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メディカルビッグデータを用いた傷病×医薬品の統計ダッシュボードサービス提供開始について

PR TIMES / 2024年4月9日 18時15分



当社は、メディカルビッグデータの活用に携わるすべての方に向けて、独自に保有しているレセプトデータ(※)を中心としたメディカルビッグデータ「REZULT」を用い、公立大学法人横浜市立大学 五十嵐 中 准教授協力のもと、傷病×医薬品の統計ダッシュボードサービス「Medicine Tiger」を開発し、2024年4月9日よりサービス提供を開始しましたことをお知らせいたします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/92153/77/resize/d92153-77-c057be3e1fe504fcb846-0.png ]

■ 背景
当社は、メディカルビッグデータを活用し、様々な大学様および企業様と共同研究を実施しています。研究活動を進める過程で、特定の傷病に対する医療用医薬品の処方パターンや特定の医薬品が処方される傷病範囲の調査にかかる研究コストが膨大であるといった課題が明らかとなりました。この研究課題を解決することで、研究コストを低減させ、リソースの効率的な活用と研究開発のスピード向上に繋げることが可能となります。
この課題に対して、当社が保有しているメディカルビッグデータ「REZULT」より集計した統計情報を可視化し、ダッシュボードとして提供するサービス「Medicine Tiger」を開発いたしました。
本サービスはBI(ビジネスインテリジェンス)ツールである「Tableau」を用いて、データの可視化を実施しております。また、本サービスは特許申請中となります。

■ 「Medicine Tiger」について
「Medicine Tiger」は指定された傷病名(または医薬品名)に対して、処方される医薬品(または処方された医薬品に紐づく傷病 )をレセプト件数から処方率(または有病率)を計算し、上位10種を表示します。この情報は年度、性別、年代、処方種別、エリアによる条件指定が可能となり、条件による処方の違いを一覧で確認することが可能です。また、病院と薬局で処方される医薬品の違いに注目してデータを分析することも可能となります。上記の基本機能に加え、顧客の要望に合わせて機能をカスタマイズ可能です。
サービス名:「Medicine Tiger」
提供開始日:2024年4月9日
[画像2: https://prtimes.jp/i/92153/77/resize/d92153-77-17e651f2a13abcb80967-0.png ]

図:サービスイメージ

本サービスの詳細につきましては、以下をご参照ください。
「Medicine Tiger」サイト:https://www.jastlab.jast.jp/medicinetiger/
「Medicine Tiger」解説動画:https://youtu.be/MhAcqfqAPiI?si=QvPZuifGhO-CouD-

■ 顧客別ユースケース
本サービスは、研究者様の研究活動支援以外にも業種・業界問わず様々な方々にご利用いただけます。各業界の方のユースケースは以下を想定しています。
マーケティング担当者:医薬品の処方動向、シェア率の調査等の戦略策定検討
医療機器開発担当者:臨床試験向けフィージビリティスタディ、プロトコル検討
薬剤師:医薬品供給停止に備えた代替医薬品の検討
医師:併用禁忌に関する情報提供

■ キャンペーンについて
本サービス提供開始にあたり、「Medicine Tiger」の基本機能をお試しいただける、無償トライアル版を提供します。トライアルをご希望の方は以下のサイトからお申込ください。
対象者:法人に属している方
トライアル期間:2週間
申込期限:2024年5月31日
申込サイト:https://www.jastlab.jast.jp/contact/

■ 今後の展望
今後は本サービスの販売を進める一方で、市場のニーズやカスタマイズ要件に対して改修を行い、顧客ごとに適したオプションサービスや機能を追加する予定です。また、本サービスの提供を通じて、当社の医療ビッグデータ事業を推進してまいります。

■ メディカルビッグデータ「REZULT」について
詳細につきましては以下をご参照ください。
https://www.jastlab.jast.jp/rezult_data/

■ 共同研究者について
五十嵐 中
国立大学法人東京大学大学院 薬学系研究科 医薬政策学 客員准教授
公立大学法人横浜市立大学医学群 データサイエンス研究科 准教授
<略歴>
2002年 東京大学薬学部薬学科卒業
2008年 東京大学大学院薬学系研究科博士後期課程修了
専門は薬剤経済学。医療経済ガイドラインの作成・個別の医療技術の費用対効果評価・QOL評価指標の構築など、多方面から意思決定の助けとなるデータの構築を行ってきた。

■ 未来共創Labについて
当社未来共創Labは医療ビッグデータ事業として、医療現場や各種保険者様が抱える課題の解決へ向けて、メディカルビッグデータ(レセプトデータ、健康診断データ等)を利用した医療DXを推進しております。当社データの価値を高め、お客様の課題を解決するための可能性を広げるべく、今後も本研究における分析を進めてまいります。
また未来共創Labでは、SDGs(Sustainable Development Goals)目標3「すべての人に健康と福祉を」、目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」へ向けて、メディカルビッグデータを利活用した健康増進を目的とし、産学連携での商材開発・共同研究を実施しております。
[画像3: https://prtimes.jp/i/92153/77/resize/d92153-77-9dc380b009bb50b1a299-0.png ]


※レセプトデータについて
レセプトとは、患者が受けた保険診療について、医療機関が保険者(市町村や健康保険組合)に請求する医療報酬の明細書のことです。医科・歯科の場合には診療報酬明細書、保険薬局における調剤の場合には調剤報酬明細書、訪問看護の場合には訪問看護診療費明細書とも言います。1患者、1か月、1医療機関あたりで1件のレセプトにまとめられており、患者が医療機関を受診した原因となる疾病情報や、医療費を支払っている情報等を保持しています。当社ではこれらの各種情報をデータベース化して保持しています。

【本件に関するお問い合わせ先】
 日本システム技術株式会社 未来共創Lab
 お問い合わせ:https://www.jastlab.jast.jp/contact/
 未来共創Labサイト:https://www.jastlab.jast.jp/

 ▼日本システム技術株式会社 企業情報
  https://www.jast.jp/

以上

[画像4: https://prtimes.jp/i/92153/77/resize/d92153-77-c4a885dd25d26f8c0bb9-0.png ]


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