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すべての訪問看護ステーションに、AI診断支援ソフト搭載のエコーを導入

PR TIMES / 2024年6月3日 11時45分

自ら症状を伝えることが難しい利用者の健康状態を「可視化」し、エビデンスに基づく最適な看護ケアを実施することで、地域医療・介護の質の向上を目指す



株式会社ツクイ(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長 高畠 毅、以下「当社」)は、エビデンスに基づいた看護ケアの実現のため、2024年6月1日より、すべての訪問看護ステーション(44事業所 / 2024年6月1日現在)に富士フイルム株式会社製のAI診断支援ソフト搭載(※1)のワイヤレス超音波画像診断装置を導入しましたのでお知らせします。同装置の導入によって利用者の健康状態を「可視化」し、利用者一人ひとりにエビデンスに基づいた最適な看護ケアを実施することで、自立支援・重度化防止等、地域医療・介護の質の向上を進めていきます。
※1 AI技術の一つであるディープラーニングを設計に用いて開発した膀胱尿量自動計測/直腸観察ガイドPlus

ワイヤレス超音波画像診断装置(エコー)導入の背景 および 今後の展望
予防・治療から看取りまで「その人らしい生活」を支援する看護が求められる在宅医療の現場では、近年、小型化された超音波画像診断装置(以下、エコーという)を利用した診断が注目されています。
利用者のQOL向上のためには、器質的疾患の除外だけでなく、食べる(嚥下機能)・出す(排便・排尿機能)・眠るといった生命の維持に必要な機能の維持・改善に早期に取り組むことが重要ですが、認知症の高齢者など、自ら症状を伝えることが難しい利用者については、適切な治療やケアが十分に提供できていないケースもあるのが現状です。
そこで当社は、簡便性・非侵襲性・リアルタイム性に優れた携帯型のエコーをすべての訪問看護ステーションに導入し、利用者の健康状態を「可視化」することで、医師、医用画像の撮影を行う技師、日々のアセスメントとケアを行う看護師など、多職種の共通理解のもと最適な治療やケアを実施します。とくに利用者の体に負担をかけずに直腸や膀胱の状態を的確に判断し、排便・排尿機能の維持・改善に早期に取り組むことで、「その人らしい生活」を支援する看護・介護を実現します。

また2023年7月に開設した「ツクイ在宅看護研修センター」において、当社の訪問看護スタッフが、一般社団法人 次世代看護教育研究所のエコー研修プログラムを受講する予定です。当社内にノウハウを蓄積することで、今後、同業他社の訪問看護ステーションや一般の看護師にも研修プログラムを提供し、在宅医療の発展にも貢献することを目指しています。

富士フイルム株式会社製エコー採用の理由
小型(ポケットサイズ)で持ち運びやすく、在宅医療の現場で需要の高い、高齢者の排泄ケアに関する機能(AI技術を活用して開発された「膀胱尿量自動計測機能」と、直腸内の便有無の判別をアシストする「直腸観察ガイドPlus機能」)が搭載されていることから、富士フイルム株式会社製のエコーを採用しました。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/49667/93/49667-93-9d729f0cfd0a726d908b8a1241333d23-1356x904.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
エコー使用イメージ(写真提供:富士フイルムメディカル株式会社)


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