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【産学連携】国際学部 小林講師監修 学生主体の次世代型インターンシップ ― 学生自ら企画を考案!「仕事と遊び」を体現する4日間 ―

PR TIMES / 2024年3月18日 16時45分

~田舎暮らし・地域事業者との関わりを通し、豊岡市の地域創生を学ぶ~

摂南大学(学長:久保康之)の国際学部 小林基講師は、兵庫県豊岡市の地域創生活動を行っている「とゞ兵(とどひょう)」と学生主体のインターンシップを運営する「たねたねプロジェクト」と連携して、2月9日(金)から2月12日(月)と2月16日(金)から2月19日(月)の期間、神鍋高原のスキー場PRプロジェクトを実施しました。
これまでも、小林講師監修のもと「とゞ兵」と「たねたねプロジェクト」は連携したプロジェクトを実施しており、2023年8月には城崎のリゾートホテルでの就業体験やビーチクリーン活動を行いました。今回は、学生が自主的に企画したウォールアートやオリジナルメニューの販売など新たな取り組みを取り入れ、従来よりもさらに「仕事と遊び」を体現した内容に進化しています。
本プロジェクトは、実践的な学びに繋がる機会として今後も活動内容の拡充を目指しており、2024年8月からは国際学部にて単位認定する予定です。



[画像1: https://prtimes.jp/i/40230/74/resize/d40230-74-cec2f974c2b19c7055c2-0.png ]

【本件のポイント】
● 国際学部の小林講師は、「たねたねプロジェクト」「とゞ兵」と連携し、地域創生・地域活性化の一環とし て神鍋高原スキー場PRプロジェクトを実施
● プロジェクトには国際学部の学生6名が参加し、自らウォールアートやオリジナルメニューを企画し販売まで体験
● 実践型の学びとして、4日間現地での暮らしや文化に触れ、肌で感じた地域の魅力をPR

小林講師が監修した背景 ―地元を盛り上げたい学生の声―


豊岡市出身の学生の「地元豊岡市の地域活性化について研究したい」との声をきっかけに、小林講師と学生は兵庫県豊岡市の地域創生活動を行っている「とゞ兵」を訪問。豊岡市内での地域創生活動を調査する中で、廃業した老舗料亭を再利活用し複合施設に変え、歴史的な建造物という性質を活かしながらも“新しい遊び場”となるような新業態の施設を生み出し、地域創生に貢献しているという事例に小林講師は注目しました。また「とゞ兵」を通して学生主体のインターンシップを運営する「たねたねプロジェクト」とも出会い、市民活動、コミュニティ形成などの専門的知見を活かすことで、学生が実践的な学びを体験しながら地域創生に貢献することができるのではないかと考え、小林講師監修のもとで「とゞ兵」と「たねたねプロジェクト」、摂南大学の学生が連携する取組みが始まりました。

次世代型学生インターンシップ「たねたねプロジェクト」とは


 「たねたねプロジェクト」とは、これからの若者の一歩を踏み出す企画として、就職活動では出会うことのできない“楽しく学びのある体感プログラム”を提供する次世代型学生インターンシップです。「社会貢献」「エンターテイメント」「スキルアップ」という3つの柱に重きを置き、エンターテイメントな活動を通して地域と関わりながら社会貢献を実現する、という実践型のスキルアップを目指しています。将来に不安を抱えながら就職活動に臨むインターンシップとは異なり、楽しさの先に“本当にやりたいこと”を見つけることができるプログラムを構成しています。
 小林講師は、人文地理学や経済地理学を専門としていることから、地域ごとに異なるニーズの掘り起こし方法や地域創生の方法についてアドバイスを行い、関わる人やプロジェクト、地域にとって三方良しとなるようなビジネスモデルの構築を提案しています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/40230/74/resize/d40230-74-42c610264518d4899652-1.png ]


