イーベイ・ジャパン 「2024年 第2四半期 越境ECレポート」公開 国内インバウンド過去最高を記録。その裏でECショッピング市場が過熱するワケとは?
PR TIMES / 2024年8月27日 17時45分
インバウンド旅行客の「帰国後買い」「リピート買い」などがECを通じて活発に 現地ショッピング&帰国後のEC利活用で、国内メーカーの売上増に追い風
世界最大規模のオンライン・マーケットプレイス「eBay(イーベイ)」への出店を通じ、日本セラーの越境EC(海外販売)を支援するイーベイ・ジャパン株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役社長:岡田 雅之、以下イーベイ・ジャパン)は、2024年(4-6月)の期間において日本セラー(販売者)から出品されたアイテムの販売動向を発表しました。
■2024年(4-6月)販売動向の総評と今後の販売予測
日本政府観光局が発表した2024年6月の訪日外客数(推計値)は約320万人※。単月過去最高を記録し、コロナ前の2019年同期を100万人以上も上回る結果となりました。これらのインバウンドの著しい増加は、越境ECセラーのビジネスチャンス拡大に大きく貢献しており、以下のような特徴的なショッピング傾向があります。
※出典:日本政府観光局(JNTO).“訪日外客数(2024 年 6 月推計値)”.日本政府観光局プレスリリース.2024/7/19 .https://www.jnto.go.jp/statistics/data/20240719_monthly.pdf,(参照2024/8/27).
<インバウンドの特徴的なショッピング傾向>
帰国後に購買:日本の商品や文化に触れ、その魅力に惹かれた結果、帰国後もそれらをECで手に入れる。
リピートでの購買:日本でのショッピング体験が良かったため、同じような商品を再びECで購入する。
言葉の壁の克服:言語の障壁がないEC上で日本の製品を購入する。
現地で手に入れられなかった商品: 日本滞在中に購入する時間がなかった、見つからなかった商品をECで購入する。
これらの傾向をもつインバウンドの間で、北米、英語圏で知名度が高く、個人取引が盛んなeBayの利用が進み、様々なカテゴリーで売上増加が確認できました。また、若干の円高に振れているものの、専門家の間ではこれを市場調整の一環と見ています。そのため、今年いっぱいは円安がもたらすインバウンドの増加や、SNSを介した日本製品の魅力の拡散は、今後もeBayセラーにとってプラスの要素となるでしょう。
(カテゴリーマネージメント部 部長 北村)
<売れ行きの商品>
[画像1: https://prtimes.jp/i/15238/125/resize/d15238-125-8c3c0a2ccef53cb941dc-3.jpg ]
1.デジタルカメラ:前年同期比3桁成長、伸び率第1位、中でもコンパクトデジカメに関してはハイスペックな日本メーカーのモデルが人気を集める。世界的に旅行者増加の影響から、携帯性が高く撮影の難易度の低い商材が人気。
[画像2: https://prtimes.jp/i/15238/125/resize/d15238-125-926f7e9a7e84aa20a6de-3.png ]
2.国内メーカースニーカー:グローバルブランドの伸びに比べ、日本のブランドが著しく成長をみせた。全体の4割弱が国内ブランドとなり特にOnitsukaTiger、Asics、Mizunoのスニーカーの売り上げが大きく伸長。
[画像3: https://prtimes.jp/i/15238/125/resize/d15238-125-9cf6bac9b67afb26e8ce-3.png ]
3.国内メーカーゴルフクラブ:人気モデルMizunoPro 241の世界1000本限定モデルが話題に。一部のUSサイトでは1分で完売。角度によってピンクや緑に輝くPVDと呼ばれる特別な装飾技術が用いられたデザインがマニアに人気。
■2024年第2四半期(4-6月)カテゴリーランキング
<取引額TOP10>
[画像4: https://prtimes.jp/i/15238/125/resize/d15238-125-28aefd1b8fa7c96aa40c-0.jpg ]
・昨年同様、レディース アパレル&バッグ ブランド小物、時計・パーツ&アクセサリー、カメラレンズ&フィルターの順に。
・順位を上げたカテゴリーの中でも、スポーツ用品グッズ(ゴルフ)が急上昇。
<成長率TOP3>(前年同期比)
