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戸開走行保護装置の大臣認定を新たに取得

PR TIMES / 2025年2月3日 13時15分

自社製に限らずさまざまなメーカーの既設エレベータへ設置可能に



フジテック株式会社(本社:滋賀県彦根市、社長:原田政佳)は、万が一、エレベータのドアが開いた状態でかごが動き出した場合に、素早く制止する安全装置「戸開(とかい)走行保護装置」に関して、新たに国土交通大臣の認定を取得しました。
認定を取得したのは、1980年代から90年代に生産された標準型エレベータ向けの戸開走行保護装置です。同年代向けの大臣認定は既に取得していましたが、このたび、自社製に限らずさまざまなメーカーへ設置が可能となる新たな機器構成で取得しました。これにより、従来は自社製の既設エレベータに限られていた戸開走行保護装置の追加設置が、他社製の既設エレベータにも可能になりました。制御盤交換パッケージ「スマアップ」の新プランとして近日販売予定です。
戸開走行保護装置は、二重のブレーキを備えた巻上機と専用の電気回路、ドアスイッチやかご位置検知センサーなどで構成されたシステムです。法令により2009年9月28日以降に設置したエレベータに、設置が義務付けられています。法令の施行日前に設置されたエレベータには戸開走行保護装置の適用が除外されていますが、安全対策としての設置が推奨されています。地方公共団体では、補助制度などを整備し、設置を促進しています。
当社は法改正当時からお客さまに設置いただきやすい追加施工プランの開発と普及に取り組み、全国の設置率を上回るペースで進めてきました。今後も、メーカーを問わず設置できる技術開発を行うことで、同機能の普及促進に取り組んでまいります。

[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/46269/86/46269-86-e65bb2d575df6067e203eb0404abe7d0-2200x1511.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
戸開走行保護装置のシステム図(※UCMPとは、戸開走行保護装置(Unintended Car Movement Protection)の略です。)




【 スマアップについて 】
エレベータは機器の経年劣化や部品供給の観点から、安全に使い続けるためにはリニューアルが必要不可欠です。フジテックは専業メーカーとして“安全・安心”なエレベータを届けることを使命と考え、リニューアルを後押しする新しい選択肢としてマルチメーカー対応型の商品「スマアップ」を2021年12月に開発しました。
「スマアップ」は、自社商品に限らず、さまざまなメーカー製の既設エレベータに対応した制御リニューアルです。重要部品に絞った部分改修によって短い工期と低コストでのリニューアルを実現します。従来は自社製エレベータに限定して施工してきましたが、当社で培ってきたノウハウをもとに、さまざまなメーカーに対応できるようになりました。

【 参考情報 】
▽商品カタログ
規格型エレベータ 制御盤交換パッケージ(機械室あり式)「スマアップ」

▽スマアップを用いたリニューアル事例
マルチメーカー対応のリニューアル~「スマアップ」がつくるエレベータ更新の新たな選択肢~



【 フジテックについて 】
フジテックは、エレベータ・エスカレータ・動く歩道の専業メーカーです。研究開発・製造・販売・据付・保守・リニューアルまで一貫体制で行い、世界24の国と地域に“安全・安心”で“快適”な移動空間を提供しています。
設立 :1948年2月9日
上場市場 :東京証券取引所 プライム市場
公式ウェブサイト:https://www.fujitec.co.jp/


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