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忘れ去られそうなシリアに未来を。教育支援で平和をつくる挑戦!NPO法人Piece of Syriaは、1000万円を目標にしたクラウドファンディングを開始。

PR TIMES / 2024年9月13日 10時45分



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/95779/52/95779-52-35a33aec43c7c03b99bdc5c3373c0952-1200x675.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


クラウドファンディングの詳細、ご支援はこちらから
https://readyfor.jp/projects/syria2024/

■クラウドファンディング実施背景
現在シリアは国連が「戦争開始以来、最大の人道危機」と呼ぶほど深刻な状況にあります(※)。理由の一つは資金不足です。内戦が長期化し、シリアへの世界の関心が薄まっています。結果、国際支援は減少し、2023年は国連が必要とする人道支援の資金のうち、わずか40%しか集まっていません。国際連合人道問題調整事務所(以下、OCHA)シリア担当事務総長は「シリアは忘れ去られる危険がある」と警告しています。(2024年7月 OHCHR)


特に教育に対する支援は、長期的な視野が求められるため、緊急支援の対象から外れがちです。例えば、戦争に加え地震被害が大きかったシリア北部では、校舎の復興が進まず今も3人に2人の子どもが学校に通えていません。加えて、文化の喪失も危惧されています。遺跡が破壊されているだけでなく、長引く避難生活の中で代々受け継がれてきた無形遺産・口承文化も失われ始めています。
■ これからのPiece of Syriaの活動
当団体は、活動当初から一貫して、「戦争前のシリア」がいかに豊かで教育水準の高い国であったかということを伝えてきました。これは、2008-10年にかけて青年海外協力隊員として、シリアで活動した創設者の中野の原体験を基にしています。
そうしたシリアの姿を知っているからこそ、私たちが目指しているのは「支援が不要になり、平和なシリアを皆で訪れる未来」です。これまでPiece of Syriaが行ってきた主な活動は、以下の二つです。


<シリアにおける幼稚園の運営>
基礎教育とともに、楽しみながら集団生活を過ごすための心理社会的ケアを提供してきました。小学校以降の学校生活で退学率を下げる目的があります。

<トルコにおける難民向け補習校の運営>
トルコで生まれ育ち、母国の言葉や文化を知らないシリア人の子どもたちのために、補習授業やアクティビティを行っています。

上記の活動に加え、新たに進めようとしている活動が以下の二つです。

<シリアの無形文化の保護>
シリア人考古学者、シリア人アーティストと日本の専門家と協力をしながら、無形遺産や音楽の保護を行います。

<シリアの伝統文化を学ぶデジタル教材の作成と平和教育>
無形遺産をデジタルの教材にし、世界中に離散しているシリアの人たちに向けて普及することを目指します。
■ 教育と文化を継続し、平和な未来の国づくりを
私たちが目指すのは、目の前の課題を解決することだけではありません。教育を通じて子ども達に希望を感じてもらうこと、そして、文化の保護・継承を通じた、平和な未来の国づくりの土台を築くことです。

戦争は人命や日常生活だけではなく、文化遺産を破壊します。文化遺産の喪失は、地域への愛着や、復興する際の心の拠り所が失われてしまいます。祭りなどの伝統が守られることが、復興する際の大きな力と勇気になるということは、災害の多い日本に暮らす皆さんも、ご理解いただけるのではないでしょうか。

また、シリア国内で、内戦で対立している勢力であっても、共通に価値を感じるシリア文化があります。その保護活動で協力することで、対立する勢力下にある地域に住む人たちでの対話が再開し、共通の未来を建設するための出発点となる希望につながる可能性があります。

「Piece of Syriaの素晴らしさは、一方的な支援ではなく、シリアの人々の声に耳を傾け、一緒に活動をつくり上げる姿勢です」と、教育プロジェクト管理を行うシリア人スタッフが話してくれました。戦争下で日々変わるニーズ、そして世界的にシリアへの支援が減少している中で、シリアの人たちと話すと、Piece of Syriaの活動への期待がますます高まっていることを感じます。

数年後、活動を振り返った時に「シリアの歴史の1ピースになったね」と、シリアの人たちに言ってもらえるような活動にしていきます。ぜひ、今回のご寄付という形で、活動に参加してください!
■ 当日20時からキックオフイベント
開始日9月13日には、キックオフイベントを行います。

Piece of Syriaが皆様から募った寄付で達成してきた活動の成果、そして、これから創りたい未来への想いについて、裏方として活動するスタッフと代表の中野が、新たな挑戦への意気込みを語ります!

「子どもたちが学び続けるために ~平和な未来のために今私たちができること~」
【日時】9月13日(金)20:00-21:00 + スタッフとの交流会
【参加方法】https://kickoff2024.peatix.com/ (Peatixからお申し込みください!)

その他、最新のシリア情勢から、シリアの基礎知識や文化についてお伝えするイベントを実施します。
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▼【PEACE DAY】戦禍で失われる文化を次世代へ!シリア音楽と対話でつくる平和な未来
 <ゲスト>イスベル・サブリン氏(Heritage for Peace 代表)
      フセイン・ハッジ氏 (シリア人音楽家)
【日時】9月21日(土)20:00-21:00 +交流会
【申込・詳細】https://peaceday2024.peatix.com/

▼初めてのシリア ~戦争前のシリア在住経験者によるシリア解説~
【日時】9月26日(木)20:30-21:00
    10月5日(土)20:00~20:30
【申込・詳細】https://syriatour.peatix.com

▼シリアの今、中東の未来 ~忘れられ、進まない震災復興の現実と希望~
 <ゲスト>青山弘之 教授(東京外国語大学、シリとも代表)
【日時】9月27日(金)20:00-21:30
【申込・詳細】https://syria2024now-aoyama.peatix.com

▼シリア支援の今と未来を語る~減少する国際支援の中で、私たちは何ができるか?~
 <ゲスト> 高林 博史 氏(UN-HABITAT シリア事務所 所長)
【日時】10月4日(金)20:00-21:00
【申込・詳細】https://syria2024-un.peatix.com/
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■ この件に関するお問い合わせ(取材)について
NPO法人Piece of Syria
担当:島 彰宏
TEL:090-5169-9014
Mail:shima●piece-of-syria.org(●を@に変更してお送りください
■ Piece of Syriaについて
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/95779/52/95779-52-f04b38db59ca2296499e326bd30c255e-640x640.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

2008-10年、青年海外協力隊としてシリアで活動した中野貴行により、2016年に任意団体として設立。「シリアをまた行きたい国にする」をビジョンに、トルコのシリア人NGOと協働し、シリア国内避難民、トルコのシリア難民への教育支援を実施。2021年にNPO法人化。日本国内では、「シリアの今と昔」を伝えながら、平和にまつわる講演・写真展などを全国の教育機関や地域、オンラインで実施している。
2023年、代表の中野がニューズウィーク日本版「世界が尊敬する日本人100人」に選出。




Web: http://piece-of-syria.org/
Facebook: https://www.facebook.com/piece.of.syria/
Instagram: https://www.instagram.com/piece.of.syria/
Twitter: https://twitter.com/piece_of_syria
Youtube: https://www.youtube.com/c/PieceofSyria
寄付:https://piece-of-syria.org/whatyoudo/donation.html


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