1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

ローデ・シュワルツとETS-Lindgren社が協力して、次世代ワイヤレス技術のためのOTAテストソリューション提供へ

PR TIMES / 2024年12月26日 13時40分



[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/104512/110/104512-110-b7ea296f94b79749cbf719cb02127a37-400x400.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ETS-Lindgren社のOTAテストソリューションには、CMX500ワンボックス・シグナリング・テスタとR&S SMBV100Bベクトル信号発生器が統合されています。

ローデ・シュワルツとETS-Lindgren社は、次世代ワイヤレス技術のための包括的なOTA(over-the-air)テストソリューションを提供するため、長期にわたる協力関係を続けています。そのETS-Lindgren社では同社のEMQuest(TM)ソフトウェアにローデ・シュワルツのCMX500ワンボックス・シグナリング・テスタとR&S SMBV100Bベクトル信号発生器を統合しました。この組合せにより、5G FR1・5G FR2・Wi Fi 7・A-GNSSを含めた最新規格のサポートを実現しています。

ローデ・シュワルツのCMX500ワンボックス・シグナリング・テスタとR&S SMBV100Bベクトル信号発生器が、ETS-Lindgren社のチャンバ技術とEMQuest(TM)ソフトウェアに統合されました。この統合にみられるように、私ども両社はワイヤレス技術の包括的なテスト能力の向上に向けた協力関係を続けています。

CMX500は幅広いデバイス・テスト機能を備え、4G LTEや5G NR FR1/FR2、最新の5G RedCap技術、最も新しいWi-Fi 7規格までのWi-Fiなど、セルラー系と非セルラー系の技術をサポートしています。一方のR&S SMBV100Bは、極めて高い出力パワーと完全に校正済みの広帯域信号生成能力をもつ、同クラスのスタンダードといえるベクトル信号発生器です。フル機能のGNSS衛星シミュレータでもあり、CMX500と組み合わせることで、制御可能な環境下のもとで現実的かつ再現可能なA-GNSSシナリオを実行することができます。

これらローデ・シュワルツの測定器とETS-Lindgren社の電波暗室およびEMQuest(TM)ソフトウェアを統合して、ワイヤレス技術の最新の展開に対応できる強力なターンキー・ソリューションが整いました。さらに、この統合ソリューションは4Gおよび5G FR1のCTIA認証を受けており、SISOとMIMOの両方をサポートしています。4Gと5Gのキャリアを組み合わせる場合でも、数百ものチャネルとバンドにわたるキャリア・アグリゲーションを利用可能です。こうしたローデ・シュワルツの測定器とEMQuestソフトウェアを使えば、第7世代までのWi-FiやBluetooth(R)、Narrowband NTN、RedCapなどの他の技術にも完全に対応できます。

ローデ・シュワルツでモバイル無線機テスタを担当する上級副社長のChristoph Pointerは次のように説明しています。「ETS-Lindgren社の柔軟性に富んだOTAシステムにCMX500とSMBV100Bが統合されたことで、お客様には技術開発の最前線に立って次世代のワイヤレス技術に備えていただけるようになりました。私ども両社はともに、4G・5G・A-GNSS・Wi-Fi 7はもちろん、お客様にとってますます重要になりつつある他の新技術にも対応できるようアップグレード可能なソリューションを提供していきます」。

また、ETS-Lindgren社のワイヤレス・ソリューション担当ディレクタJames Young氏も次のように述べています。「CMX500でカバーできる通信技術の広さは業界をリードしており、ほぼすべてのワイヤレス通信プロトコルへの対応能力がまさにワンボックス・テスタとして集約されています。そのうえ、ローデ・シュワルツの計測器がサポートするプロトコルや通信技術であれば、全システムのテスト・オプションとして追加できるとわかっている点が、当社のお客様にとって重要な安心材料となっています。対応する通信技術へとアップグレードしていけば、耐用年数が延び、システムの初期投資もしっかり回収できるからです」。

ローデ・シュワルツのCMX500について、詳しくは https://www.rohde-schwarz.com/_63493-601282.html をご覧ください。

www.rohde-schwarz.com

お問い合わせ:
欧州(本社):Christian Mokry(電話:+49 89 4129 13052、email:press@rohde-schwarz.com)
北米:Dominique Loberg(電話:+1 503 523-7951、email:Dominique.Loberg@rsa.rohde-schwarz.com)
アジア太平洋地域:Sze Ming Ng(電話:+603 5569 0011、email:press.apac@rohde-schwarz.com)

ETS-Lindgren社について
ETS-Lindgren社は、電磁波および音響エネルギーを測定・遮蔽・制御するためのコンポーネントとシステムの国際的なメーカーです。同社の製品は、電磁両立性(EMC)、マイクロ波/無線装置や磁気共鳴画像(MRI)装置のテスト、電磁界(EMF)測定、無線周波数(RF)に対する人の安全性モニタリング、音環境制御などに使用されています。

テキサス州シーダーパークに本社を置くETS-Lindgren 社は、北米からヨーロッパ、アジアにまで広く生産拠点を構えています。成長を遂げる産業・商業市場に向けてエンジニアリング製品を供給する大手サプライヤESCO Technologies社の完全子会社です。そのESCO社はミズーリ州セントルイスに本社があり、ニューヨーク証券取引所に上場(証券コード:ESE)しています。ETS-Lindgren社について詳しくはwww.ets-lindgren.comでご確認いただけます。また、FacebookやInstagram、LinkedIn、X、YouTubeでのフォローもお待ちしています。ESCO社とその子会社については www.escotechnologies.com をご覧ください。

ローデ・シュワルツについて

ローデ・シュワルツは、電子計測、技術システム、ネットワークおよびサイバーセキュリティの各部門を通じ、より安全に“つながる”社会の実現に向けて努力を重ねています。グローバルな技術指向のグループとして、90年にわたって先端技術の開発を続け技術の限界を押し広げてきました。当社の最新製品やソリューションは、産業界や規制当局および行政機関のお客様がデジタル技術の主権を得るためのお力添えをしています。ドイツ・ミュンヘンを拠点としたプライベートな独立企業であり、長期的かつ持続的な経営を行える体制を構築しています。ローデ・シュワルツは、2023/2024会計年度(昨年7月から本年6月まで)には29.3億ユーロの純収益を上げました。また、2024年6月30日現在、ローデ・シュワルツでは約14,400名の従業員が全世界で活躍しています。

R&S(R)は、Rohde & Schwarz GmbH & Co. KG.の登録商標です。

すべてのプレスリリースは、画像のダウンロードを含め、http://www.press.rohde-schwarz.com からインターネットでご提供しています。

東京都新宿区西新宿7-20-1 住友不動産西新宿ビル27階
〒160-0023
関野  敏正
電話番号: +81 3 5925 1270/1290
Toshimasa.Sekino@rohde-schwarz.com
www.rohde-schwarz.com/jp

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください