1万人の小学生がリユースで循環型社会を学ぶ 1月24日は「教育の国際デー」
PR TIMES / 2025年1月8日 12時15分
SDGsとキャリア教育の融合「学校ブックオフ」受講者が1万人を突破
ブックオフグループホールディングス株式会社(本社:神奈川県相模原市、代表取締役社長:堀内 康隆、以下、ブックオフ)が実施する小学生向けの教育プロジェクト「学校ブックオフ」の受講者数が、2024年の実績をもって1万人を突破いたしました。教育は人権であり、公益であり、社会的責任です。毎年1月24日の「教育の国際デー」(International Day of Education)は、平和と発展に重要な役割を果たす教育を記念し、2018年12月3日の国連総会にて制定されました。持続可能な開発目標(SDGs)の4項目めでも「教育を受けるすべての人が持続可能な社会をつくるために必要な知識や技術を身につけられるよう、持続可能な生活のしかたなどを理解できる教育をすすめる」ことが掲げられる中、ブックオフでは、今後も当社のリユース業態を活かした様々な教育支援プログラムや講演活動を通じ、持続可能な未来を築くための教育機会を提供してまいります。
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1万人を越える小学生がリユースを通じて循環型社会を体験
製品の廃棄・製造にかかる CO2 の削減にもつながるリユース事業を主軸とするブックオフでは、積極的にリユースをしたくなる機会や場所を増やすことがさらに大きな循環をつくると考え、持続可能な社会の発展を目指した教育活動に取り組んでおります。
SDGs×キャリア教育のプロジェクト「学校ブックオフ」では、累計1万人を越える小学生が、リユースやブックオフの店舗運営体験などの活動を通じて楽しみながら循環型社会の在り方を学びました。(受講校数:122校 、受講クラス数:423クラス 、受講者数:12,077名 ※2024年12月末時点)
受講した小学生からは、「いらなくなった本やCDがあったらリユースしてみようと思った。」「私もブックオフのようにSDGsについて何かできることはないか考えることができた。」などの感想があり、SDGsや環境問題解決に取り組むきっかけとなっております。小学校学習指導要領の家庭科編にも「持続可能な社会」に関する記載がされる中、当プロジェクトが多数の小学校のカリキュラムに役立てられております。
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学校ブックオフを受講する小学生の様子
中学生の職業体験学習でも環境について学ぶキャリア教育を
2024年の11月から12月にかけ、「学校ブックオフ」初となる中学2年生で必須の職業体験を融合した企画を実施いたしました。主に小学生向けとなる従来の「学校ブックオフ」では、身近なブックオフの取組からリユースについての理解を深め、環境への問題意識をもってもらい、SDGs達成に向けて自分達ができることを考えることが狙いです。一方、今回実施した中学生向けの職業体験融合の「学校ブックオフ」では、従来の狙いに加え、店舗での実務を経験することにより、働くこと・学ぶことの意義を理解すること、子どもの主体性・課題解決能力・プレゼン力を養うことを狙いといたしました。
参加した中学生は「仕事をする上で、自分で考え工夫することが大切だと分かった。」「捨てる以外の選択肢をリユースショップが作っていることを知り、リユース・リサイクルに興味を持った。」「リユースショップは、売り上げを伸ばすためだけではなく、まだ使ってもらえるものをまた使ってもらうために働いていることが理解できた。」と意見を述べ、事前にヒアリングした課題から、素早く作業を行うための工夫を自ら考え実践しました。
「学校ブックオフ」プロジェクト概要
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学校ブックオフ カリキュラム
ブックオフグループのリユース事業についてのカリキュラムを作成し、小学校3年生から中学生に継続的に体験型の学びを提供する3つのプログラムを実施しています。BOOKOFFという身近にあるお店を題材にすることで社会・環境問題を自分事として捉えてもらうことを目的としています。
ブックオフ 学校教育への参画について:https://bookoffgroup.co.jp/sustainability/school.html
※参考
教育の国際デーについて: https://unesco-sdgs.mext.go.jp/4274
持続可能な開発目標4について:https://www.unicef.or.jp/kodomo/sdgs/17goals/4-education/
文部科学省|【家庭編】小学校学習指導要領:
https://www.mext.go.jp/content/20240918-mxt_kyoiku01-100002607_02.pdf
総合的な学習の授業において公立小学校と衣料品回収を初実施
ブックオフでは初となる、公立小学校との衣料品回収の取組を実施いたします。実施のきっかけは小学校6年生の児童からの連絡。総合的な学習の授業においてSDGsの取組を調査する中で、ブックオフの不要品回収システム「R-LOOP(アールループ)」や海外のリユース店舗「Jalan Jalan Japan(ジャラン・ジャラン・ジャパン)」に興味を持ち、小学生自ら保護者や地域の人々から着なくなった洋服を集め、「ブックオフを通じて社会貢献をしたい」と提案を受けました。
また、教育機関では東京都調布市のインターナショナルスクール「アメリカン・スクール・イン・ジャパン」にもR-LOOPボックスを設置し、国際的な循環型社会実現にも取り組んでおります。
不要品回収システム「R-LOOP」概要
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R-LOOPボックス 相模原市庁舎設置時の様子
生活者に“すてない選択”という新たなライフスタイルを提供するR-LOOPは、所定のボックスを設置するだけで不要な衣料品・雑貨を回収し、簡単にリユースやリサイクルにつなげられるシステムです。繊維製品の回収・再生の循環プラットフォームを運営する株式会社BPLabと共同運営しております。
回収後は検品を経て、ブックオフグループの海外リユースショップ「Jalan Jalan Japan」で販売し、リユースにつなげます。リユース量1kgあたり1円がNPO法人など任意の団体に寄付されるほか、検品で当社基準に満たない衣料品などは、当社のパートナー企業がリサイクルいたします。追跡可能な回収袋や、設置先への定期的な報告・証明書の発行により、高いトレーサビリティを実現。初期導入の費用負担がないことも特長の1つです。
R-LOOP:https://www.rloop.jp/
ブックオフグループについて
BOOKOFFは1990 年、35 坪の千代田店(神奈川県)から始まりました。経営理念「事業活動を通じての社会への貢献・全従業員の物心両面の幸福の追求」のもと60社以上の加盟企業と共に発展し、現在はグループ全体で国内外約 800 店舗を運営。国内での年間利用者は約8,600 万人、年間売買点数 6億9千万点を超えています。2024年現在は、百貨店や高級住宅地へ出店するプレミアムサービス事業のほか、アメリカ合衆国やマレーシア・カザフスタン共和国での海外事業にも積極的に取り組んでいます。今後もリユースのリーディングカンパニーとしてサステナブルな事業に尽力してまいります。
コーポレートサイト:https://www.bookoffgroup.co.jp
サービスサイト :https://www.bookoff.co.jp
オンラインストア :https://shopping.bookoff.co.jp
Instagram :https://www.instagram.com/smile.circulation8/
ブックオフが考える循環型社会:
https://www.bookoffgroup.co.jp/sustainability/smile_circulation.html
循環がイメージされる「∞」から、毎月8日にサステナビリティのプレスリリースを実施いたします。
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