【激動の2024年を振り返る】異常な過熱をみせた湾岸タワーマンション!ついに都心5区平均坪単価超えも
PR TIMES / 2024年12月27日 14時15分
2024年首都圏(東京23区・横浜市・さいたま市・千葉市)中古マンションマーケットの実態
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13438/79/13438-79-358ce2687a8b1938be317a360b7262bc-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
マンションリサーチ株式会社(東京都千代田区神田美土代町5-2)は東京都湾岸エリア中央区(月島・晴海・勝どきエリア)、港区(港南・芝浦エリア)、江東区(豊洲・有明・東雲エリア)のタワーマンションを東京都23区全域と比較することで、湾岸タワーマンション市場のトレンドと勢いを明らかにしました。
本調査リリースのまとめ
2024年における湾岸タワーマンションは、値下げ回数がより一層減少しているにも関わらず、販売期間も短期化しました。これは「出し値で(値下げしなくても)すぐ売れる」ということを意味しており、非常に高い需要があることを示しています。都心5区(中央区、千代田区、港区、新宿区、渋谷区)及び23区でもこの傾向はみられるのですが、湾岸タワーマンションはこれらと比較しても、著しく需要が高いことが分かります。需要の高さは成約坪単価をみても明らかで、2024年6月には湾岸タワーマンションの平均坪単価が都心5区の成約坪単価を上回りました。従って、2024年の湾岸タワーマンションは激しい需要の過熱とともに、価格も大きく高騰。一方で横浜市・さいたま市・千葉市は、横ばいもしくはやや需要の弱まりが見られました。
本調査リリースのまとめ記事は以下よりご覧いただけます。
すみかうるURL
https://t23m-navi.jp/magazine/news/lookback_2024/
目次
1:湾岸タワーマンションと東京都23区と都心5区の坪単価推移
2:湾岸タワーマンションの「値下げ回数」と「販売期間」
2-2:東京都23区と都心5区の「値下げ回数」と「販売期間」
2-3:湾岸タワーマンションと東京都23区と都心5区の「販売期間」比較
3:東京都23区・横浜市・さいたま市・千葉市の坪単価推移
3-2:東京都23区・横浜市・さいたま市・千葉市の「値下げ回数」と「販売期間」
1:湾岸タワーマンションと東京都23区と都心5区の平均坪単価推移
グラフ1:湾岸タワーマンションと東京都23区と都心5区の成約坪単価推移
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13438/79/13438-79-878ef248df97f14c551fa7e4dfbdd864-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
出典:福嶋総研
グラフ1の緑色の棒線は湾岸タワーマンションの成約坪単価の推移を示しています。2024年6月に都心5区の成約坪単価を上回り、以降も都心5区よりも高い又は同等の水準を保っています。従って、2024年の湾岸タワーマンションの価格は、都市5区を凌ぐほど、大きく高騰したと言えます。
2:湾岸タワーマンションの「値下げ回数」と「販売期間」
グラフ2:湾岸タワーマンションの「値下げ回数」と「販売期間」
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13438/79/13438-79-4f6e26622463771b35081b77455a470b-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
出典:福嶋総研
2024年における湾岸タワーマンションは値下げの頻度がさらに減少しているにも関わらず、販売期間も短期化しました。これは「出し値で(値下げしなくても)すぐ売れる」、非常に高い需要があることを示しています。
また10月、11月は「値下げ回数」「販売期間」押し戻した節があります。以下グラフ3で示したように、湾岸タワーマンションの成約坪単価に対して募集中の坪単価が高額=売主が強気なため、長期在庫化するものも増えてきていると考えられます。
グラフ3:湾岸タワーマンションの「成約坪単価」と「募集坪単価」
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13438/79/13438-79-6b0b03c683d3b18c4f2938b100c06bc2-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
出典:福嶋総研
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/13438/table/79_1_ee4a1cab763cf82effb62b4b14790ac1.jpg ]
グラフ4:東京都23区と都心5区の「値下げ回数」と「販売期間」
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13438/79/13438-79-54edfdb50761906bc4818e12beb8699d-1920x600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