[画像5: https://prtimes.jp/i/15238/125/resize/d15238-125-2850f0cb1249e876f287-0.jpg ]
■イーベイ・ジャパンより今後の施策について
オンラインマーケットプレイスであるeBayの運営において、為替の変動やアメリカの社会情勢は重要な要因であり、セラーにとっては大きな考慮事項となります。
今後もeBay Japanは、セラー様が安心してビジネスを展開できるようなサポート体制を充実させていくだけでなく、本レポートをはじめとした様々な商況分析を積極的に発信してまいります。インバウンド増など越境ECのビジネスチャンスが高まる中、EC商況の把握に有益な情報をいち早くお届けすることで、売上増加に貢献し、セラーの皆様にとって唯一無二のマーケットプレイスとなれるようこれからもサービスの提供を続けてまいります。
【eBay Inc.およびイーベイ・ジャパンについて】
eBayInc.(米国NASDAQ上場、ティッカーシンボル:EBAY)は、世界を舞台に人々をつなぎ、コミュニティを創出して、すべての人の生活を豊かにするeコマースのパイオニアです。 当社の革新的な技術は190以上の国と地域で数百万人のセラー(売り手)とバイヤー(買い手)をつなぎ、成長と成功のチャンスを提供しています。1995年に米国カリフォルニア州サンノゼで創業され、eBayは価値ある商品やユニークな商品が見つかる世界最大級のマーケットプレイスとしての地位を築いています。2023年には730億ドルを超える総取引高を実現しました。
会社情報の詳細と運営サイトの情報はこちらからご覧いただけます。
https://www.ebayinc.com/
【イーベイ・ジャパン株式会社】
本社所在地:東京都港区
事業内容:eBay Inc.の日本法人として、オンライン・マーケットプレイス「eBay」を通じた日本セラーの「越境EC」支援を行っています。 https://www.ebay.co.jp/
■本件に関する報道関係者のお問い合わせ■
eBay Japan Corporate Comms:吉田/逸見
TEL 03-6845-4027 /080-7026-6459 Email: takyoshida@ebay.com/ahemmi@ebay.com
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
越境ECを利用する海外のお客様1,345名に聞いた、越境ECの利用意向に関する意識調査
PR TIMES / 2025年1月6日 14時15分
-
今年の上半期インバウンドトレンドをおさらい!今年の観光・インバウンド動向がわかる!インバウンド情報まとめ「2024年上半期編」を訪日ラボが公開
PR TIMES / 2024年12月24日 14時15分
-
「インバウンド」客数・消費額とも過去最速・最高を記録も…今後の課題は?
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年12月24日 9時26分
-
【1/16開催:海外マーケティング担当者向けウェビナー】3社共催:インバウンド消費から旅アトでの継続的な売上創出への転換 ~ 台湾向け越境EC支援施策 ~
PR TIMES / 2024年12月23日 12時15分
-
国内・インバウンドで注目の2024年アクティビティランキング&体験動向を発表!
PR TIMES / 2024年12月18日 13時45分
ランキング
-
11時間半の山越えバスが“タダ”!? 岐阜山間部の2大都市を結ぶ無料シャトルバス運行
乗りものニュース / 2025年1月15日 14時12分
-
2裏切られた気持ちでいっぱいです…月収25万円・65歳サラリーマン、毎年「ねんきん定期便」を必ずチェック、年金月19万円のはずが「初めての年金振込日」に知った衝撃事実に撃沈
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2025年1月15日 8時15分
-
3「来週会合で利上げ判断」=米新政権政策、賃上げ注視―植田日銀総裁
時事通信 / 2025年1月15日 16時8分
-
4悪質なデータ復旧事業者「レスキュー商法」の手口 多発する「納得できない作業結果と費用請求」
東洋経済オンライン / 2025年1月15日 8時0分
-
5松屋が「本気のガチ中華」で投入した商品の"正体" 「中華一番」の作者も唸る「水煮牛肉」の実力
東洋経済オンライン / 2025年1月15日 8時40分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください