令和6年度 一級建築士 設計製図試験 合格発表試験結果を徹底分析!【総合資格】合格者数1,764名で実績No.1を達成!
PR TIMES / 2024年12月26日 17時45分
建設・不動産関連の資格取得スクール「総合資格学院」を運営する株式会社総合資格(本社:東京都新宿区、代表取締役:岸 和子)は、12月25日(水)、公益財団法人 建築技術教育普及センターの「令和6年度 一級建築士設計製図試験」の発表をうけ、当学院当年度受講生の合格者数が1,764名、全国合格者占有率58.6%と、日本一の合格実績を達成しました(同日現在)。また、本設計製図試験について学院として分析を行いましたので、あわせて報告いたします。
▼令和6年度 1級建築士設計製図試験 合格発表
https://www.shikaku.co.jp/course/1k/info/seizu-eligibility/?utm_campaign=press
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/60863/73/60863-73-de98d9c4ecf9a717623a8a2c6fcc070d-682x803.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■令和6年度 1級建築士 設計製図試験 合格発表
受験者数 11,306人(前年度10,238人)
合格者数 3,010人(前年度3,401人)
合格率 26.6%(前年度33.2%)
採点結果の区分
○採点結果については、ランクI、II、III、IVの4段階区分とする。
○採点結果における「ランクI」を合格とする。
ランクI(26.6%):「知識及び技能」(※)を有するもの
ランクII(1.5%):「知識及び技能」が不足しているもの
ランクIII(23.9%):「知識及び技能」が著しく不足しているもの
ランクIV(48.0%):設計条件及び要求図書に対する重大な不適合に該当するもの
※「知識及び技能」とは、一級建築士として備えるべき「建築物の設計に必要な基本的かつ総括的な知識及び技能」をいう。
合格発表分析
◆『採点結果の区分』について
令和6年度の1級建築士 設計製図試験の合格率は26.6%(令和5年度33.2%)で平成21年度の試験見直し以降、過去最低の合格率でした。「ランクIII」が23.9%(同22.1%)、「ランクIV」が48.0%(同42.6%)となっており、「ランクII」は1.5%(同2.1%)という、令和5年度を下回る低い数値となりました。
このように合格者以外のほとんどが「ランクIII:知識技能が著しく不足している」以下という明暗のはっきりわかれた評価から、建築士に求める知識・技能の水準(合格基準)がより厳格なものとなってきていることが伺えます。
◆『受験者の答案の解答状況』について
令和6年度 1級建築士 設計製図試験の『受験者の答案の解答状況』では、主にランクIII及びランクIVの該当要因が以下のように記載されていました。
・設計条件に関する基礎的な不適合:「階段の不成立」「要求室・施設等の特記事項の不適合」等
・法令への重大な不適合:「道路高さ制限」「延焼のおそれのある部分(延焼ライン)の明示と防火設備の設置」等
また、標準解答例の公表において、
【設計条件のうち今回の試験において不十分な答案が多かった「道路高さ制限」「延焼のおそれのある部分(延焼ライン)」「防火設備」に関する一つの考え方を示す】と明示していることから、今後も法令遵守(すなわち法知識を十分に備えた建築士の排出)への傾向をいっそう強めていくという国の意図が読み取れます。
◆『標準解答例』について
・基礎免震構造の特性を踏まえた計画
令和6年度の課題に対し「基礎免震構造を採用した大学の建築学科棟を計画する。」とし、要求図書の特記事項に建築物の外周部に床用の免震エキスパンションジョイントのカバーの設置範囲の明示が要求されました。また、駐車場も車椅子使用者用として1台分の要求がされたことから、免震エキスパンションジョイント上を避けて車椅子使用者用駐車場を計画しなければならない点、さらに設計者として考慮すべき基本原則をいかに意識して計画できたかがポイントであったと読み取れます。そして、基礎免震構造の内容は、計画の要点記述の設問(2)のイメージ図でも問われており、出題者の意図を正しく読み取り、図面・要点記述で正しく答えることが重要だったということがわかります。
※車椅子使用者用駐車(HP)の計画
標準解答例1.:建物内(ピロティ)に計画/標準解答例2.外部に計画
・アプローチについて(主要な出入口)