出典:福嶋総研
都心5区、23区でも湾岸タワーマンション同様に、値下げ回数が減少しているにも関わらず、販売期間も短期化しました。従って都心5区、23区も高い需要があることがわかります。
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/13438/table/79_2_ec6c8f084e295e28bbfe3fcfff2196a1.jpg ]
グラフ5:湾岸タワーマンションと東京都23区と都心5区の「販売期間」
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13438/79/13438-79-6c79c816e8c65e7114904bd1d5b73b06-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
出典:福嶋総研
湾岸タワーマンションの販売期間は都心5区、23区と比較しても、圧倒的に早いことが分かります。
従って、東京都の中でも湾岸タワーマンションの需要がいかに大きいかが分かります。
3:東京都23区と横浜市・さいたま市・千葉市の坪単価推移
グラフ6:東京都23区と横浜市・さいたま市・千葉市の成約坪単価推移
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13438/79/13438-79-4c069a54742b9e222ee501676da9db1e-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
出典:福嶋総研
東京都23区では2023年1月以降も成約坪単が上昇しているにもかかわらず、さいたま市、千葉県は横ばい、横浜市においては微減の傾向にあることが分かります。
[表3: https://prtimes.jp/data/corp/13438/table/79_3_e8c9ed9b7c12576e3267bfc4606064d1.jpg ]
グラフ7:東京都23区と横浜市・さいたま市・千葉市の「値下げ回数」と「販売期間」
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13438/79/13438-79-bf909f797eb67f2ff798b8be69f19e2b-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
出典:福嶋総研
「2-2:東京都23区と都心5区の「値下げ回数」と「販売期間」」で記述したように、東京都23区は値下げ回数が減少していっているにも関わらず、販売期間も短期化しました。横浜市、さいたま市、千葉市においてはいずれも横ばいに推移しており、現状の需給関係がバランスを保っており、価格においても現状のトレンドをキープしています。
筆者プロフィール
[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13438/79/13438-79-ac5680bf8a467e218a234e9d670ba6ca-312x337.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
福嶋 真司(ふくしましんじ)
マンションリサーチ株式会社
データ事業開発室
不動産データ分析責任者
福嶋総研
代表研究員
早稲田大学理工学部経営システム工学科卒。大手不動産会社にてマーケティング調査を担当後、
建築設計事務所にて法務・労務を担当。現在はマンションリサーチ株式会社にて不動産市場調査・評価指標の研究・開発等を行う一方で、顧客企業の不動産事業における意思決定等のサポートを行う。また大手メディア・学術機関等にもデータ及び分析結果を提供する。
福嶋総研発信リンク集
https://lit.link/fukushimasouken
【マンションリサーチ株式会社その他サービスURL】
■全国14万棟 分譲マンション価格相場公開サイト『マンションナビ』
https://t23m-navi.jp/
■不動産データクラウド
https://fudosan-data.jp/
■ロボ査定
https://robosatei.jp/
■分譲マンション、土地、戸建てデータ販売
https://mansionresearch.co.jp/re-data/
■マンション購入サービス『MATSUDAKE』
https://matsudake.me/lp_company/
【不動産市場解説動画チャンネル】
https://www.youtube.com/@mansionresearch/videos
【マンションリサーチ株式会社について】
マンションリサーチ株式会社では、 不動産売却一括査定サイトを運営しており、 2011年創業以来「日本全国の中古マンションをほぼ網羅した14万棟のマンションデータ」「約3億件の不動産売出事例データ」及び「不動産売却を志向するユーザー属性の分析データ」の収集してまいりました。 当社ではこれらのデータを基に集客支援・業務効率化支援及び不動産関連データ販売等を行っております。
会社名: マンションリサーチ株式会社
代表取締役社長: 山田力
所在地: 東京都千代田区神田美土代町5-2 第2日成ビル5階
設立年月日: 2011年4月
資本金 : 1億円
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