安心・安全を末永く マンション大規模修繕長周期化への取組み「アトラクティブ30」発表
PR TIMES / 2018年8月2日 16時1分
~ 大規模修繕周期をこれまでの12年から16~18年へ ~
野村不動産グループでは、2002年にスタートした分譲マンション『プラウド』が、竣工済総戸数58,857戸(2018年4月時点)、分譲マンションの管理総戸数が17万戸を超えるなど、分譲マンション事業において多くの実績を築いてまいりました。ライフスタイルが多様化する中、永く安心してお住まいいただくために、当社グループとして、様々な観点から住宅事業の未来に向けた取組みの調査研究を行っております。
今回、野村不動産株式会社(本社:東京都新宿区/代表取締役社長:宮嶋 誠一)および野村不動産パートナーズ株式会社(本社:東京都新宿区/代表取締役社長:福田 明弘)は、分譲マンションにおける大規模修繕※1の長周期化への取組みとして「アトラクティブ30」の導入を決定しましたのでお知らせいたします。
昨今、マンションに永くお住まいの方が増加する中で、新築時の長期修繕計画が、その後の経済環境やマンションごとの状況変化等により、例えば慢性的な修繕積立金不足や、修繕工事実施時に修繕積立金不足分を一時金の徴収や金融機関からの借り入れで補うマンションが約20%程度※2存在するなど、永く安心して住まうための対応策が望まれています。
野村不動産グループでは、このような社会的課題に対応すべく、長期間に渡って無理なく安心してお住まいいただくことを目指し、運営管理面での工夫や外装材・設備など大規模修繕の対象となる部材の調査研究等を行ってまいりました。そして今回、新築分譲時から高耐久部材等を採用することで、大規模修繕周期をこれまでの約12年から16~18年まで長周期化する「アトラクティブ30」を開発、今後の当社分譲マンションにて導入する運びとなりました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/25694/116/resize/d25694-116-951927-0.jpg ]
1.「アトラクティブ30」の取り組み
(1)大規模修繕の長周期化に向けた部材・工法等の対応
・外壁タイルに「有機系接着剤張り工法」を採用
外壁タイルのうち、妻面や手摺外側など大規模修繕の際に外部足場掛けが必要な部分(建築基準法に定める「落下により歩行者等に危害を加えるおそれのある部分」を含む)には、タイル剥離・剥落の危険性の少ない有機系接着剤張り工法を採用いたします。平成30年5月23日に国土交通省より発表された「建築物の定期調査報告における外壁の外装仕上げ材等の調査方法について」により、竣工後10年毎に行うとされていた全面打診検査(ただし、3年以内に外壁改修等が行われることが確実である場合を除く)が、有機系接着剤張り工法を採用した場合は、引張接着試験により確認する方法でも対応可能になるなど、大規模修繕の長周期化を実現します。
[画像2: https://prtimes.jp/i/25694/116/resize/d25694-116-115242-1.jpg ]
・塗装材およびシール材には、より耐久性の優れた材料を採用
塗装材、シール材は、それぞれの材料を組み合わせて使用した場合も含め、劣化促進試験を実施。高耐久と
なる仕様・組み合わせを開発しました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/25694/116/resize/d25694-116-251584-2.jpg ]
・屋上防水に15年保証の仕様を採用
屋上防水には、一般的に採用される10年保証のアスファルト防水やシート防水に代えて、15年の高耐久を実現する新仕様を採用します。
・更新コストの負担が大きい部材における高耐久化
~専有部内のすべての給排水管において長寿命化を実現した配管システムを採用~
給水給湯配管は、耐食性、耐薬品性、耐塩素水性、耐クリープ性などに優れた長寿命の架橋ポリエチレン管、ポリブテン管を採用。排水管には、継ぎ手部分も含め、軽量で耐食性・耐薬品性に優れたオール樹脂の排水管を採用。さらに、共用部の給水配管についても樹脂化を進めてまいります。
[画像4: https://prtimes.jp/i/25694/116/resize/d25694-116-592560-3.jpg ]
(2)大規模修繕の長周期化に向けた運営管理面での対応
・野村不動産パートナーズによる大規模修繕の長周期化のための取組み
野村不動産パートバーズが管理組合の委託を受け、建物の長寿命化を目的とした建物点検や小修繕を提案・実施します。それに加え、同社がご提供する大規模修繕「re:Premium」(リ・プレミアム)を採用いただくことにより、その後の大規模修繕の周期を概ね16~18年に設定、延伸することが可能となります。
2.「アトラクティブ30」採用予定物件について
以下の物件より「アトラクティブ30」の導入を開始し、今後は順次他物件にも導入を進めてまいります。
[画像5: https://prtimes.jp/i/25694/116/resize/d25694-116-300625-4.jpg ]
(参考)野村不動産パートナーズによる大規模修繕「re:Premium」(リ・プレミアム)
野村不動産パートナーズによるこだわりの品質を誇る責任施工と、業界標準を超える長期保証を実現した大規模修繕工事が「re:Premium」(リ・プレミアム)です。既存の『プラウド』においても、「re:Premium」(リ・プレミアム)を採用いただくことにより、その後の大規模修繕の周期を概ね16~18年に設定、延伸することが可能となります。
「re:Premium」は、すでに竣工から十数年が経過した『プラウド』で、複数採用をいただいております。
[画像6: https://prtimes.jp/i/25694/116/resize/d25694-116-223980-5.jpg ]
野村不動産グループは、今後も安心して永くお住まいいただけるマンションライフの実現を目指し、大規模修繕の長周期化、建物の長寿命化のために、より良いサービスのご提供に努めてまいります。
以上
[画像7: https://prtimes.jp/i/25694/116/resize/d25694-116-317859-6.jpg ]
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
新築マンション購入者が選ぶ顧客満足度調査「SUUMO AWARD 2024」野村不動産・野村不動産パートナーズが「総合評価」で最優秀賞受賞
PR TIMES / 2024年6月13日 16時45分
-
東京医科歯科大学と野村不動産株式会 越中島地区土地活用事業に関する事業契約および一般定期借地権設定契約の締結
PR TIMES / 2024年5月25日 15時40分
-
分譲マンションにおいて、全戸「断熱性能等級6」の物件供給を推進 その第一号物件として、「プラウド新子安」公式HPがオープン
PR TIMES / 2024年5月24日 15時45分
-
サステナブルを考えたさまざまな取り組みを推進する新築分譲マンション『イニシア日暮里』第2期1次販売開始(ニュースリリース)
PR TIMES / 2024年5月23日 15時45分
-
サステナブルを考えたさまざまな取り組みを推進する 新築分譲マンション『イニシア日暮里』 第2期1次販売開始
Digital PR Platform / 2024年5月23日 13時30分
ランキング
-
1バブル期のリゾート地では1室数千万円も、いまや数十万円まで値下がり…「貧乏マンション」の悲惨な末路【サラリーマン大家が解説】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年6月16日 14時5分
-
2爆増する「ロピア」にも負けないスーパーの正体 従来スーパーが切り捨てた生鮮ノウハウを強化
東洋経済オンライン / 2024年6月16日 13時0分
-
3「戦力の集中」運用に背いたゆえのミッドウェー敗戦 空母4隻と2隻に分けたことがそもそもの敗因
東洋経済オンライン / 2024年6月16日 9時0分
-
4「役職定年」を廃止する日本企業が増えた理由 タイプ別で変わってくる新潮流への適応方法
東洋経済オンライン / 2024年6月13日 7時10分
-
5あるファストフード店で「凡ミス」が続出…従業員の脳派や心拍数を計測してわかった"決定的な原因"
プレジデントオンライン / 2024年6月14日 9時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)