業を若者が参入しやすい成長産業とする必要があり、オーガニック農産物の生産拡大がその方法の一つとしてあげられます。しかしながら、オーガニック農産物の生産拡大には、次のような様々な課題があります。
- 生産の難しさ
- 販路の確保
- 消費者への認知不足
これらの課題を解決するため、亀岡市では令和5年2月に全国で2番目にオーガニックビレッジを宣言し、包括的な取り組みをスタートしています。
宣言を詳しくみる
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