「標準解答例※」の構成を見ると、「大学」という今回の課題に対し、西側の駅前広場及び東側道路からのアプローチを計画するものでした。駅前からのアプローチだけでなく、車椅子使用者用駐車場の配置や周辺環境を踏まえ、利用者の動線等を考慮した計画となっており、建築士としてあるべき実務レベルの力が求められたと言えます。
※標準解答例1.2.:西、東アプローチ
法令及び設計条件の遵守については両解答例ともに十分意識されており、評価のポイントであったことが理解できます。
発表された「合格基準」を確認すると、採点のポイントと計画の要点の設問がほぼ同じとなっています。「建築計画」では、「建築を学ぶうえで、参考(教材)となるような建築物の計画」「学生や教職員の多様性への配慮及びユニバーサルデザインに配慮した計画」「学生間の交流や学生と教員との交流の場に配慮した計画」、「構造計画」では、「基礎免振構造の特性を踏まえた計画」「講堂の構造計画」、「設備計画」では、「学生や教職員の帰宅困難者の一時滞在に配慮した計画」「屋上に設置する設備機器等の計画」が挙げられ、図面と計画の要点との整合性も評価のポイントであることが理解できます。
◆『合格者の属性』について
・「年齢別」- 「23才以下」が過去最高の12.1%
・「平均年齢」- 「29.0才」と過去最低を更新
「年齢別」において、「20代の合格者」の割合が、平成21年度の新試験以降最高の67.7%を記録しました。また、「23歳以下」の割合においても、令和5年度から0.8ポイントアップし、令和6年度は12.1%となり、令和2年度の建築士法改正後、最高の割合となりました。合格者の平均年齢に着目すると、令和5年度にはじめて30才を下回り、29.5才となりましたが、令和6年度はさらに下回り、29.0才となり、若年化が進んでいます。
建築士法改正により、大学、専門学校等において指定科目を収めて卒業すれば、実務要件なしに受験ができるようになりました。若いうちに受験をすることは、学習時間を確保しやすく、学生の方であれば、知識の習得や就職活動時のアピールポイントとなる等、数多くのメリットがあり、企業によっては、建築士試験に合格したうえでの入社を推奨している企業もあることからも、新卒や在学中に建築士試験を受験する方が増加していると考えられます。
早期に試験対策を開始することは、学生や若手実務者であれば、比較的、学習時間が確保しやすいという点や、学んだ知識を早期から実務に活かせるなどの点で数多くのメリットがあります。
当学院としても早期の学習スタートを皆様におすすめしております。
■令和7年度合格に向けて
総合資格学院では「高い分析力」に基づき、「課題ラインナップ/講座カリキュラム」を構成。建築計画はもとより、法令、構造、設備を含めた実務的かつ具体的な要求に対応するための「インプット指導」により、どのような課題にも対応するための「原理・原則の理解」を基本コンセプトとした指導を行っています。
加えて、次年度以降試される試験課題を想定し、
・精度・表現力の高い図面の2時間30分完成作図指導
・自由度の高い要求を意識し、様々な対応を繰り返し実施するエスキス指導
・課題要求をクリアするための細かく徹底したチェック・添削指導
により、設計製図試験に合格するための「アウトプット指導(エスキス/作図/記述)」を積極的に行っております。
令和7年度、確実な試験突破をめざす方は、ぜひ当学院の講座受講をご検討ください。
【令和7年度】設計製図完全合格対策コース
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/60863/73/60863-73-e5a24fa1081ab9005dde64e935543f1b-500x240.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
学科試験免除の方を対象とし、3月から早期に製図試験対策を開始するコースです。
課題発表前の実力養成講座(127.5時間:計15回)で、合格レベルの作図力、計画力、時間管理力を身につけ、課題発表後の課題対策講座(99時間:計11回)で当年度課題用途に特化した学習を行い万全の体制を整えます。
https://www.shikaku.co.jp/course/1k/list/seizu-perfect/
■合格実績No.1スクール 総合資格学院
総合資格学院は、株式会社総合資格が運営するスクール事業ブランド。建設・不動産関連の資格取得スクールとして圧倒的な実績を誇っており、特に難関国家資格の建築士試験受験対策に強みを持っています。
令和6年度1級建築士試験において、学科試験と設計製図試験を1年で突破したストレート合格者(注1)の6割以上(注2)を、また、設計製図試験の合格者のおよそ6割(注3)を当学院当年度受講生が占め、「日本一」の合格実績を達成しています。
