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フィリップス、人工呼吸器と酸素濃縮器の遠隔モニタリングサービスを開始

PR TIMES / 2020年5月18日 11時55分

クラウド型の呼吸装置治療支援プログラム「ケア オーケストレーター」で人工呼吸器と酸素濃縮器の遠隔モニタリングサービスを開始



株式会社フィリップス・ジャパン(本社:東京都港区、代表取締役社長:堤 浩幸、以下 フィリップス)は「2030年までに30億の人々の生活を向上させる」をビジョンに掲げ、健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアにいたるヘルスケア・プロセスのすべてにイニシアティブを持ち「もっと健やかな未来へ」をコンセプトとして、すべての人の健康に貢献していきたいと努めております。

このたび、 2018年1月より日本国内でサービスを開始した「ケア オーケストレーター」のサービス対象を拡げ、人工呼吸器から患者様の治療データを集約し遠隔で治療状況をモニタリングできる機能を追加いたしました。これにより在宅患者様の治療実績評価や治療履歴を分析のために治療データをグラフや表形式で表示し中長期的なトレンドをモニタリングすることができます。また患者様を支える施設間・さまざまな職種の方々で患者情報を共有することができ、チームで支える連携体制をサポートするとともに、更なる医療環境の変化に対応するために様々なニーズへの貢献を目指してまいります。
[画像1: https://prtimes.jp/i/19698/90/resize/d19698-90-331662-0.jpg ]

[画像2: https://prtimes.jp/i/19698/90/resize/d19698-90-926087-1.jpg ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/19698/90/resize/d19698-90-300683-2.jpg ]


さらに、ダイキン工業株式会社と共同開発を行った情報通信機器を搭載した酸素濃縮器との接続も開始し、今後さらに接続機種を増やす予定にしております。機器の使用時間や流量設定情報のモニタリング機能に加え、患者様の呼吸回数を検知する機能を搭載しており、特にCOPD(慢性閉塞性肺疾患)患者様の在宅における呼吸状態の把握のサポートをします。ケア オーケストレーターは、これまで治療状況を把握するのが困難だった在宅環境での呼吸状態の把握をサポートいたします。

今回のサービス拡大の目的
現在、2025年問題に備え在宅医療が促進されており、今後も在宅で治療を受ける患者様は増加することが見込まれています。一方で在宅医療を支える地域包括医療は、多くの人員を必要としますが、少子高齢化により人員の確保が大きな問題となっています。ケア オーケストレーターは、地域包括医療にかかわる多職種多施設の医療従事者が、効率的に患者様のケアができるようサポート致します。また、昨今注目を集めている遠隔診療を行う際に、人工呼吸器や酸素濃縮器の情報が確認できるため、診療のサポートができるのではないかと考えています。ケア オーケストレーターは以下の3つのソリューションで在宅医療をサポートします。

·遠隔モニタリングの実現
日々、在宅で使用する治療機器から転送される膨大なデータは、ケア オーケストレーターへ自動的に集約できます。これらのデータによる治療評価には、カスタマイズレポートを使用し、医師にとって必要な情報をわかりやすく簡単に手に入れることができ、遠隔モニタリングにも活用できます。

·ケアチームの構築
治療からリハビリテーション、在宅介護にいたるまで、患者様のケアを続けることが可能な連携体制の構築をサポートします。異なる地域、異なる専門性、そしてさらに高度な知識や経験を持つ医師を「ケアチーム」でつなぎ、より安心で適した治療の提供を目指します。

·パーソナライズドケアの提供「ケア オーケストレーター」製品情報
ケア オーケストレーターは、患者様のニーズに合わせたパーソナライズドケアを提供し、より注意が必要な患者様にフォーカスした表示設定ができます。これらの情報は施設毎・患者様毎にタスク管理ができるため、治療状況を早く把握できるようにサポートします。


「ケア オーケストレーター」製品情報
薬事承認事項
販売名    : ケア オーケストレーター
承認番号   : 22900BZX00282000
一般的名称  : 呼吸装置治療支援プログラム
JMINコード  : 71040002
クラス分類  : II
医療機器の別 : 管理医療機器
承認年月日  : 平成29年8月25日
製造販売業者 : 株式会社フィリップス・ジャパン

[画像4: https://prtimes.jp/i/19698/90/resize/d19698-90-235834-3.jpg ]


「ケア オーケストレーター」は2016年に米国FDAの510(k)を取得し、米国内でのサービスをスタートいたしました。日本国内においては、クラウドコンピューティング環境で稼働する呼吸装置治療支援プログラムとして厚生労働省より薬事承認を受け、 2018年1月よりCPAPによる睡眠時無呼吸症候群の治療支援を目的としてサービスを開始し、点在していた診療情報の統合管理と遠隔モニタリングにより、医療従事者の診療負荷軽減ならびに患者様の待ち時間削減への寄与を目指してきました。

追加される併用医療機器 下記以外の併用医療機器に関しては「ケア オーケストレーター」の添付文書をご参照ください。

[画像5: https://prtimes.jp/i/19698/90/resize/d19698-90-957015-5.png ]


フィリップスについて
フィリップス・ジャパン(旧フィリップス エレクトロニクス ジャパン)は、超高齢社会を迎える日本の健康と医療の問題に貢献したいと、2019年4月1日よりフィリップス・レスピロニクス合同会社と統合し、ヘルスケア分野の変革に取り組んでいるヘルステックカンパニーです。今後、病院で使用されるフィリップスの先進医療機器やパーソナルヘルスと呼ばれるオーラルヘルスケア(電動歯ブラシ)、AED、在宅呼吸器などがクラウド上で繋がることで、人々の健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアという「一連のヘルスケア・プロセス」において、革新的な医療ソリューションを提供していきます。医療従事者の皆様、患者様だけでなく、すべての人々の健康な生活への貢献を目指します。(https://www.philips.co.jp

ロイヤル フィリップスについて
ロイヤル フィリップス(NYSE:PHG, AEX:PHI)は、人々の健康の向上にテクノロジーで貢献するヘルステック分野のリーディングカンパニーです。健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアという一連のヘルスケア・プロセスを通じて、先進的なテクノロジーと、医療従事者および消費者のインサイトを基に、人々の健康を改善し良好な結果をもたらすための包括的なソリューションを提供しています。主な事業領域は、画像診断、画像誘導治療、生体情報モニター、ヘルスインフォマティックスのみならず、パーソナルヘルスや在宅医療まで、さまざまな領域に渡ります。フィリップス ヘルステック事業の2018年の売上高は181億ユーロ、オランダを拠点に全世界に80,000人の従業員を擁し、世界100ヵ国以上でビジネスを展開しています。フィリップスに関するニュースはこちらからご覧ください。(http://www.philips.com/newscenter/

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