自ら企画を考案、「仕事と遊び」を体現する4日間


 今回のプログラムでは、職業体験だけではなく、豊岡市で実際に暮らしている地域の事業者と密接に関わることで学生の将来の選択肢を広げることにも繋げたいと考え、就職後の人生も具体的に描く機会になったらという「たねたねプロジェクト」想いのもと、インターンシップ実施前に学生が主体となって実施プログラムを考え、プログラムの中でどのように貢献できるのか、どのような役割を担うのかについて議論を重ねました。
 2023年8月に城崎のリゾートホテルで実施したインターンシップのアンケートでは、体験するだけではなく振り返りの時間を大切にしたことで、経験内容を今後どのように活かすのか、社会人として働くイメージが具体的になったという感想が多くありました。
 今回のプロジェクトも同様に、「積雪量が想定以上に少なく、当初予定していた雪遊びを中心にしたPRが思うようにできなかったが、今ある状況からできることを考え次善策を見つけ実行することができた」や「サポートをいただきながら自分自身のスキルや関心にじっくり向き合う時間となり、とても有意義だった」という声が挙がり、この体験が学生の学びにつながったと伺えます。
[画像3: https://prtimes.jp/i/40230/74/resize/d40230-74-027de475172f51f63aa6-2.png ]


インターンシップ内容


 スキー場内や隣接する飲食店で接客業務に従事した他、学生自ら企画した雪の映えスポットづくりやオリジナルメニューの販売、豊岡市の魅力を学ぶまち歩きワークショップ、学生の力を活かしたプロモーション施策の実施などを実施しました。
[画像4: https://prtimes.jp/i/40230/74/resize/d40230-74-5cda0248bd12084cf9b8-3.png ]


■雪の映えスポット作り(プロモーション業務)
 ゲレンデにある「とゞ兵」が運営するカフェレストラン前に、テーブルやイス、雪だるま等を雪でつくり、写真を撮りたくなるような映えスポットとすることで、カフェレストランへの集客を図りました。雪の量が少なく計画通りにはいきませんでしたが、学生が本気で「雪遊び」をしている様子をみた親子連れが珍しがって集まり、予想とは異なる新たな発見がありました。

■カフェレストランでオリジナルメニューの販売
 「とゞ兵」が運営するカフェレストランでドリンクや学生が考えたオリジナルメニューの燻製を販売しました。学生との交流を目的に来られた方が多く、学生のために食べ物を提供してくださった方もいました。何を実施するか(コンテンツ)だけではなく、“どこで誰が実施するのか”という「コンテクスト」にも注意を払うことに気付づくきっかけとなりました。

■まち歩きワークショップ 
 「とゞ兵」担当者に建物の由来について説明いただきながら、リノベーションが盛んな豊岡市を学生が歩いて学びました。また、町の成り立ちと活動の反省を踏まえたうえで、「次に豊岡でイベントを企画するとしたら何をしたいか」について考えました。春休み中にチームごとにオンラインでプレゼン会議をし、振り返りをするとともに今後の活動にもつなげていく予定です。

小林講師のコメント


 このプロジェクトの目的は、学内やオンライン教育で学ぶことのできない地域貢献の意義と楽しさを体験することです。Z世代の学生は、特定の組織の中でパフォーマンスを上げるにとどまらない、「自分の手で人生を切り開く力」を欲しており、大学はそうした時代の要請に答える必要があると考えています。学生には、まずこのプログラムを全力で楽しんでほしいと思っています。そしていつのまにか自分の特技や関心を深めたり、人々から喜ばれるような経験をするなど、地域コミュニティの面白さを学んでほしいと考えています。
 このプロジェクトが誰かからの「搾取」になることなく学生・地域の両得になるように取り計らってくださっているのが「たねたねプロジェクト」さんと「とゞ兵」さんです。私たちの試みはまだまだ始まったばかりで拙いですが、今後さらに洗練したものにしたいと考えています。若者・地域・大学がみんなで育て上げるプログラムになることを目標に今後も活動してまいります。

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