10月20日は世界骨粗鬆症デー 慢性疾患である骨粗鬆症の理解促進、早期治療開始の重要性を啓発する 地域保健所と共同実施「保健所プログラム」の中間報告
PR TIMES / 2013年10月17日 16時10分
講習会参加によって、半数以上が骨粗鬆症に対する認識に変化 骨粗鬆症の薬の服用で心配なことは、「長期に服用しても安全か」
日本イーライリリー株式会社(本社:神戸市、代表執行役社長:アルフォンゾ・G・ズルエッタ)は、2013年4月より、地域の保健所と共同で、一般の人を対象に、骨粗鬆症の予防や治療に関する講習会をおこなう「保健所プログラム」を開催しています。
骨粗鬆症は、加齢や閉経などによる骨量低下が要因のひとつにあげられ、平均寿命の長い日本人にとって、長く付き合っていかなくてはならない慢性疾患です。しかし、日本の骨粗鬆症患者数は、推計1,280万人と言われているにもかかわらず、治療を受けている人は200万人にとどまっています。骨粗鬆症は自覚症状なく進行することも多く、骨粗鬆症の背骨は、1度骨折すると周りの骨に負担がかかり、次の骨折を起こしやすくなります。骨折の連鎖が起こることで、腰や背骨が曲がるリスクが高まり、生活へ大きな影響を及ぼす可能性があり、予防や早期発見・早期の治療開始が重要となってきます。
本プログラムは、「50代からの骨粗鬆症予防・対策について~早期からの骨折予防で、健康寿命をのばし、自立した生活を!」をテーマに、骨粗鬆症が長期にわたり向き合っていく慢性疾患であること、早期の治療開始が重要であることを啓発するためにスタートしました。2013年9月までに、11カ所644名の方にご参加いただいています。
今回、10月20日の世界骨粗鬆症デーに合わせ、講習会参加者に実施したアンケート調査を集計した結果、骨粗鬆症に対する認識や、講習会へ参加したことによる意識変化などが明らかになりました。
主な内容は以下の通りです。
・受講者の6割以上が 「骨粗鬆症検診を受けたことがある」と回答。一般的な検診受診率4.36%より高い傾向に
・骨粗鬆症の薬の服用で心配なことは、「長期に服用しても安全か」75.9%。
・講習会参加によって、半数以上が骨粗鬆症に対する認識に変化。
「治療を中止すると骨密度は再び低下する」、初めて知った28.8%、理解が深まった51.5%。
「骨粗鬆症は、ずっと続く慢性疾患」、初めて知った22.5%、理解が深まった56.9%。
「骨折予防には早めの薬による治療が効果的」、初めて知った25.3%、理解が深まった52.8%。
・講習会参加が、骨粗鬆症を気にかけるきっかけに。今後、骨粗鬆症検診の受診、病院へ相談に行きたいと68.5%が回答。
・骨粗鬆症の検診・予防・治療などの情報源は、病院48.4%、保健センターなど自治体33.0%。
アンケート調査結果では、講習会に参加した6割以上が、骨粗鬆症検診を受診したことがあると回答しました一般的な骨粗鬆症検診の受診率4.36%*と比べると大きな差があり、本講習会参加者が一般よりも、骨粗鬆症に対する意識が高いことが推察されます。しかし、意識が高い人の中にも、薬の長期服用の安全性に不安を抱く人が75.9%と非常に高く、安心して長期服用が可能な薬剤の提供の重要性が示唆されます。
一方、講習会参加後には、半数以上の人が、骨粗鬆症に対する認識に変化がみられました。中でも、「治療を中止すると骨密度は再び低下する」、「骨粗鬆症は、ずっと続く慢性疾患」、「骨折予防には早めの薬による治療が効果的」など、骨粗鬆症が、長期にわたり治療を継続する必要のある慢性疾患で、早めの薬による治療が効果的であることを、「初めて知った」、「理解が深まった」と回答する人が8割近くに上りました。また、7割近くが、骨粗鬆症検診の受診や病院への相談を行いたいと回答しました。
本プログラムのように、骨粗鬆症に対する理解を深める場を提供していくことが、予防や早期発見・早期の治療開始を促進するきっかけとなるようです。
今後も、日本イーライリリーは、骨粗鬆症による骨折リスクのある患者さんを長期に守る「ロング・タームプロテクション」を軸に、自らの足で自由に動ける自立した人生を支える企業として、骨粗鬆症の予防や早期発見・早期の治療開始を促進する様々な活動を推進してまいります。
*「Osteoporosis Japan vol. 21 60-61, 2013」
*記事全文は弊社ホームページをご参照ください。https://www.lilly.co.jp/pressrelease/detail.aspx?ArticleID=pr_2013_047
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