令和6年度試験は、低い合格率などから『過去10年で「最難関」の試験であった』とされており、その試験においても、当学院は、1,764名という圧倒的な合格者数となっています。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/60863/73/60863-73-c6c23223bb9f4f05a464aa81ec8c7cc1-1499x463.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
(注1)ストレート合格者とは、1級建築士学科試験に合格し、同年度の1級建築士設計製図試験に続けて合格した方です。
(注2)令和6年度1級建築士 設計製図試験 全国ストレート〔学科+設計製図〕合格者占有率64.4%
(全国ストレート合格者1,036名中/当学院当年度受講生667名)
(注3)令和6年度1級建築士 設計製図試験 全国合格者占有率58.6%(全国合格者3,010名中/当学院当年度受講生1,764名)
▼「総合資格学院の合格実績」詳細はこちらから
https://www.shikaku.co.jp/about/achievements/
■「人対人」による対面指導
難関試験だからこそ、「不明点がその場で、すぐ質問できる」「受講生の理解度に沿った講義が行われる」など、効果・効率のよい学習が可能です。
■講義の中核となるプロの講師陣
「受講生全員合格」を目標に掲げ、目の前にいる受講生の悩みを的確に解決し、受講生一人ひとりに合格までの明確な道筋を示します。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/60863/73/60863-73-1f68dd3ba9483ce4193eb803a8faa12a-1035x763.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■合格まで受講生一人ひとりを徹底サポート
教務スタッフを中心に学習進捗状況の把握、出席確認から学習アドバイス、さらにはモチベーションアップまで万全のサポートを実施。
■合格のノウハウを凝縮したオリジナル教材
試験の最新傾向や過去の出題傾向も徹底的に分析し、毎年改訂を行っています。
また延べ数十万にもおよぶ受講生の声を反映させているため圧倒的なわかりやすさも実現。
■知識を確実に定着させる学習サイクル
知識を確実に定着させ、その知識を基に得点できるようにするため、予習・講義・復習の段階ごとに専用の教材を用意。
■合格実績日本一を達成し続ける製図指導
作図手順の指導を段階ごとに行い、作図途中の手元は講師が教室を巡回し確認します。
改善点はその場でアドバイスを実施し、きめ細かな添削も魅力。
【開講講座】
<建築系> ・一級建築士 ・二級建築士 ・構造設計一級建築士 ・設備設計一級建築士 ・建築設備士
<施工管理系> ・1級建築施工管理技士 ・2級建築施工管理技士 ・1級土木施工管理技士
・2級土木施工管理技士 ・1級管工事施工管理技士
<不動産系> ・宅建士 ・賃貸不動産経営管理士
<インテリア系> ・インテリアコーディネーター
▼総合資格学院 公式ホームページ https://www.shikaku.co.jp/
▼総合資格学院 公式X https://x.com/shikaku_sogo
▼総合資格学院 公式Instagram https://www.instagram.com/sogoshikaku_official
▼総合資格学院 公式LINE https://lin.ee/bFS34qb
▼総合資格学院 公式Youtubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCljaeqHlizgXdSRrlU9XYyg
【会社概要】
[所在地] 株式会社 総合資格 東京都新宿区西新宿1-26-2 新宿野村ビル22階 [TEL] 03-3340-2810(代)
[所在地] 株式会社中部資格 愛知県名古屋市中区錦1-2-22 中部資格ビル [TEL] 052-202-1795(代)
[代表者] 岸 和子 [設 立] 1987年1月 [社員数] 628名(2024年12月現在)
[資本金] 総合資格:1億円[売上高] 140億円(2024年9月期)
[事業内容]各種国家資格受験講座の開催、各種セミナーの開催、教材の出版、法定講習の開催、人材事業
[URL] https://www.shikaku.co.jp
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