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小田急電鉄、沿線の地域コミュニティ活性化にOracle Cloud Infrastructureを活用

PR TIMES / 2021年7月5日 14時45分

小田急沿線の店舗と住民向けローカル・コミュニティ活性化アプリ「KYOUDOKO」の利用ログを解析し、街への愛着を創出する施策を展開

日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、執行役 社長:三澤 智光)は本日、小田急電鉄株式会社(本社:東京都新宿区、社長:星野 晃司)と株式会社小田急エージェンシー(本社:東京都新宿区、社長:山口 淳)が、ジョージ・アンド・ショーン株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:井上 憲)と共同で開発し、小田急沿線の地域コミュニティ活性化を目的にしたスマートフォン・アプリ「KYOUDOKO(キョウドコ)」の分析基盤に、「Oracle Analytics Cloud」、「Oracle Database Cloud Service」を含む「Oracle Cloud Infrastructure(以下、OCI)」を利用していることを発表します。小田急電鉄は、OCIで構築した分析基盤により、「KYOUDOKO」上で情報発信する店舗と、アプリ・ユーザーである地域住民のコミュニケーションを多角的に分析し、両者をより密接に結び付ける施策を展開していきます。



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News Release
小田急電鉄、沿線の地域コミュニティ活性化にOracle Cloud Infrastructureを活用
小田急沿線の店舗と住民向けローカル・コミュニティ活性化アプリ「KYOUDOKO」の利用ログを解析し、街への愛着を創出する施策を展開

2021年7月5日

日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、執行役 社長:三澤 智光)は本日、小田急電鉄株式会社(本社:東京都新宿区、社長:星野 晃司)と株式会社小田急エージェンシー(本社:東京都新宿区、社長:山口 淳)が、ジョージ・アンド・ショーン株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:井上 憲)と共同で開発し、小田急沿線の地域コミュニティ活性化を目的にしたスマートフォン・アプリ「KYOUDOKO(キョウドコ)」の分析基盤に、「Oracle Analytics Cloud」、「Oracle Database Cloud Service」を含む「Oracle Cloud Infrastructure(以下、OCI)」を利用していることを発表します。小田急電鉄は、OCIで構築した分析基盤により、「KYOUDOKO」上で情報発信する店舗と、アプリ・ユーザーである地域住民のコミュニケーションを多角的に分析し、両者をより密接に結び付ける施策を展開していきます。

小田急電鉄では、鉄道や賃貸不動産の管理などを軸に、地域コミュニティの活性化に資する施策を推進しています。KYOUDOKO は、街に愛着を持つ飲食店の店主などが情報発信者となり、リアルタイムに提供したい「キョウドコ情報」をユーザーに発信するローカル・コミュニティ活性化アプリです。アプリ・ユーザーは、地域店舗のタイムリーな情報を地図上で簡単に見つけることができるほか、店舗ごとに常連(お気に入り)登録をすることで、アプリを介して店主を交えた常連同士の情報交換が可能となります。これは、街の特性を活かして街と人をデジタルの世界で結び付け、リアルな場での交流を生み出す「街の特性×デジタル」の取り組みです。2020年2月から、小田急線・経堂駅周辺エリアにて実証中で、現在、49店舗、約2,000名が利用しています。

特にKYOUDOKOでは、街の人々のコミュニケーションに注目することで、グルメ・アプリとしての店舗情報の提供だけではなく、店舗で働く従業員と地域住民との対話がオンライン/オフラインとも活性化されていくことで、街全体ににぎわいが創出されることを目指しています。地域住民にとっても、表面的な店舗情報だけでなく、ライブで行っている店舗イベントを発見できる「キョウドコ」機能や、ファンとしてフォローした店舗で、店主や他のファンたちとクローズドな会話ができる「掲示板」機能を介して、ファンとなり得る店舗を見つけられるワクワク感や、ファンとなった店舗に愛着を感じられる機能を実装しています。

小田急電鉄は、ローカル・コミュニケーションをより効果的に活性化させる施策につなげるため、「OCI」で構築した分析基盤を活用し、来店誘導や住民の地域への更なる満足度向上を図ります。本分析基盤は、一般的な顧客分析に限らず、「ファンとなり得る潜在顧客がどの程度存在しているか」や、「ファンとなってフォローしてくれた顧客とのコミュニケーションを適切に活性化できているか」、「店舗ファンの間で会話されている最近の重要なキーワードは何か」など店舗と地域住民が密接な関係を築くことを目的にしています。

「Oracle Analytics Cloud」は、インタラクティブ・ダッシュボードの構築、オンライン・レポート、高度な分析、さらには予測のための機械学習アルゴリズムなどの機能を提供します。本システムの開発において、仮説を元にした新たな要件に併せて柔軟に表現形態や表示するデータ項目を切り替えながら、ユーザー目線でのダッシュボード開発をアジャイルに行うことを実現しています。また、潜在顧客の分析など一部のAI機能については「Oracle Database Cloud Service」で実装しています。「OCI」のコンピュート・インスタンスを活用することでインフラ構築期間を短縮し、3カ月という短期間でデータ分析基盤の構築を完了し、ベータ利用を開始しました。

日本オラクルは、クラウド・テクノロジーの提供を通じて、住民や地域企業と協働しながら、スマートシティの実現と社会や地域の課題解決に貢献していきます。

本発表に向けたお客様からのコメント:
「KYOUDOKOは、当社が推進する沿線の地域コミュニティの活性化を目指し、経堂駅周辺エリアの店舗と住民の密接な関係を築く実証事業としてスタートしました。オラクルのクラウド技術を活用し、店舗と住民のコミュニケーションを分析し、コミュニティ活性化の施策に生かしています。この実証事業で得たノウハウを、小田急沿線の持続可能な地域循環型社会の推進に応用していきたいと考えています。」
小田急電鉄株式会社 経営戦略部 課長 松田 洋平氏

参考画像


分析ダッシュボード「KYOUDOKO Dashboard」(https://www.oracle.com/a/ocom/img/kyoudoko-dashboard.jpg


日本オラクルについて
私たちのミッションは、人々が新たな方法でデータを理解し、本質を見極め、無限の可能性を解き放てるよう支援していくことです。データ・ドリブンなアプローチにより情報価値を最大化するクラウド・サービス、それらの利用を支援する各種サービスを提供しています。オラクル・コーポレーションの日本法人。2000年に東証一部上場(証券コード:4716)。URL www.oracle.com/jp

オラクルについて
オラクルは、広範かつ統合されたアプリケーション群に加え、セキュリティを備えた自律型のインフラストラクチャをOracle Cloudとして提供しています。オラクル(NYSE:ORCL)に関するより詳細な情報については、www.oracle.com をご覧ください。

* Oracle、Java及びMySQLは、Oracle Corporation、その子会社及び関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。本文書は情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことはできません。

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